手作り味噌にカビが生える原因・対処法は?白・黒など種類別に食べれるのか安全性を解説!
味噌にカビが生えていたことはありますか?カビが生えても食べられるのでしょうか?今回は、〈白・青・黒〉など味噌のカビの種類を、それぞれの原因とともに紹介します。カビが生えた時の対処法やカビを生やさない対策や保存方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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目次
味噌の上から重石をすることも、カビ対策に有効です。①表面をラップで覆うと同様に、空気が入ることを防ぎます。また、通常、水は上から下に流れるものですが、重石によって下から上に水分を押し上げることができます。「たまり」と呼ばれる水の膜を味噌と空気の間に作ることで、空気に触れさせないようにする効果もあります。
③表面に塩を撒く
味噌の表面に塩を撒く方法もカビ対策のひとつです。塩をまいた表面の味噌を蓋替わりにする方法で、表面の味噌は塩分濃度が高くなるため、1cm程度は食べる時に取り除く必要があります。蓋として、酒粕を敷き詰める方法も見られます。
④日が当たらない湿気が少ない場所に置く
カビは湿気を好むため、味噌の発酵には日が当たらない、湿気が少ない場所が最適です。人が過ごしやすい環境が、味噌に取っても適した環境となります。
⑤定期的に撹拌する
カビの防止には、味噌を定期的に撹拌するのも有効な方法です。撹拌することで、カビを防ぐだけではなく、出来上がりの味噌の味も良くなります。特に塩分が10%を切る場合はこまめにかき混ぜましょう。
(*味噌の保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
自家製の味噌はカビが生えても大丈夫
味噌作りにはカビがつきもので、一見カビに見えるものも酵母や酸化が原因のこともあります。また、味噌には塩分が含まれるため、表面にカビが生えていても味噌の中まで入ることはありません。カビが生えても慌てず、対処方法を参考にして手作り味噌を楽しんで下さい。