菊芋の味噌汁のレシピは?皮ごとNG?すりおろし・乾燥などアレンジも紹介!
菊芋の味噌汁を作ったことはありますか?菊芋は皮ごと食べても大丈夫なのでしょうか?アレンジレシピも気になりますね。今回は、菊芋の味噌汁のレシピや、皮ごと食べても大丈夫かを紹介します。芋の味噌汁を美味しく作るコツも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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菊芋の味噌汁のレシピ・作り方は?
菊芋は皮が非常に薄いことで知られており、調理する際には扱い方のコツを抑えておく必要があります。ここでは菊芋で味噌汁を作る人気1位のレシピや、より美味しく仕上げる作り方について紹介するので参考にしてください。
材料
・菊芋:約80g
・油あげ:1枚
・出汁:カップ2.5~3
・味噌:大さじ2~3
・小ねぎなどの青み野菜:適量
作り方・手順
人気1位の菊芋の味噌汁の作り方・手順は以下の通りです。
①菊芋をあらかじめアク抜きしておく
②菊芋と油あげを食べやすいサイズに切る
③切った菊芋と油あげを出汁で煮る
④火が通ったら味噌を溶き味を整える
⑤小ねぎなどの青み野菜を加えて出来上がり
菊芋は皮が薄いため、調理の際に皮を剥かなくても美味しく食べることができます。ただ、皮の部分には少々アクがあるため、気になる場合はあらかじめアク抜きをするのがおすすめです。また、どうしても皮を剥きたい場合は、表面を少し加熱してから指で優しく剥くようにしましょう。
菊芋を味噌汁に入れる時は皮ごとでもOK?
皮が薄く歯ごたえのある菊芋は、煮物の具材や味噌汁の材料として人気の食材です。菊芋を味噌汁に入れる際は、皮ごと使っても問題ないのでしょうか。ここでは、菊芋を味噌汁に入れる場合のコツや皮ごと使用するメリットについて紹介します。
菊芋は皮ごと味噌汁に入れてOK
菊芋を味噌汁に入れる際、皮ごと使用しても全く問題はありません。菊芋は生姜と同じように元々皮が非常に薄いため、皮を剥かなくても十分美味しく食べることができます。
ただ、皮を剥かずに使用すると食感が少々硬くなることがあるため、好みに合わないと感じる人もいます。その場合は、調理の際に皮を剥いても特に問題はありません。皮を剥くか皮ごと使うかは、好みによって決めるのがおすすめです。
菊芋を皮ごと味噌汁に入れても味に影響はない
菊芋を皮ごと味噌汁に入れても、味には特に影響はありません。ただ、菊芋の皮の部分にはアクがあるため、人によっては味噌汁の出汁が少し濁って感じられる場合があります。アクがどうしても気になる場合は、菊芋の皮を剥いて使用することをおすすめします。
菊芋を皮ごと味噌汁に入れるメリット
菊芋の皮には、下記のような栄養成分が豊富に含まれています。
・食物繊維
・ポリフェノール
菊芋の皮には、整腸作用のある食物繊維や高い抗酸化作用をもつポリフェノールが豊富に含まれています。菊芋の主成分の一つである水溶性食物繊維のイヌリンは、血糖値の上昇をゆるやかに抑える作用をもつため、天然のインスリン成分として有名です。
これらの栄養成分は同時に摂取することで相乗効果により効能が大きくなります。菊芋は皮ごと使用した方が栄養効果が高くなると言えるでしょう。
(*菊芋の効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください)
菊芋の味噌汁をより美味しくするコツは?
食物繊維やポリフェノールなどさまざまな栄養成分が含まれる菊芋は、味噌汁の材料として使うと美味しいと評判です。ここでは、菊芋の味噌汁をより美味しく仕上げるポイントやコツについて紹介します。
①味噌を入れてから沸騰させない
味噌汁は、沸騰する前の状態が一番香りが良く美味しいと言われています。しかし、味噌を溶いてから沸騰させてしまうと香りが飛んでしまい、味わいや風味が落ちてしまう恐れがあります。より美味しく仕上げるためには、味噌を入れる直前に火を止めておく方法がおすすめです。
②菊芋をアク抜きしておく
菊芋は皮を剥かずに食べられることで知られていますが、皮の部分にアクが溜まりやすいため、そのまま使用すると料理の味が濁ってしまう場合があります。そのため、菊芋を味噌汁に入れる際はあらかじめ菊芋のアク抜きを済ませておくのがおすすめです。
(*菊芋のアク抜きについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③火の通りにくい菊芋を先に入れる
菊芋は皮を剥かずにそのまま食べることが可能ですが、そのぶん内側まで火が通りにくいため、料理の際は注意する必要があります。菊芋を味噌汁に入れる場合は、他の具材よりも先に入れて少し長めに加熱しておくと、内側までやわらかくすることができるので試してみてください。
菊芋の味噌汁のアレンジレシピも紹介!
さまざまな栄養成分を豊富に含む菊芋は、味噌汁の材料や煮物の具材としてよく用いられます。ただ、菊芋は皮が薄いため、美味しく調理するには作り方のコツを押さえておく必要があります。ここでは、菊芋の味噌汁のアレンジレシピを紹介するので参考にしてください。
①乾燥菊芋の味噌汁
市販の乾燥菊芋と乾燥わかめを使用して作る味噌汁のアレンジレシピです。菊芋の食感や出汁が味噌の風味によく合います。ただ、乾燥菊芋からはアクが出やすく、煮すぎると味が濁ってしまう恐れがあるので注意してください。
②菊芋とすりおろし生姜の味噌汁
菊芋の味噌汁に隠し味としてすりおろし生姜を加えたアレンジレシピです。生姜のさっぱりした風味が菊芋の甘みや出汁の味わいをより一層引き立てます。生姜のほか、菊芋をすりおろして味噌汁に加えるのもおすすめで、とろみのある美味しい一杯に仕上がります。
③石狩風のほっこりポカポカ酒粕みそ汁
菊芋に加え鮭やきのこ類など豊富な具材を使用して作る、酒粕入りの味噌汁のアレンジレシピです。酒粕は溶けにくいため、必ず味噌とは別にして溶かすようにしましょう。他にも豆腐や長ねぎ、里芋など好みの具材を入れてアレンジしてみてください。
④なめこと菊芋の味噌汁
なめこと菊芋を使用して作る、風味豊かな味噌汁のレシピです。なめこ特有の風味が菊芋のほのかな甘みをより引き立てます。ただ、なめこと菊芋は煮ているうちにアクが出やすいので、アク抜きは忘れずに行うようにしてください。
⑤菊芋ドライチップスで簡単に作れる味噌汁
市販の菊芋ドライチップスを使用して作る味噌汁のレシピです。菊芋のアク抜きや皮の処理などの手間が一切かからないため、短時間で手軽に作ることができます。他にも玉ねぎや油揚げなど好みの具材を加えると、より美味しく仕上げることができるのでおすすめです。
菊芋の味噌汁を美味しく作ろう
食物繊維やポリフェノールなどあらゆる栄養成分を含む菊芋は、味噌汁や煮物の具材としてよく用いられます。菊芋は皮ごと調理することが可能ですが、アクが出やすいので注意が必要です。今回の記事を参考に、菊芋の味噌汁を美味しく作ってみてください。