天ぷらとフライ・唐揚げの違いは何?カロリーが高い・太るのはどれ?
天ぷらと唐揚げ・フライの違いを知っていますか?どれも人気のある揚げ物料理ですが、その違いは何なのでしょうか。今回は、天ぷらと唐揚げ・フライの違いや、どれがカロリーが高いかを紹介します。唐揚げと竜田揚げの違いも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 天ぷらとフライ・唐揚げの違いは?
- 天ぷらとフライの違いは「粉」にある
- 天ぷらと唐揚げの違いは「衣」と「下味」にある
- 天ぷらとはどんな料理?詳しく解説!
- 天ぷらは食材を小麦粉の衣で包み揚げた料理
- 天ぷらは日本の伝統料理の1つ
- 唐揚げとはどんな料理?詳しく解説!
- 唐揚げは食材に下味を付け小麦粉の衣で包み揚げた料理
- 唐揚げは中国が起源の料理
- ちなみに唐揚げと竜田揚げの違いは材料
- フライとはどんな料理?詳しく解説!
- フライは食材をパン粉と卵の衣で包み油で揚げた料理
- フライは日本で独自に発展した西洋風料理
- 天ぷらとフライ・唐揚げのカロリーを比較すると?
- 天ぷらはフライ・唐揚げよりもカロリーが高い
- 天ぷらとフライ・唐揚げの違いを抑えよう
天ぷらとフライ・唐揚げの違いは?
天ぷらとフライ、唐揚げはどれも人気のある揚げ物料理ですが、何が違うのでしょうか。ここでは材料や調理法の観点から、天ぷらとフライの違いや、天ぷらと唐揚げの違いについてそれぞれ詳しく紹介します。
天ぷらとフライの違いは「粉」にある
天ぷらとフライの違いは「粉」にあり、それぞれを作る際には以下の粉を使います。
・天ぷら:小麦粉
・フライ:小麦粉とパン粉
天ぷらは野菜や魚などの食材に、小麦粉と卵と水を混ぜた衣をつけて揚げるものです。それに対してフライは野菜や魚などの食材に、小麦粉→卵→パン粉を順番につけて揚げる料理です。
天ぷらと唐揚げの違いは「衣」と「下味」にある
天ぷらと唐揚げの違いは「衣」と「下味」にあり、それぞれ以下の調理法となります。
・天ぷら:下味はつけず衣をつける
・唐揚げ:下味をつけて小麦粉または片栗粉をつける
天ぷらは食材に下味はつけずに、小麦粉と卵と水を混ぜた衣をつけて揚げます。一方、唐揚げは醤油や料理酒、しょうがやニンニクなどで下味をつけてから小麦粉か片栗粉をまぶして揚げる料理です。
天ぷらとはどんな料理?詳しく解説!
天ぷらは和食料理の中でも人気のある揚げ物料理ですが、その調理法はどのようなものでしょうか。ここでは天ぷらとはどんな料理なのか、その歴史についても詳しく紹介します。
天ぷらは食材を小麦粉の衣で包み揚げた料理
天ぷらとは魚や野菜、肉やきのこなどの食材を、小麦粉と卵、水を混ぜて作った衣で包んで揚げる料理です。小麦粉と卵を混ぜた衣がサクサクとした食感を生み出します。素材の味を楽しむ為に、下味はつけずに揚げたものを天つゆまたは付け塩で食べることが一般的です。
天ぷらは日本の伝統料理の1つ
天ぷらは日本の伝統料理の1つで、お寿司、お蕎麦と合わせて江戸の三味と呼ばれています。その起源は安土桃山時代にポルトガル人が長崎に伝えたものとされており、当時は油が高価だった為あまり庶民が口にすることはありませんでした。その後、江戸時代になると江戸の庶民の味として広まっていきました。
唐揚げとはどんな料理?詳しく解説!
唐揚げは子供から大人まで幅広い世代から大人気の定番の揚げ物料理ですが、どんな料理なのか、またどこが起源の料理なのかを説明します。また唐揚げと竜田揚げの違いについても紹介するので参考にしてみてください。
唐揚げは食材に下味を付け小麦粉の衣で包み揚げた料理
唐揚げは食材を醤油や料理酒、しょうがやニンニクなどを混ぜた調味液につけ下味をつけて、小麦粉または片栗粉をまぶして揚げた料理です。食材は鶏肉を使うことが一般的ですが、エビやイカなどの魚介類の唐揚げもあり、下味をよく揉みこんでおくことでジューシーな唐揚げになります。
唐揚げは中国が起源の料理
唐揚げの起源は中国とされており、元々は小さく切った豆腐を油で揚げ醤油と酒で煮る料理でした。それが江戸時代初期に精進料理の1つである普茶料理として伝わり、当時は「からあげ」または「とうあげ」と呼ばれていました。それがその後、現在のように鶏肉を使った唐揚げへと発展したと言われています。
ちなみに唐揚げと竜田揚げの違いは材料
唐揚げと似た料理で竜田揚げもありますが、その違いは材料にあります。唐揚げは食材にしょうがやニンニク、醤油などで食材に下味をつけて、片栗粉や小麦粉をまぶして揚げます。一方で竜田揚げは、醤油、酒、みりんなどで下味をつけて片栗粉をまぶして揚げる料理です。
(*唐揚げと竜田揚げの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
フライとはどんな料理?詳しく解説!
フライはランチや晩御飯、お弁当のおかずとしても人気のある洋食の揚げ物料理ですが、どんな料理なのか、その調理法や歴史についても詳しく紹介します。
フライは食材をパン粉と卵の衣で包み油で揚げた料理
フライの調理法は、まず食材に小麦粉をつけて次に卵液、最後にパン粉をつけてから揚げます。小麦粉と卵液が下地の役割をしてパン粉がしっかりと食材につくことにより、フライ独自の食感になります。
フライは日本で独自に発展した西洋風料理
フライは西洋から伝わり日本で独自に発展した西洋風料理です。明治時代にフランスから現在でいうコロッケが伝わったのが始まりです。西洋では炒め焼きをする料理でしたが、日本人の好みに合うように油で揚げる料理として広まりました。
天ぷらとフライ・唐揚げのカロリーを比較すると?
天ぷらとフライだとどちらがカロリーが高く、また天ぷらと唐揚げならどっちが太りやすいでしょうか。どれも揚げ物なのでカロリーが高く太るイメージがありますが、その中でも1番カロリーが高い料理はどれなのか紹介します。
天ぷらはフライ・唐揚げよりもカロリーが高い
天ぷら、フライ、唐揚げの中で1番カロリーが高い料理は天ぷらです。衣の違いにより吸油率が変わるので同じ食材でもカロリーに差が出ますが、吸油率は天ぷらが15~25%、フライが10~20%、唐揚げが6~8%です。天ぷらが1番衣の量や表面積が大きいので、吸油率も上がりカロリーが高くなります。
(*唐揚げのカロリーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
天ぷらとフライ・唐揚げの違いを抑えよう
天ぷらとフライの違いは「粉」にあり、天ぷらと唐揚げの違いは「衣」と「下味」にあります。衣の違いにより吸油率とカロリーが変わり、1番カロリーが高いのは天ぷらなので、揚げ物料理を食べる際は参考にしてみてください。