パン粉がない時の代用品は？揚げ物の衣・ハンバーグのつなぎなど場合別に紹介！

麩は小麦のグルテンを固めた食材で、パン粉の代わりにハンバーグのつなぎになります。水分をよく吸うので、肉の旨味をしっかり閉じ込めることができ、仕上がりもふっくらして柔らかくなります。生麩や手毬麩ではなく、焼き麩を使い、混ぜるまでに細かく砕いておくと混ざりやすいです。

オートミールもパン粉の代用品として、ハンバーグのつなぎに使えます。オートミールは細かく砕いたものを使う方法と、水で柔らかくしたものを使う方法があります。水で戻す方がよりふっくらと柔らかい仕上がりになり、腹持ちが良いのでダイエットにもおすすめです。

パン粉は食パンを細かく砕いた食材なので、食パンを代用品に使うのもおすすめです。食パンを細かくちぎって、牛乳などに浸して柔らかくしてから肉種に混ぜると、なじみやすいです。食パン特有の柔らかい食感が出て、弾力も出せます。冷凍の食パンをすりおろすか、フードプロセッサーなどで細かくして混ぜる方法もあります。

米粉は米を粉にしたもので、ハンバーグのつなぎの代用品に使えます。小麦アレルギーの人でも安心して食べられる代用品で、肉同士がしっかり固まるのでふっくらした食感よりは硬めのハンバーグが好きな人におすすめです。つくね風のハンバーグを作りたい時におすすめで、豆腐ハンバーグなど水気が多いハンバーグのつなぎにも利用できます。

スープにとろみをつける時によく使われる片栗粉も、ハンバーグのつなぎに使えるおすすめの代用品です。小麦アレルギーの人でも使える代用品で、米粉とよく似ていてふっくらした食感よりもしっかりまとまったハンバーグを作りたい時におすすめです。水をつなぎとめる力が強く、レンジで作る蒸しハンバーグなどの料理にも向いています。