胡椒は何群?6つの食品群・3色食品群・5大栄養素別に分類!
胡椒が何群に分類されるか知っていますか?今回は、胡椒は何群に分類されるかを、〈6つの基礎食品群・3色食品群・5大栄養素〉別に紹介します。〈玉ねぎ・塩・にんじん・ケチャップ〉などの食品が何群かも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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胡椒は何群?食品群別に紹介!
様々な料理に使われる香辛料の胡椒は6つの基礎食品群や3色食品群、5大栄養素では何群になるのでしょうか。ここでは胡椒が何群に属するのかについて、食品群別にそれぞれ詳しく紹介します。胡椒とよく一緒に使われるその他の食品が何群なのかについても紹介するので、参考にしてください。
胡椒は分類されない【6つの食品群の場合】
6つの食品群では胡椒は分類されないようですが、どんな理由から分類されないのでしょうか。以下では、胡椒が6つの食品群に分類されない理由について紹介します。6つの食品群に分類されない、胡椒以外の食品についても紹介します。
胡椒が6つの食品群に分類されない理由
6つの基礎食品群は五大栄養素のどれが多く含まれるかによって、食品を6つのグループに分けています。6つのグループの1・2群は体の組織を作るグループで、3・4群は体の調子を整える食品です。また5・6群は、体のエネルギー源になる特徴を持ちます。胡椒の実が原料の胡椒は調味料の扱いで、6つの基礎食品群では分類外です。
胡椒以外の6つの食品群に分類されない食品
胡椒以外の6つの食品群に分類されない食品には、以下のようなものがあります。
・酒
・みりん
・塩
・酢
・めんつゆ
胡椒以外にも料理の風味などを整えてくれる上記の食品は、補助的な食材の調味料の扱いとなり6つの基礎食品群では分類外の扱いです。ただし分類外とされる食品であっても大量に使用すると、6つの基礎食品群の6群に含まれる場合があります。
胡椒は分類されない【3色食品群の場合】
3色食品群の場合でも胡椒は分類されないようですが、ここでは胡椒が3色食品群に分類されない理由について詳しく紹介します。3色食品群に分類されないとされる、胡椒以外の食品についても紹介します。
胡椒が3色食品群に分類されない理由
赤・緑・黄の3色で食品を分類した3色食品群は、食品の持つ栄養素のはたらきによって分けられています。たんぱく質が主に含まれる食品は赤色に属し、ビタミンやミネラルを豊富に含むものは緑色、また糖質や脂質を主に含む食品は黄色に属します。調味料の胡椒は、3色食品群においても分類外です。
胡椒以外の3色食品群に分類されない食品
胡椒以外の3色食品群に分類されない食品は、以下の通りです。
・塩
・カレー粉
・味噌
・ベーキングパウダー
・だし汁
上記のような香辛料や調味料も、料理の味付けに重宝する食品ながらも3色食品群では分類外です。栄養学的には影響を及ぼさないという理由から分類外で、他にも醤油や、ソース、酢などの調味料やスパイス類があります。
胡椒は分類されない【5大栄養素の場合】
胡椒は5大栄養素の場合にも分類されないようで、ここからは胡椒に含まれる5大栄養素の含有量について詳しく紹介します。胡椒以外の5大栄養素に分類されない食品についても紹介するので、参考にしてみてください。
胡椒の5大栄養素の含有量
食品名 | 胡椒 |
タンパク質 | 10.6g |
脂質 | 6.2g |
炭水化物 | 68.3g |
ビタミンB2 | 0.18mg |
ミネラル | 2.4g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)
上記は混合の胡椒100gあたりにおける、栄養成分の含有量です。胡椒に含まれる各栄養素は多く摂取できる量でないことから、5大栄養素に分類できないとされています。胡椒に含まれているビタミンB群には、他にもビタミンB1やナイアシンがあります。
胡椒以外の5大栄養素に分類されない食品
以下に胡椒以外の5大栄養素に分類されない食品を紹介するので、参考にしてください。
・酒
・みりん
・ドレッシング
・砂糖
・酢
調味料として扱われる食品は、胡椒と同様に5大栄養素の含有量が微量であることから分類外となります。5大栄養素に分類されない食品には他にもだしやオイスターソースなどのソース類、醤油、スパイスなどがあります。
胡椒とよく一緒に使われるその他の食品は何群?
胡椒とよく一緒に使われるその他の食品は、何群に属しているのでしょうか。ここでは胡椒とよく一緒に使われる塩やコンソメ、醤油、ケチャップが何群なのかについて紹介します。
①塩
塩は、食品群や5大栄養素において下記のような分類になっています。
・6つの食品群の場合:該当なし
・3色食品群の場合:該当なし
・5大栄養素の場合:ミネラル群
調味料の扱いとなる塩は6つの食品群・3色食品群では分類外ですが、ミネラルの成分を多く含むことから5大栄養素においてはミネラル群に属します。ミネラルが豊富な塩は、体の骨の形成や体内の水分バランスを保つために必要となる栄養素を摂取できる食品です。
②コンソメ
コンソメの食品群や5大栄養素の分類は、下記の通りです。
・6つの食品群の場合:該当なし
・3色食品群の場合:該当なし
・5大栄養素の場合:ミネラル群
洋風の料理などに重宝するコンソメも6つの食品群・3色食品群では分類外ですが、塩と同様にミネラルを多く含むため5大栄養素ではミネラル群に分類されます。コンソメにはミネラル以外にタンパク質や脂質、炭水化物などの栄養素も含まれています。
③醤油
醤油は食品群や5大栄養素のうちで、以下のように分類されています。
・6つの食品群の場合:1群
・3色食品群の場合:該当なし
・5大栄養素の場合:たんぱく質群
醤油は6つの食品群では1群に属し、1群の食品は主にタンパク質を多く含むのが特徴です。調味料として1度に使用する分量が少ない醤油は、3色食品群においては分類外です。また大豆が主原料の醤油は、5大栄養素の分類ではタンパク質群に属しています。
④ケチャップ
ケチャップの6つの食品群・3色食品群・5大栄養素における分類は、以下の通りです。
・6つの食品群の場合:該当なし
・3色食品群の場合:該当なし
・5大栄養素の場合:該当なし
洋食料理などの味付けで活躍するケチャップは、調味料であることからいずれの分類においても該当なしとなっています。ケチャップには5大栄養素の栄養成分が全て含まれてはいますが、それぞれの含有量が微量のため分類外の扱いです。
胡椒は何群か知ろう
味にアクセントを付けるなど料理に重宝する胡椒は調味料の扱いで、1度に使用する量が微量のため6つの食品群・3色食品群・5大栄養素において分類外となります。紹介した胡椒が食品群などに分類されない理由も参考に、胡椒が何群かを把握して様々な料理に活用してみてください。