はちみつは何群?6つの食品群や三色食品群・五大栄養素別に分類!
はちみつが何群に分類されるか知っていますか?今回は、はちみつは何群に分類されるかを、〈6つの基礎食品群・3色食品群・5大栄養素〉別に紹介します。〈片栗粉・バナナ・ジャム・コーラ〉などの食品が何群かも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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はちみつは何群?食品群別に紹介!
はちみつは自然な甘みが味わえる甘味料として、料理やお菓子などに幅広く使われている食品です。この記事では、はちみつが食品群の何群に分類されるのかについて、詳しく紹介します。各食品群の特徴や、はちみつの栄養成分についても解説するので、参考にしてください。
はちみつは5群【6つの食品群の場合】
食品に多く含まれる栄養素をもとに、各食品を6つに分類したものを6つの食品群といいます。健康的な食生活のためには、各グループの食品をバランスよく取り入れることが大切です。ここでは、はちみつが6つの食品群のなかで何群に該当するかについて解説します。
はちみつが6つの食品群だと5群の理由
はちみつは、6つの食品群のなかでは5群に該当します。5群は主に炭水化物を多く含む食品が当てはまり、体を動かすためのエネルギー源としてはたらくのが特徴です。はちみつの主成分はぶどう糖などの糖類、つまり炭水化物であるため、はちみつは6つの食品群では5群に分類されます。
はちみつ以外の6つの食品群の5群の食品
はちみつ以外で6つの食品群の5群に分類される食品としては、以下が挙げられます。
・米
・小麦粉
・パン
・砂糖
・じゃがいも
5群は、炭水化物を多く含む米やパンなどの主食が多く当てはまります。また、はちみつと同じように甘い味をつける砂糖も炭水化物を多く含むため、5群の分類です。じゃがいもなどのいも類は野菜の一種ですが、ビタミンやミネラルだけでなく炭水化物も多く含むため、6つの食品群では5群に該当します。
はちみつは黄色【3色食品群の場合】
3色食品群とは、各食品に多く含まれる栄養素をそれぞれのはたらきの違いに応じて3色のグループに分けたものです。ここでは3色食品群のなかで、はちみつは何色に該当するのかについて解説します。
はちみつが3色食品群だと黄色の理由
はちみつは、3色食品群のなかでは黄色のグループに該当します。3色食品群とは、人体のもとになる食品を赤色、体の調子を整える食品を緑色、エネルギーのもとになる食品を黄色に分類したものです。黄色は主に炭水化物や脂質を多く含む食品が該当するため、炭水化物を多く含むはちみつは黄色に分類されます。
はちみつ以外の3色食品群の黄色の食品
はちみつ以外で3色食品群の黄色に分類される食品としては、以下が挙げられます。
・砂糖
・油
・米
・うどん
・さつまいも
3色食品群の黄色は砂糖や米、うどんなど炭水化物を多く含む食品、油など脂質を多く含む食品が当てはまります。また、さつまいもなどのいも類も、3色食品群では黄色の分類です。しかし、いも類には体の調子を整えるビタミンやミネラルも豊富に含まれており、野菜などが該当する緑色の食品の要素も兼ね備えています。
はちみつは炭水化物【5大栄養素の場合】
5大栄養素とは炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルの5種類の栄養素を指す言葉です。ここでは、はちみつが5大栄養素のなかの何に分類されるのかについて解説します。はちみつに含まれる5大栄養素の含有量も紹介するので、参考にしてください。
はちみつの5大栄養素の含有量
食品名 | はちみつ |
タンパク質 | 0.3g |
脂質 | 0.0g |
炭水化物 | 81.9g |
βカロテン | 1μg |
ミネラル | 0.1g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記の表は、はちみつ100gあたりに含まれる5大栄養素の数値です。表からもわかるように、はちみつにはたんぱく質やβカロテンなども含まれていますが、成分の8割以上を炭水化物が占めています。そのため、はちみつは5大栄養素のなかでは炭水化物に分類されます。
健康維持のためには、炭水化物だけでなく肉や魚に豊富なたんぱく質や、野菜に含まれるビタミン・ミネラルなどの5大栄養素をバランスよく取り入れることが大切です。
はちみつ以外の5大栄養素の炭水化物の食品
はちみつ以外で5大栄養素の炭水化物に分類される食品としては、以下が挙げられます。
・スパゲッティ
・そうめん
・とうもろこし
・ケーキ
・ソフトクリーム
5大栄養素の炭水化物に該当する食品としては、主食や穀類が多く当てはまります。また、砂糖を多く使った嗜好品なども、5大栄養素では炭水化物の分類です。炭水化物は体を動かすエネルギー源として欠かせない栄養素ですが、摂り過ぎると脂肪として体内に蓄えられるため、摂取量には注意が必要となります。
はちみつとよく一緒に使われるその他の食品は何群?
ここでは、はちみつとよく一緒に使われるその他の食品が何群に該当するのかについて、各食品群に分けて紹介します。はちみつに似ている食品の分類も紹介するので、参考にしてください。
①片栗粉
揚げ物の衣や料理にとろみをつけるのに使われる片栗粉の食品分類は、以下の通りです。
・6つの食品群の場合:5群
・3色食品群の場合:黄色
・5大栄養素の場合:炭水化物
片栗粉の原材料はじゃがいもであるため、各食品群に分類すると主に炭水化物を多く含むグループに該当します。ご飯やパンなど、主食と同じグループに該当すると覚えておくとよいでしょう。
②バナナ
果物のなかでも特に濃厚な甘みが楽しめるバナナの食品分類は、以下の通りです。
・6つの食品群の場合:4群
・3色食品群の場合:緑色
・5大栄養素の場合:ビタミンまたは炭水化物
果物であるバナナはビタミンやミネラルが豊富に含まれているため、基本的には野菜類と同じ分類になることが多いです。しかし、バナナは炭水化物も多く含まれているという特徴があるため、5大栄養素の分類では炭水化物に該当することもあります。
③ジャム
パンに塗るなど、はちみつと同じような使い方をすることが多いジャムの食品分類は、以下の通りです。
・6つの食品群の場合:5群
・3色食品群の場合:黄色
・5大栄養素の場合:炭水化物
ジャムは原材料として果物を使用しますが、砂糖も加えられているものが多いです。そのため、はちみつ同様、主に炭水化物を多く含むグループに分類されます。1回あたりの使用量が多くなると炭水化物の過剰摂取になりやすいため、その点に注意が必要です。
④コーラ
炭酸飲料のなかでも特に多くの人から支持されているコーラの食品分類は、以下の通りです。
・6つの食品群の場合:5群
・3色食品群の場合:黄色
・5大栄養素の場合:炭水化物
コーラなどの清涼飲料水は、砂糖が多く含まれていることがほとんどのため、食品分類としては主に炭水化物を多く含むグループに該当します。しかし、コーラのようなジュース類は嗜好飲料となるため、健康のために必ず取り入れなくてはならない栄養成分ではありません。そのため、場合によっては各食品分類において「該当なし」と考えられることもあります。
はちみつは何群か知ろう
はちみつは6つの食品群では5群、3色食品群では黄色、5大栄養素では炭水化物にそれぞれ該当します。はちみつの主成分は糖類であるため、どの食品分類でも炭水化物を多く含むグループに該当されることを覚えておきましょう。