お弁当のご飯は前日詰めて大丈夫?弁当に前日のご飯使うのは?いつ炊くべきかも紹介!

お弁当のご飯は前日に詰めても大丈夫なのでしょうか?前日の夜炊いたご飯を翌日詰めるのは大丈夫でしょうか?今回は、お弁当のご飯を前日に詰めたり、前日のご飯をお弁当に詰めるのは大丈夫かを、安全性・コツとともに紹介します。前日のご飯をお弁当に詰める時の〈冷蔵庫・タイマー〉を使った方法や、いつ炊くべきかも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 前日のご飯をお弁当に詰めるのは大丈夫?
  2. お弁当のご飯を前日に詰めても大丈夫?
  3. お弁当を冷蔵・冷凍保存する場合はご飯を前日に詰めても基本的に大丈夫
  4. ただしご飯に冷凍庫の匂いがつく・水分が飛んで固くなる可能性があるのでやめておくのが無難
  5. お弁当のご飯を前日に詰める時のコツ・注意点は?
  6. ①ご飯は柔らかめに炊く
  7. ②菌が繁殖しやすい食材は避ける
  8. ③ご飯を詰めすぎないようにする
  9. ④ご飯を冷ましてから蓋をする
  10. ⑤お弁当のご飯を当日に加熱する
  11. 前日の夜炊いたご飯をお弁当に詰めても大丈夫?
  12. ご飯を冷蔵・冷凍保存していた場合は再加熱すればお弁当に詰めて大丈夫
  13. コツ①再加熱する際は少量の水を振りかける
  14. コツ②夜炊いたご飯はすぐに冷凍保存しておく
  15. コツ③ご飯に味付けをしてパサパサ感をごまかす
  16. お弁当のご飯はいつ炊くべき?タイマー炊きはしても大丈夫?
  17. お弁当のご飯は朝炊くのが理想
  18. 夏場はタイマー炊きをするとご飯が腐る可能性があるので注意
  19. お弁当のご飯は前日に詰めて良いか知っておこう

前日のご飯をお弁当に詰めるのは大丈夫?

お弁当を作るときに、朝からご飯を炊くのが面倒と思う人も多いです。お弁当に前日のご飯を詰めるのは大丈夫なのでしょうか。冷やご飯をそのまま詰めても良いのかや、翌日温めなおした方が良いのかなど、前日のご飯をお弁当に詰めることについて紹介します。お弁当作りで、ご飯を炊くのが負担になっている人は、参考にしてください。

お弁当のご飯を前日に詰めても大丈夫?

お弁当を作る人の多くは、当日の朝にご飯やおかずを詰めています。しかし、前日にご飯を詰めても大丈夫であれば、翌日朝のお弁当作りの手間も省けます。ここでは、お弁当のご飯を前日に詰めても大丈夫なのかを紹介するので、参考にしてください。

お弁当を冷蔵・冷凍保存する場合はご飯を前日に詰めても基本的に大丈夫

お弁当のご飯は冷蔵保存や冷凍保存を利用すれば、前日に詰めても基本的には大丈夫です。常温では夜の間にご飯が傷む可能性があり、食中毒の危険性も高くなります。冷蔵や冷凍により低温管理することで、ご飯の腐敗リスクを抑えることができ、翌日のお弁当であれば問題なく食べられます。

ただしご飯に冷凍庫の匂いがつく・水分が飛んで固くなる可能性があるのでやめておくのが無難

お弁当のご飯を前日に詰めても基本的に問題はありませんが、冷蔵庫の匂いがついたりパサパサしたりする可能性が高いです。特にご飯を冷凍すると、冷凍庫独特の匂いが移って、お弁当を食べる時に美味しくありません。前日にご飯を詰めると一晩の間に水分が飛んでパサつき固くなるため、やめておくのが無難でしょう。

お弁当のご飯を前日に詰める時のコツ・注意点は?

お弁当のご飯は基本的に前日に詰めても大丈夫ですが、コツや注意点があります。

・ご飯を柔らかく炊く
・菌が繁殖しやすい食材を使わない
・ご飯を詰め込み過ぎない
・ご飯をしっかり冷ます
・ご飯は当日加熱する


ここでは、お弁当のご飯を前日に詰める時のコツについて詳しく紹介します。コツを踏まえればより美味しいお弁当に仕上がるでしょう。

①ご飯は柔らかめに炊く

お弁当のご飯を前日に詰める場合、一晩の間にご飯から水分が飛んでパサつきやすいので、最初から柔らかめに炊くのがおすすめです。保存している間に水分が飛ぶことを踏まえて、炊きあがりを柔らかくしておくと、お弁当を食べる時にちょうど良い固さになります。

②菌が繁殖しやすい食材は避ける

お弁当に前日からご飯を詰めておくと、当日詰める場合よりも菌が繁殖しやすくなるので、以下のような食材を避ける方が無難です。

・生野菜
・加熱していないハムなどの肉加工食品
・半熟卵
・豆腐


基本的に、加熱していない食材は菌が繁殖しやすくなります。お弁当は常温で持ち運びすることが多いので腐敗しやすい生野菜や果物、加熱せずに詰めるハムなどの加工食品は不向きです。ちくわなども、お弁当に詰める前に加熱して菌が繁殖しにくい状態にするのがおすすめです。

また、ゆでたまごはしっかり中まで加熱したものがおすすめで、半熟卵は向いていません。ほかにも、豆腐など水気が多い食材も、常温で保存すると菌が繁殖しやすくなるので、注意してください。

③ご飯を詰めすぎないようにする

お弁当のご飯を前日に詰める場合は、詰め込み過ぎないように注意してください。ご飯を詰め込み過ぎると冷めにくく、水分も多くなるので菌が繁殖しやすいです。また、ご飯を詰め込んでいると、常温まで冷めた時に米粒がより固くなり、美味しくありません。

④ご飯を冷ましてから蓋をする

お弁当のご飯を前日に詰める時は、しっかり常温まで冷ましてから蓋をすることが大切です。ご飯が温かいまま蓋をしてしまうと、温度差で水蒸気が発生し、水気が出て腐りやすくなります。ご飯の熱で、一緒に詰めたおかずも傷みやすくなるので気を付けてください。

⑤お弁当のご飯を当日に加熱する

前日に炊いたご飯をお弁当に使うときは、冷蔵保存や冷凍保存が便利ですが、温めなおすタイミングは当日の朝にします。一度解凍して加熱しなおしたご飯は、温度変化が激しく傷みやすいので、お弁当を食べる当日の朝に火を通すようにしてください。

前日の夜炊いたご飯をお弁当に詰めても大丈夫?

お弁当のご飯を前日に詰めても、問題ありませんが、前日の夜に炊いたご飯を使うのは問題あるのでしょうか。ここでは、前日の夜に炊いたご飯をお弁当に詰めても大丈夫なのかを紹介します。

ご飯を冷蔵・冷凍保存していた場合は再加熱すればお弁当に詰めて大丈夫

前日の夜に炊いたご飯をお弁当に詰めたい時は、ご飯を冷蔵や冷凍保存していれば問題ありません。前日の夜に炊いたご飯でも、しっかり低温で保存していれば傷みにくく、翌日のお弁当に使っても大丈夫です。

(*冷凍ご飯をお弁当に入れても良いのかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

冷凍ご飯はお弁当にそのまま入れて大丈夫?腐る?美味しい解凍方法は?

コツ①再加熱する際は少量の水を振りかける

冷蔵保存や冷凍保存したご飯は、そのまま加熱するとパサついて固くなりやすいので、少量の水を振りかけて加熱するのがおすすめです。少量の水を振りかけると、加熱の際に飛んでしまう水分を補うことができるので固くなりません。

コツ②夜炊いたご飯はすぐに冷凍保存しておく

前日の夜に炊いたご飯をお弁当に使うときは、炊いた後冷凍保存しておくのがおすすめです。冷蔵保温でも、すぐにご飯が傷むことはありませんが、保存している間に菌の繁殖が進む場合もあります。冷凍保存すれば、菌の繁殖を抑えることができるので、より安全なお弁当に仕上がります。

炊きあがったご飯は、冷凍する前にしっかり粗熱を取っておくことも大切です。温かいまま冷凍すると、冷却に時間がかかり不十分になるだけでなく、冷凍庫内の温度も上がってほかの食品も傷みやすくなるので注意してください。

コツ③ご飯に味付けをしてパサパサ感をごまかす

前日の夜に炊いたご飯を弁当に詰めると、翌日炊き立てのご飯を使用するよりもパサつきやすくなるので、味付けしパサパサ感が気にならないようにするのも一つの手段です。具材を混ぜ込んだちらしずしや、梅干しなどを入れた混ぜご飯にするとパサつきも気になりません。

また、チャーハンにするとパサパサ感がちょうどよい食感となり、常温まで冷めても美味しいお弁当に仕上がります。

(*弁当にチャーハンを入れる場合について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

弁当にチャーハンを入れると危険?ダメな理由は?安全な詰め方も紹介!

お弁当のご飯はいつ炊くべき?タイマー炊きはしても大丈夫?

お弁当のご飯は前日に詰めたり、前日の夜に炊いたりしても大丈夫ですが、いつ炊くのが一番良いのでしょうか。ここでは、お弁当のご飯をいつ炊くべきなのかについて詳しく紹介します。

お弁当のご飯は朝炊くのが理想

お弁当のご飯は、当日の朝に炊くのが一番おすすめで、以下のような工夫で朝炊きあげることができます。

・炊飯器のタイマー炊きを利用する
・炊飯器の早炊き機能を活用する
・早起きする

お弁当のご飯を、当日の朝手間なく炊くには、炊飯器の便利な機能を活用する方法がおすすめです。前日の夜にセットして翌日の朝にご飯が炊きあがるようにタイマーを仕掛ければ、寝ている間に完成します。また、炊飯器の早炊き機能を使えば、朝起きてすぐにお米をセットしても、準備をしている間に炊きあがるので便利です。

炊飯は少し時間がかかるので、当日の朝炊くためには早起きを意識してライフスタイルを見直すことも大切です。

夏場はタイマー炊きをするとご飯が腐る可能性があるので注意

お弁当のご飯を、当日の朝炊きあげるためには、以下のようなポイントに注意してタイマー炊きする方法がおすすめです。

・浸水時間を短くする
・酢を加える
・水を凍らせておく

タイマー炊きを利用して、翌日の朝ごはんが炊きあがるようにする方法は便利ですが、お米を浸水している間に腐敗が進む可能性があります。特に室温が高い夏場は食品が腐りやすいため、注意が必要です。お米の浸水時間は、常温でも8時間程度までに抑えるのがおすすめで、夏場は5~4時間程度にすると傷みにくくなります。

また、常温で浸水する際、少量の酢を加えておくと腐敗を抑えられるのでおすすめです。1合の水に対して酢を大さじ1/2程度加えてタイマーをセットしてください。お米を炊くための水を凍らせておく方法もあり、米1合に対して凍らせた水200mlを炊飯器に入れます。タイマーをかけている間に氷が溶け、ちょうど良い具合にご飯が炊きあがります。

お弁当のご飯は前日に詰めて良いか知っておこう

お弁当のご飯は前日に詰めても問題ありませんが、傷まないようにするための工夫も必要です。冷凍保存しておいたり、加熱は当日の朝にしたりするなど、紹介したポイントを参考にしてください。また、炊飯器の機能を活用して、当日の朝炊くのもおすすめです。お弁当を作るときは、安全に食べられるように注意してください。

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