お弁当は常温で何時間もつ?保冷剤なしはNG?12時間放置は腐るかも紹介!
お弁当が何時間もつか知っていますか?保冷剤なしは危険でしょうか?今回は、お弁当が常温で何時間もつかや腐る時間、保冷剤を忘れた時の対処法などを紹介します。お弁当は常温で12時間もつかや長持ちするコツも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- お弁当は何時間もつ?常温で12時間は腐る?
- お弁当は常温の場合6〜7時間程度もつ
- お弁当は夏場は冷蔵庫に入れても3〜4時間程度しかもたない
- お弁当を常温で12時間放置するのはかなり危険
- お弁当に保冷剤なしで常温放置はNG?入れたら何時間もつ?
- お弁当に保冷剤なしは季節・保存場所によっては危険
- お弁当に保冷剤を入れれば約1.5〜5時間ほど温度を保つことができる
- お弁当に保冷剤を入れ忘れたら凍ったペットボトルなどで代用する
- お弁当は何時間前に作るのがベスト?
- お弁当は詰め終わるまでの時間を外出する時間から逆算して作る
- お弁当は朝作ったら昼過ぎには食べる
- お弁当を常温で長時間もたせるコツ・注意点は?
- ①おかずは十分加熱する
- ②水分・汁気はできるだけ取り除く
- ③傷みやすい食材を避ける
- ④食材を素手で触らない
- ⑤おかずやご飯は冷ましてから詰める
- ⑥味付けを濃いめにする
- ⑦梅干しを入れる
- ⑧保冷バッグで持ち運ぶ
- コンビニ弁当は常温で何時間もつかも知っておこう
- コンビニ弁当は常温で8時間もつ
- お弁当が何時間もつか知っておこう
お弁当は何時間もつ?常温で12時間は腐る?
学校や会社にお弁当を持参して、ご飯にする人も多いでしょう。また、お弁当を作って行くことで、食費の節約にも繋がります。しかし、自分で用意したお弁当が何時間もつのかが気になるところです。ここではお弁当が何時間もつのかや、長時間もたせるコツなどを紹介します。
お弁当は常温の場合6〜7時間程度もつ
季節別の常温 | 日持ち時間 |
25~28度(夏) | 6~7時間 |
13~24度(春・秋) | 6~7時間 |
10~12度(冬) | 6~7時間 |
お弁当は常温の場合6~7時間程度もちますが、朝作っても昼過ぎまでしかもちません。室温が28度以下であれば6~7時間は保存可能ですが、冬場などは暖房の風がお弁当に直接当たらないように気を付けましょう。お弁当の菌が繁殖するのは35度前後と言われており、30度以上の常温で保存すると2~3時間でお弁当が傷み始めます。
お弁当は夏場は冷蔵庫に入れても3〜4時間程度しかもたない
夏場に作るお弁当は、冷蔵庫に入れても3~4時間程度しかもちません。夏場は気温や湿度が高く、お弁当が腐りやすい時期なので特に注意が必要です。お弁当を夜作って朝持って行く人は、腐らせないための調理方法や保存方法を徹底しましょう。
お弁当を常温で12時間放置するのはかなり危険
お弁当を常温で12時間以上放置するのは、危険なので避けましょう。お弁当は温度や湿度の影響を受けやすく、12時間以上放置をしておくと食中毒の原因となる菌が増殖します。腹痛・嘔吐・下痢などの食中毒を引き起こさないためにも、お弁当は早めに食べましょう。
お弁当に保冷剤なしで常温放置はNG?入れたら何時間もつ?
作ったお弁当を、保冷剤なしで常温保存した場合はどうなるのでしょうか。また、保冷剤を使用した場合、お弁当が何時間もつのかも気になるところです。ここでは、保冷剤なしでお弁当を常温保存できるのかや、保冷剤の効果などを説明します。
お弁当に保冷剤なしは季節・保存場所によっては危険
お弁当に保冷剤なしは、季節・保存場所によっては危険を伴います。特に夏場や梅雨時などは、お弁当に菌が繁殖しやすくなります。そのため、保冷剤を入れて温度を保つことが大切です。お弁当を冷やしすぎるとご飯が固くなるので、18~20度に保つことを目安に保冷剤を入れるのが適しています。
お弁当に保冷剤を入れれば約1.5〜5時間ほど温度を保つことができる
サイズ | キープ時間 |
100g保冷剤 | 約3時間 |
200g保冷剤 | 約5時間 |
300g保冷剤 | 約6時間 |
お弁当に保冷剤を入れると、約1.5~5時間ほど温度を保てます。保冷剤の使用状況によっては、温度を保てる時間に誤差はあるでしょう。サイズによってはお弁当に保冷剤を2~3つ入れるのも効果的です。また、お弁当には軽くて運びやすいソフトタイプの保冷剤を使用するのがおすすめです。
お弁当に保冷剤を入れ忘れたら凍ったペットボトルなどで代用する
お弁当に保冷剤を入れ忘れた場合、凍ったペットボトルなどで代用するのもおすすめです。保冷効果も高く、コンビニなどで手軽に手に入ります。また、熱中症予防などで使用する瞬間冷却パックなども保冷剤の代わりになるのでおすすめです。
お弁当は何時間前に作るのがベスト?
お弁当は何時間前に作れば、安全に美味しく食べれるのでしょうか。ここでは、お弁当を作るベストな時間や、作ったお弁当をいつまでに食べればいいのかを説明します。
お弁当は詰め終わるまでの時間を外出する時間から逆算して作る
お弁当は詰め終わるまでの時間を、外出する時間から逆算して作るようにしましょう。お弁当を作り終わってから外出までに時間がかかると、その間に菌が繁殖し始めます。お弁当を作って、冷まして詰めるまでの時間を計算して、外出する時間間際に作り終えるのが最適です。
お弁当は朝作ったら昼過ぎには食べる
お弁当は朝作ったら、昼過ぎには食べるようにしましょう。保冷剤などを入れて温度を保っても、5時間程度で効果が薄れてお弁当の温度が上がってしまいます。朝作ったお弁当を安全に美味しく食べるには、昼過ぎまでに全て食べ切るようにしてください。
お弁当を常温で長時間もたせるコツ・注意点は?
お弁当を常温で長時間もたせるコツがあるのかを知りたい人もいるでしょう。ここでは、常温保存でもお弁当を長時間もたせるコツを注意点とともに8つ紹介します。
①おかずは十分加熱する
お弁当に入れるおかずは、十分に加熱することが大切です。食中毒菌は、加熱することで死滅させることが出来ます。火を通さなくても食べられるかまぼこやハムなども加熱すると安心です。卵焼きなども半熟状態にするのではなく、完全に火を通してください。
②水分・汁気はできるだけ取り除く
お弁当の水分や汁気は、出来るだけ取り除くと安心です。お弁当に水分があると、細菌を増やす原因になります。洗った生野菜や果物などは、水気をよく切ってからお弁当に入れましょう。また、元々水分が少ない揚げ物や焼き物などをお弁当のおかずに活用するのもおすすめです。
③傷みやすい食材を避ける
元々傷みやすい食材は、お弁当に入れるのを避けましょう。具材がたくさん入った混ぜご飯や半熟卵は、お弁当が傷みやすくなるので入れない方がおすすめです。また、生野菜・果物・煮物などは水分や汁気が多く、食中毒菌を増殖させてしまう危険があるので注意が必要です。
④食材を素手で触らない
お弁当に入れる食材は、素手で触らないようにしましょう。お弁当を安全に作るためには、手を綺麗に洗って調理用の手袋をしたり、おかずを箸などで詰めることが大切です。手に付着している菌を、おかずに移さないようにしてください。特に手や指に傷がある場合は、食中毒菌である黄色ブドウ球菌が傷から食材に付着することがあるので注意しましょう。
⑤おかずやご飯は冷ましてから詰める
お弁当に入れるおかずやご飯は、必ず冷ましてから詰めるようにしてください。おかずやご飯を温かいまま弁当箱に詰めて蓋をすると、蒸気がこもってしまいます。こもった蒸気は水分に変わり、傷みやすい環境に変化します。お弁当を作る際は、冷めたことを確認してから詰めましょう。
⑥味付けを濃いめにする
お弁当に入れるおかずは、味付けを濃いめにすると良いでしょう。濃いめに味付けをすることは、おかずの塩分や糖分が食材の水分を吸ってくれる効果があります。特にお弁当が傷みやすい夏場などは、濃いめの味付けをしたおかずを入れるのがおすすめです。
⑦梅干しを入れる
梅干しを入れるのも、常温で長時間持たせる一つの方法です。梅干しは塩分が高く余計な水分がないため、腐りにくいのが特徴です。また、梅干しのクエン酸には殺菌効果もあります。しかし、梅干しを入れたからといってお弁当全体が完全に傷みにくくなる訳ではないので、手を綺麗にすることや十分加熱することなどもあわせて注意しましょう。
⑧保冷バッグで持ち運ぶ
お弁当箱を持ち運ぶ時は、保冷バッグを使用すると良いでしょう。お弁当は気温や湿度の高い場所に置いておくと、細菌が増えて傷んでしまいます。保冷バッグや保冷剤を使用して、作ってから食べるまで温度を保つようにしてください。
コンビニ弁当は常温で何時間もつかも知っておこう
手作りのお弁当とコンビニの弁当では、何時間もつのかに違いがあるのでしょうか。ここでは、コンビニ弁当を常温保存した場合に何時間もつのかを説明します。
コンビニ弁当は常温で8時間もつ
コンビニ弁当は、常温保存で8時間もつとされています。コンビニ弁当は保存料が使用されているため、手作りのお弁当よりも腐りにくいのが特徴です。しかし、夏場の暑いときや直射日光に当たっていると傷むスピードは上がるので注意しましょう。
お弁当が何時間もつか知っておこう
手作りのお弁当は、18~25度の常温で保存した場合、約6~7時間もつと言われています。しかし、夏場の暑い時期や梅雨時の湿度の高いときは、お弁当の傷むスピードが上がるので注意が必要です。お弁当を持ち運ぶ時は保冷剤や保冷バッグを活用して温度を保ち、安全に美味しく食べられるように心がけましょう。