ヤクルトの賞味期限切れはいつまで飲める？1週間後はNG？保存で日持ちさせるコツも紹介！

毎日の習慣としてヤクルトを飲む人はまとめ買いをすることも多いようですが、賞味期限はどのくらいなのでしょうか。ヤクルトの種類別の賞味期限を比較していきます。

ヤクルトは種類によって賞味期限に多少の差がありますが、全て未開封で冷蔵庫内の10℃以下で保存されていた場合の賞味期限です。最も期限が短いものと長いものの差は5日ほどあるので、消費がゆっくりな人はなるべく賞味期限が長い種類を選ぶ方が良いかもしれません。

種類によって賞味期限の違うヤクルトですが、賞味期限切れの後はいつまで飲めるのでしょうか。賞味期限の定義と併せながら解説していきます。

賞味期限は、食品製造メーカーが「商品を美味しく食べられる期限」として商品に表示したものです。日本では本来の賞味期限に0.8以上1未満の安全係数をかけることを消費者庁が推奨していて、食品製造メーカーが本来示したものよりもほとんど短くなります。そのため多少賞味期限が過ぎても多くの商品は美味しく食べられます。

また、消費期限は、食品製造メーカーが「未開封で保存した状態で安全に食べられる期限」として商品に表示したものです。賞味期限とは異なり、消費期限は期限を超えると商品の品質に変化が起こったり、味や風味が落ちる可能性があります。食品製造メーカーは、期限を超えた商品を食べた場合の安全性を保証できないので、期限切れの商品は食べない方が無難です。（※1）

ヤクルトは賞味期限が過ぎても腐っていなければ飲めます。しかし、賞味期限が切れてから日を追うごとに、乳酸菌が酸性の物質の乳酸を作り出し、その酸が原因で乳酸菌が死滅させます。また、酸っぱい匂いがしたり、味に変化があるなど品質に変化が起こり、沈殿物も現れることによって美味しく飲めないためおすすめはしません。（※2、3）

ただし、ヤクルトの乳酸菌に含まれるシロタ株は賞味期限が切れても死滅しないので、生きたまま腸に届く乳酸菌の効果は期待しても良いようです。

腐っていなけば賞味期限切れ後も飲めるヤクルトですが、賞味期限が切れるとどのような変化があるのでしょうか。実際に賞味期限切れのヤクルトを飲んだ人の体験談やヤクルトの様子を併せて紹介していきます。