シャンパンの賞味期限はどのくらい?期限切れでも飲める?正しい保存法も紹介!

シャンパンの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、シャンパンの賞味期限を〈未開封・開封後〉別に比較して、期限切れでもいつまで飲めるのかなど紹介します。シャンパンの日持ちする保存方法や、品質を保つためのポイントも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

・【お酒、飲酒は20 歳を過ぎてから】
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目次

  1. シャンパンとは?
  2. シャンパンの賞味期限はどのくらい?記載は?
  3. シャンパンは腐りにくいため賞味期限の記載はない
  4. シャンパン(未開封)の賞味期限とグレードの関係
  5. 開封後の賞味期限は2〜3日が限度
  6. シャンパンはいつまで飲めるの?
  7. 賞味期限が過ぎても劣化するだけで飲めないことはない
  8. シャンパンの品質を保つポイントや劣化する条件は?
  9. シャンパンの品質を保つポイント
  10. シャンパンが劣化してしまう条件
  11. シャンパンの正しい保存方法
  12. ①未開封の場合
  13. ②開封後の場合
  14. シャンパンを常温保存で保存は可能
  15. シャンパンの賞味期限に注意しよう

シャンパンとは?

シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方のぶどうのみを使用して作られたスパークリングワインで、シャンパンにしかない味わいを楽しむことができます。慶事に用いられることが多いお酒で、モエ・エ・シャンドンやヴーヴクリコなどは日本でも有名です。熟成期間は長い方が望ましいとされて3年以上熟成されたものはヴィンテージシャンパンとして楽しまれます。

シャンパンの賞味期限はどのくらい?記載は?

ワインよりもデリケートで保管方法に注意が必要なシャンパンですが、賞味期限はどのくらいなのでしょうか。未開封シャンパンの賞味期限やグレードとの関係、開封後の賞味期限をそれぞれ解説していきます。

シャンパンは腐りにくいため賞味期限の記載はない

シャンパンはアルコール量が一定以上入っているため、腐りにくく一般的には賞味期限の記載はありません。ただし、アルコールの量が多く腐りにくいというのは、未開封のものを適切な保存条件で保存した場合に限るので注意が必要です。また、開封後は日持ちしないので、賞味期限内でもできるだけ早めに飲みきるようにしましょう。(※1)

繊細なシャンパンは自宅での長期保存にあまり適しておらず、シャンパンの最も美味しい飲み頃は購入してすぐとも言われています。自宅で適切に保管をすれば賞味期限内なら美味しく飲むことはできますが、難しそうな場合は長期保存をせずになるべく早く飲み切ってしまった方が良いでしょう。

シャンパン(未開封)の賞味期限とグレードの関係

グレード 熟成期間
ノンヴィンテージ(スタンダード) 1~2年
ヴィンテージ(高級) 3~5年
プレステージ(最高級) 7~10年

未開封のシャンパンの賞味期限は、地下貯蔵庫での熟成期間と同じと言われており、一般的には熟成期間が長いほど賞味期限も長くなります。最も短いノンヴィンテージとプレステージの差は6~8年ほどあり、価格も大きく変わります。

モエ・エ・シャンドンやヴーヴクリコのブランドの中でもグレードによって賞味期限に差があるので、購入前にグレードを確認するようにしましょう。ただ、この期間はあくまでも目安であり、保存状態で味わいや風味は大きく変わるので注意が必要です。

開封後の賞味期限は2〜3日が限度

未開封のシャンパンの賞味期限は、グレードによって幅がありますが1~10年と長めなのに対して、開封後は2~3日ほどと大幅に賞味期限が短くなります。基本的にシャンパンは開封後は日持ちがしないので、できるだけその日のうちに飲みきるようにしましょう。

シャンパンストッパーなどを使用して酸化を防いでも風味を保つには2~3日が限界のようで、シャンパンの味わいも酸化が進むことで酸っぱく変化していきます。

シャンパンはいつまで飲めるの?

開栓後は長くても2~3日しか日持ちしないシャンパンですが、未開封の場合は賞味期限が過ぎてもいつまで飲めるのでしょうか。シャンパンの賞味期限切れ後の様子を見ていきます。

賞味期限が過ぎても劣化するだけで飲めないことはない

シャンパンの賞味期限は飲み頃を意味しているので、期限が過ぎても飲めないことはありません。また、未開封で正しい保存状態にあったものであれば、古くても腐ることはなく飲めるようです。グレードの高いものは適切な保存がされて熟成されていれば賞味期限が切れた後も古酒として、高値で取引がされることもあります。(※2、3)

しかし、シャンパンはとても劣化しやすいお酒で、保存状態が少しでも悪いと1年も持たずに味が落ちてしまうことがあります。適切な保存をしていないと、コルクの腐敗や液漏れ、変色、ガス抜けなどの劣化が進んでしまうので、長期間の保存は細心の注意が必要です。

シャンパンの品質を保つポイントや劣化する条件は?

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