ナスは種だらけでも食べられる?多い原因は?食べ方・レシピも紹介!

ナスを切ったら種だらけだったことはありませんか?食べられるのでしょうか?今回は、ナスが種だらけでも食べられるかを、多いのはなぜかや原因とともに紹介します。種だらけのナスの美味しい〈食べ方・レシピ〉や、正しい保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ナスが種だらけだった...食べられる?
  2. ナスは種だらけでも腐敗してなければ食べられる
  3. 食感が気になる場合は種を取り除く
  4. ナスが種だらけでも食べられない・腐ってる時の特徴は?
  5. ①見た目
  6. ②中身
  7. ③臭い
  8. ナスが種だらけの原因は?多いのはなぜ?
  9. ①ナスはもともと種が多い野菜のため
  10. ②鮮度が落ちて種の色が目立つようになったため
  11. ③低温障害を引き起こしたため
  12. 種だらけのナスの美味しい食べ方・レシピ5選を紹介!
  13. ①ナスのチーズ焼き
  14. ②ナスのキーマカレー
  15. ③鶏むね肉のステーキ夏野菜ソース
  16. ④ナスと豚ひき肉の甘味噌丼
  17. ⑤ラタトゥイユ
  18. ナスが種だらけにならない保存方法は?
  19. ①常温保存
  20. ②冷蔵保存
  21. ③冷凍保存
  22. 新鮮なナスの選び方も知っておこう
  23. ナスは種だらけでも食べられる

ナスが種だらけだった...食べられる?

料理にナスを使用する際、切ってみたら中身が種だらけだったという経験をした人もいるでしょう。ナスは種だらけでも、鮮度を保って美味しく食べられるのでしょうか。ここでは、ナスが種だらけでも食べられるのかや、種だらけになる原因などを説明します。

ナスは種だらけでも腐敗してなければ食べられる

まずナスは種だらけでも、カビや異臭など腐敗していなければ通常通り食べられる野菜です。しかし、種だらけのナスは鮮度が落ちている場合があるので、早めに食べ切るようにしましょう。また中身が種だらけでも、腐敗している場合は食中毒などの原因になるので、食べるのを避けてください。

食感が気になる場合は種を取り除く

ナスの種の食感が気になる人は、種を取り除いて料理に使用しましょう。種だらけのナスは食べられますが、種の食感や見た目が気持ち悪いと感じる人もいるようです。種はナスを半分に切ってスプーンなどで取り除けますが、ナスの食べられる部分も一緒に削れてしまうことがあります。種を取り除かずに、食感や見た目が気にならない調理をすることもおすすめです。

ナスが種だらけでも食べられない・腐ってる時の特徴は?

ナスは基本的に、中身が種だらけでも食べることが可能です。しかし、場合によっては種だらけでも食べられないナスがあります。ここでは、食べられないナスの特徴や、腐敗しているときのサインを説明します。

①見た目

ナスが以下のような見た目のときは腐敗している可能性があるので、食べるのを避けましょう。

・カビが生えている
・ナスの表面が全体的にしなびている
・ナスの表面が溶けている
・変色している

ナスは腐敗すると、白カビや黒カビが発生します。また、全体的にしなびていたり溶けていたりするナスは、水分が抜けて乾燥しており腐敗している状態です。カビなどで腐敗したナスを食べると、下痢や嘔吐などの症状を引き起こす原因になるので注意しましょう。

②中身

ナスの中身が以下のような状態に変化しているときは、鮮度の低下や腐敗を疑うようにしましょう。

・ナスの種が黒くなっている
・ナスの実が変色している
・実にハリがなくぶよぶよしている

ナスの種や実は、時間が経過して鮮度の低下が進むと変色するのが特徴です。新鮮で鮮度の良いナスは、実が白くてハリがあり、種の色が目立ちません。腐敗していない場合でも、種や実が茶色や黒に変色している場合は鮮度が落ちているので、早めに食べ切るようにしましょう。

③臭い

ナスから以下のような臭いがするときは、腐敗しているサインなので注意しましょう。

・カビの臭いがする
・酸っぱい臭いがする
・生ゴミのような臭いがする

ナスからカビなどの異臭を感じたときは、腐敗している状態なので食べないようにしましょう。ナスだけでなく、食材は腐敗すると酸っぱい臭いや味に変化します。ナスから酸っぱい臭いや生ゴミのような臭いを感じたときは、食べることはせずに捨てるようにしてください。

(*ナスが腐るとどうなるかを詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。)

ナスが腐るとどうなる?ぶよぶよに?鮮度の見分け方や日持ちする保存方法を紹介!

ナスが種だらけの原因は?多いのはなぜ?

ナスが種だらけになるのは、どういった原因があるのでしょうか。また、ナスに含まれる種の量も気になるところです。ここでは、ナスが種だらけになる原因を3つ紹介します。

①ナスはもともと種が多い野菜のため

まず、ナスはもともと種が多い野菜の一つです。ナスの種は白いので、鮮度の良いナスの白い実に混ざるとほとんど見えません。そのため種が少ない野菜と思われがちですが、実際はナス1個に多く含まれています。ナスを切って種がないように見えても、実には多くの種があると理解しておくのが良いでしょう。

②鮮度が落ちて種の色が目立つようになったため

ナスの白い種は、鮮度が落ちると茶色や黒い色に変色します。変色した種が白い実に混ざると目立つため、種だらけと感じる人が多いです。購入して時間がたってしまったり、正しく保存出来ていなかったりすると、鮮度が落ちて種の変色が進みます。

(*ナスの種が変色する原因を詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。)

ナスの種が黒い・茶色でも食べられる?変色する理由は?日持ちする保存方法も紹介!

③低温障害を引き起こしたため

種だらけのナスは、低温障害を引き起こしている場合もあります。ナスは水分を多く含み、寒さに弱い野菜です。ナスを低い温度で栽培したり保存したりすると、葉の育成が抑制されたり水分が抜けて実が縮んだりします。低温障害により種の色が変色することもあるので、種だらけになる原因の一つと言われています。

種だらけのナスの美味しい食べ方・レシピ5選を紹介!

ナスは種だらけでも、料理に使用して食べられる野菜です。ここでは、種だらけのナスを使った美味しい食べ方・レシピを5つ紹介するので、実際に作ってみてください。

①ナスのチーズ焼き

出典:https://ameblo.jp/mai0411sakura/entry-12615887416.html

ナスの旨味が溶け込んだソースと、香ばしく焼いたチーズが相性抜群の一品です。こちらのレシピではナスと豚肉を炒めてからナスの皮に詰めて焼くので、食べ応えがあり、かつ種を気にせず食べられます。見た目も綺麗で、おもてなしの料理としてもおすすめです。

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②ナスのキーマカレー

出典:https://ameblo.jp/himahiyo-ch/entry-12818387378.html

ナス・玉ねぎなどの野菜を使用したキーマカレーのレシピです。ナスを小さく切ることで、種だらけの中身も目立たなくなります。また、このレシピはトマト缶を使っているため、アミノ酸が豊富でうまみを強く感じます。隠し味の中濃ソースや醤油が、奥行きある味わいを演出します。

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③鶏むね肉のステーキ夏野菜ソース

出典: https://cookpad.com/recipe/7222387

種だらけのナスはメインとしてではなく、ソースなどにアレンジするレシピもおすすめです。コクのある夏野菜ソースは電子レンジで簡単に作れて、ナスは細かく切ることで種が気になりません。ソースをかける鶏むね肉のステーキは、にんにくの香りで食欲のそそる一品です。

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④ナスと豚ひき肉の甘味噌丼

出典: https://cookpad.com/recipe/1203423

ナスと豚ひき肉を、味噌・醤油・豆板醤などでご飯が進む濃い味付けに仕上げます。味噌や醤油で味付けをすると料理自体が茶色くなるので、ナスが種だらけでも目立たないでしょう。ピーマンやきのこ類を加えて旨味を足すのもおすすめです。

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⑤ラタトゥイユ

出典: https://cookpad.com/recipe/3003278

このラタトゥイユのレシピは、野菜を小さく切って煮込むので、ナスが種だらけでも気になることはないでしょう。ナスなどの野菜をトマト缶と一緒に弱火でじっくりと煮込むことで、野菜の旨味が濃厚になります。煮込むときは焦げないように、時々全体を混ぜてください。

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ナスが種だらけにならない保存方法は?

ナスにはもともと多くの白い種が含まれています。ナスの種が変色して種だらけと感じないために、正しい保存方法を心掛けましょう。ここでは、ナスが種だらけにならない保存方法を3つ紹介するので、参考にしてください。

①常温保存

ナスを常温保存する際は、以下のポイントを心掛けましょう。

・1つずつラップで包む
・常温保存出来るのは室温が15℃以下の場合のみ


ナスは、室温が15℃以下であれば常温で保存できます。15℃を超える場合は、野菜室で冷蔵保存するか冷凍保存するようにしましょう。ナスに含まれる水分は、蒸発したり風に当たったりするとしなびてしまいます。常温保存する際は、必ず1つずつラップに包んでください。常温保存したナスは、約3~4日保存可能です。

②冷蔵保存

ナスを冷蔵保存する際は、以下のポイントを心掛けましょう。

・ナスの表面の水気をなくす
・1つずつラップで包む
・保存袋に入れる
・野菜室で保存する


ナスを冷蔵保存する場合は、水気を拭き取ったナスを1つずつラップに包んで、密閉できる保存袋に入れましょう。ナスは5℃以下で冷蔵保存すると低温障害を起こす可能性があるので、必ず野菜室で保存してください。冷蔵保存した場合は、約10日程保存できます。

③冷凍保存

ナスを冷凍保存する場合は、以下のポイントを心掛けましょう。

・ナスを使いやすい大きさに切っておく
・切ったナスをそのまま保存袋に入れる


ナスを冷凍保存する場合は、生のまま冷凍庫へ入れます。その際、乱切りや輪切りなど、調理しやすい大きさに切ってから冷凍保存しましょう。ラップなどには包まず、切ったナスはそのまま密閉できる保存袋に入れてください。冷凍保存した場合、約1か月保存できます。

(*ナスの保存方法や期間について詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。)

ナスの保存方法・期間とは?冷凍や常温で美味しく長持ちさせるコツを紹介!

新鮮なナスの選び方も知っておこう

ナスは以下のようなポイントをおさえて、新鮮で鮮度の良いものを選びましょう。

・表面にハリとツヤがある
・濃い黒紫色をしている
・重さがあるもの
・ガクの下が白くなっているもの

ナスは水分が多く、鮮度が落ちると表面にシワが出来ます。そのため、表面にハリとツヤがあって色が濃いものを選びましょう。また、ガクの下の白い部分は、ナスが新たに成長したものです。成長してガクの下が白くなっているナスを選ぶのもおすすめです。

ナスは種だらけでも食べられる

ナスは、中身が種だらけでも食べられる野菜です。しかし、カビや異臭などナスが腐敗している場合は、種だらけでも食べることは出来ません。種の見た目や食感が気になる人は、今回紹介したレシピを参考に、種だらけでも美味しく食べられる料理を作ってみましょう。

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