鯖・塩鯖の焼き方はグリルだと？塩焼き方法は？時間やコツ・冷凍鯖の焼き方も！

鯖や塩鯖は通年安価なことから人気が高く、旬の秋から冬には脂の乗ったものが多く出回ります。以下では老若男女問わず人気の鯖や塩鯖の美味しいグリルでの焼き方を紹介するので、鯖や塩鯖を購入して塩焼きにする際に参考にしてください。

鯖の塩焼きの下ごしらえのために特別なものは必要なく、自宅にあるもので簡単にできます。購入してすぐの鯖は表面に水気があるので、キッチンペーパーで拭き取ります。水気を拭き取った後は鯖に酒を大さじ2かけて、5分ほど放置した後流水で酒を洗い流します。表面の酒を流し終えたら、キッチンペーパーで拭き取って下ごしらえは完了です。

鯖や塩鯖は家庭用のグリルで美味しくジューシーに焼けますが、美味しい焼き方のコツを掴めばさらに美味しい鯖を味わえます。以下では、鯖をさらに美味しく焼き上げるためのコツや焼き方を紹介するので、参考にしていつもとひと味違う鯖を味わってください。

鯖や塩鯖は身が柔らかく崩れやすい魚で、グリルでそのまま焼くと身が崩れて網から落下することがあります。また、鯖の脂が網の下に落ちることで、臭いの原因にもなります。鯖をグリルで焼くときは網の上にアルミホイルを引くと、網の下への身や脂の落下を防げるので試してみましょう。

塩には鯖の青臭さを取ってくれる効果があるので、焼く30分前ぐらいにまんべんなく鯖に振りかけましょう。塩を振りかけて30分後には鯖から水気が出るので、キッチンペーパーで丁寧に拭き取ってください。塩には鯖の臭み取りだけでなく、旨味を引き出す効果もあるので美味しく鯖を食べたい人は試してみてください。

鯖や塩鯖をグリルで焼くとき皮目の食感を良くしたい人は、強火で5分程度空焼きして予熱しておきましょう。ただ、予熱した高温のグリルでそのまま鯖を焼くと、皮が網に引っ付いて身がボロボロになる場合があります。鯖の皮が網から剝がれやすくするには、網に酢を塗るのがおすすめです。酢は火を通すと臭いが消えるので、鯖の味を邪魔することなく調理できます。

鯖や塩鯖は皮目を素早く焼いて旨みを閉じ込める必要があるので、グリルの温度は中～強火を保つのが理想です。中～強火で鯖を焼くと長くても10分程度で焼き上がるので、6分経過から様子を見ながら焼きましょう。10分程度の焼き時間がかかるのは片面焼きのグリルの場合で、両面焼きの場合はどっちからの面でも均等に火が通るので時短になります。

鯖や塩鯖は何度も裏返すと身が崩れる原因にもなり、身が崩れたところから旨みを含んだ脂が落ちる可能性があります。また、鯖や塩鯖は身が崩れることで表面積が大きくなり、水分が抜けてパサパサなるので注意が必要です。

冷凍鯖はお弁当にも便利で業務スーパーなどで人気の高い商品ですが、鯖や塩鯖と同様にグリルで焼きたい人も多いでしょう。以下では、冷凍鯖の解凍方法やグリルでの美味しい焼き方を紹介するので、お弁当に冷凍鯖を入れるときに参考にしてください。

鯖は傷みやすい魚なので常温で解凍するよりも、冷蔵庫に入れて自然解凍するのがおすすめです。冷凍鯖を冷蔵庫で解凍する場合、季節にもよりますが冬場は6時間以上かかるので調理前に時間を計算して解凍しましょう。冷凍庫から出し忘れたときは電子レンジや氷水での解凍もできますが、鯖の旨味を損なうので注意が必要です。

IHコンロや安価なガスコンロには、魚焼きグリルが付いていない場合があります。鯖や塩鯖は魚焼きグリルがない場合でもフライパンを使えば簡単に焼けるので、以下で紹介する焼き方を参考にしてみましょう。

鯖や塩鯖をフライパンで焼く場合、グリルと違って余分な脂が下に落ちずに鯖の香ばしさが損なわれます。フライパンを使ってグリルで焼いたときに近い香ばしさを再現するには、鯖や塩鯖の皮目に切れ込みを入れることが重要です。切れ込みを入れた後は水分を極力出すために塩を振り、30分程度置いた後にキッチンペーパーで拭き取りましょう。

鯖や塩鯖はそのままグリルで焼いて食べるのもおすすめですが、少し手を加えることでいつもと違った料理になります。以下で紹介するレシピは、レシピサイトの中でも手軽にできて人気の高いものなので、気になる人はぜひ一度作ってみてください。

さっぱりとしたレモンとハーブの香りが脂の乗った鯖と相性抜群で、手軽にできるのにおしゃれな料理です。こちらのレシピは作り方を覚えてしまえば、ランチやディナーの幅が広がるのでおすすめです。

脂の乗った鯖を香味ソースでさっぱりと食べられる上に、香味野菜が鯖の臭み消しにもなるのでおすすめの作り方です。鯖はグリルを使って今回紹介した方法で焼くだけで、こちらのレシピから香味ソースの作り方を参考にすれば簡単にできます。

こちらのレシピは塩鯖とカレー粉を用意するだけで簡単にできる料理なので、料理初心者にも真似しやすいでしょう。クミンやパセリを一緒にすり込めば、さらに本格的になるので作り方次第でさらに美味しく食べられます。

鯖や塩鯖はグリルを使えば手軽に美味しく調理することが可能で、コツを掴めば好みの焼き加減に調節することが可能です。さらに、グリルならシンプルな焼き鯖だけでなく、数多くのアレンジも可能なので、今回紹介した作り方を参考に好みのレシピを見つけてみてください。