冷凍ご飯はお弁当にそのまま入れて大丈夫？腐る？美味しい解凍方法は？

ラップや容器で保存した冷凍ご飯やひやご飯をお弁当容器に入れると、昼食の時間には自然解凍されてちょうど良い食べ頃になりそうですが、そのままお弁当に入れてもよいのでしょうか。冷凍ご飯やひやご飯を、お弁当容器にそのまま入れても良いか否かについて紹介します。

冷凍ご飯やひやご飯は、お弁当には不向きなのでしょうか。保存しておいた冷凍ご飯やひやご飯がお弁当に不向きな理由を3つ紹介するので、参考にしてください。

お米のデンプン質は加熱すると糊化してふっくらとしたご飯になりますが、冷めるとこのデンプンが劣化し、固くなってしまいます。更にお弁当は加熱してから食べるまでの保存時間が長いので、その間にもデンプンの劣化が進みます。そのためお弁当を食べるころにはご飯がパサつき、美味しくないと感じてしまうでしょう。

ラップや容器で保存しておいた冷凍ご飯を自然解凍すると水分が抜けてしまうことが、お弁当には不向きだといわれている理由です。自然解凍したご飯の外側はべたつき、中は水分が抜けてパサパサとした食感のご飯になるため、美味しく食べられません。

ラップや容器で保存しておいた冷凍ご飯をお弁当容器に入れて置いておくと、食べる時にご飯のにおいが気になることがあります。これはお米が、保存されている冷凍庫や他の食材のにおいを吸収しやすい食品であるためです。保存しておいた冷凍ご飯のにおいが気になるときには、冷凍庫内を清潔にするようにしましょう。

冷凍ご飯がたくさんある場合には、お弁当用に持って行きたいものです。保存しておいた冷凍ご飯をお弁当に入れる時の解凍方法や、再加熱方法に何かコツはあるのでしょうか。冷凍ご飯をお弁当に入れる時のコツを6つ紹介するので、参考にしてください。

ご飯はラップよりもタッパーや容器に入れて冷凍し、そのままレンジで温めるようにしましょう。ラップに包んだまま冷凍して加熱すると、ラップのにおいが移るだけでなく、付いていた水分でべたついたご飯になってしまいます。ご飯を容器に入れて冷凍すると解凍後もふっくらとした食感が維持できるので、試してみてください。

(＊タッパーを電子レンジにかける時の注意点について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)