車海老の刺身の下処理・捌き方や剥き方は?盛り付けなどの作り方や食べ方は?
車海老の刺身の下処理方法を知っていますか?捌き方が簡単だったら嬉しいですよね。今回は、車海老の刺身の<下処理・捌き方・剥き方・盛り付け方>など作り方や食べ方と一緒に紹介します。車海老の刺身以外のおすすめレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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車海老の刺身の下処理方法は?
車海老は甘味や旨味が濃厚な大ぶりの海老で、子供から大人まで人気があります。では、車海老を刺身で食べる時はどんな下処理をすればよいのでしょうか。ここからは、車海老の刺身の下処理について、詳しく紹介します。
車海老は下処理として氷水につけよう
車海老の基本的な下処理方法は、氷水につけることです。販売されている車海老の多くは、おかくずに入っているので、まずはおかくずを良く洗い流します。その後、氷水につけると車海老が大人しくなって捌きやすくなります。
車海老の湯引きのやり方
車海老を刺身で食べる時は、基本の下処理だけでも問題ありませんが、以下の方法で湯引きをすることで彩りが良くなります。
1.沸騰したお湯に車海老を落とす
2.すぐに引き上げて氷水につける
3.水気をふき取って捌く
車海老には、熱を加えると赤くなるアスタキサンチンという物質が含まれています。そのため、湯引きすることで表面が海老らしい赤色に染まり、見た良くすることが可能です。
車海老を湯引きする際は、沸騰したお湯に車海老を落としますが、この時熱を加えすぎると、中まで火が通ってしまうので注意してください。表面だけ熱を加えて色を変えると、中は刺身の状態で食べられます。
車海老(冷凍)の下処理方法
車海老は冷凍食品で販売しているものもあります。冷凍の場合は以下の手順で下処理しましょう。
1.冷凍の車海老を冷たい水にあてて流水解凍する
2.車海老が丸まってきたら解凍ができているので、冷たい塩水に浸ける
3.水気をよくふき取って、刺身にする
冷凍の車海老は、流水解凍をすることで旨味を逃さずに美味しく解凍できます。できるだけ冷たい水で流水解凍することがポイントで、水の温度が高い場合は旨味と一緒にドリップが流れてしまうので注意してください。解凍できた車海老はそのまま捌いて刺身にしますが、冷たい塩水で身を締めてから捌くと美味しいです。
殻が剥いてある冷凍車海老の場合は、流水解凍の後、軽く塩もみをします。その後、塩を洗い流して水気をふき取ると身が引き締まって美味しく仕上がります。
車海老の刺身の捌き方は?
下処理をした車海老は、刺身用に捌いて盛り付けますが、どのように捌けばよかわからないという人も多いです。ここでは、車海老を刺身用に捌く簡単な方法を紹介するので参考にしてください。
車海老の捌き方
車海老を刺身にする時の、基本的な捌き方は以下の通りです。
1.氷水につけておいた車海老を裏返しに持ち、背わたごと頭を引き抜く
2.尾と一節分の殻を残して、殻を剝く
3.頭の部分の殻を剥く
4.尾の端を切り落とし、きれいに整える
5.身の腹の部分を上にして、節に対して斜めに切り込みを入れる
6.海老をまな板に押し付けて節を伸ばす
車海老を刺身にする時は、節を柔らかくして食べやすい食感に整えることが大切です。食べやすいように殻を取り、腹の部分に切り込みを入れて節を切ります。また、まな板に押し付けるようにして節を伸ばせば、固さがほぐれ、柔らかくプリプリした食感が楽しめます。また、頭を取る時に背わたを引き抜いて下処理をしておけば、背わたの雑味も残りません。
捌いた後は、しっかりと水気をふき取り盛り付けます。また、尾の部分だけ湯を通して赤く色づかせると見た目も良くなり高級感が出ます。
車海老の刺身の盛り付け方法は?
車海老の刺身は、どのように盛り付けるとよいのでしょうか。ここでは、車海老の刺身の盛り付け方を紹介します。盛り付け方次第で雰囲気も変わるので、参考にしてください。
車海老の盛り付け①そのまま
車海老の刺身はそのまま海老の姿を残して盛り付けても、豪華に仕上がります。ツマに尾を乗せるように高さを出して盛り付けたり、頭の部分を乗せて姿がわかるように盛り付けるたりすることもできます。
車海老の盛り付け②背中を切る
車海老の刺身は、背中を切って開き、盛り付ける方法もおすすめです。背中を切った車海老は、くるくると丸めてガラスの器などに盛り付けると涼しげな料理に仕上がります。彩りの良い野菜をあしらえば、華やかな盛り付けになるので試してみてください。
車海老の刺身のおすすめの食べ方は?頭はどうする?
車海老の刺身は、海老の旨味を丸ごと味わえる人気の料理ですが、どんな食べ方が合うのでしょうか。ここでは、車海老の刺身のおすすめの食べ方を紹介します。
車海老の刺身に合う調味料
車海老の刺身は、以下のような調味料で楽しむのがおすすめです。
・塩
・醤油
・ポン酢
・ナンプラー
・レモン汁
車海老の刺身は、定番の醤油のほか、塩をつけて食べても美味しいです。わさびとの相性も良く、甘味が引き立つおすすめの食べ方で、ポン酢やレモン汁をつけるとさっぱりします。オリーブオイルにつけてカルパッチョ風にしたり、ナンプラーでアジア風にしたりしても美味しいのでアレンジを楽しんでください。
車海老の頭は塩焼きなどにして食べよう
車海老の刺身を作ると、頭の部分が残ってしまいますが、塩焼きにすると残さず食べることができます。火が通りやすいように、足の部分と頭の部分に切り込みを入れ、日本酒と塩を少々振りかけてグリルで焼くだけです。程よい塩気が濃厚な海老の風味を引き立て、ご飯にもお酒にも合う一品に仕上がります。
車海老の刺身以外のおすすめレシピは?
車海老は刺身以外の料理でも美味しく食べることができるので、レシピを覚えておくと便利です。ここでは、車海老を使ったおすすめのレシピを3つ紹介します。
①車海老のにんにく蒸し
にんにくや生姜、ネギなどの香味野菜で作ったソースと豆腐、車海老を重ねて作る蒸し料理のレシピです。海老の旨味が染み込んだ豆腐が絶品で、香ばしいにんにくや生姜の香りが食欲をそそります。
②車海老の柚風味のうま煮
おせち料理にも活躍する車海老と柚子の皮のうま煮です。柚子の香りが上品で、車海老の旨味が引き立ちます。加熱しすぎると車海老が固くなり、だしも濁るので注意してください。
③車海老のスペイン風パスタ
車海老を茹で、トマトなどの野菜と一緒に合わせたソースで作るパスタ料理です。茹で汁で味付けすることで、濃厚な車海老の旨味がパスタに染み込みます。ミントの爽やかな香りがアクセントになりますが、苦手な場合は省いても問題ありません。
車海老の刺身を食べてみよう
車海老は甘みが強く、プリプリした食感も美味しいので刺身が人気です。新鮮な車海老が手に入った時は、紹介した下処理や捌き方を参考にして美味しい刺身に仕立ててみてください。