デスソースの種類・スコビル値を辛さ順で！世界一辛い調味料も紹介！

YouTubeの動画の罰ゲームとしてもよく使われることの多いデスソースは、カルディなどの輸入食品を取り扱うお店でよく販売されています。非常に辛いため、数滴でも悶絶するほどですがこれほどまで辛いソースを作ることになった経緯はどのようなものでしょうか。

デスソースを最初に作ったのは、アメリカにあるニュージャージー州のブレアさんと言うバーテンダーでした。ブレアさんは閉店時間が過ぎても帰らないお客にいつも困っていましたが、ある日チキンウィングに激辛ソースを塗ったWing of Deathと呼ばれる商品を出したのが始まりです。

Wing of Deathは完食できたら店に残って遊んでも良いというゲームとして作ったものでしたが、この話が次第に広まりさらに辛いソースを作って、完食できたらチキンが無料などの企画も打ち出しました。ここからデスソースが作られていきましたが、当初はデスソースと言う名前ではなく「ブレア氏の午前2時」と言う商品名だったようです。

デスソースは非常に辛く、食材として使うには少し難しいものです。デスソースの辛さはどれくらいでしょうか。身近な調味料とデスソースの辛さを比較してみましょう。また、デスソースの致死量についても紹介します。

デスソースにはいくつか種類があり、辛さもそれぞれ違います。表にしてみると、生のままのハバネロには劣るものの、タバスコと比較すると2倍程度の辛さがあることがわかります。ちなみに、スコビル値は唐辛子のカプサイシンで計測するため、種類の違うワサビの辛さは計測できないようです。

現在デスソースを食べて死亡した例はありませんが、高校の文化祭でデスソースが入った調味料を飲んで9人が救急搬送される事例が出ています。死亡することはありませんが、食べすぎると吐き気や嘔吐などの症状が出るようです。デスソースではありませんが、唐辛子を食べすぎて死亡した例はあるのでデスソースの致死量もあると考えておきましょう。

また、刺激物なので目に入ると失明する可能性があります。開けるときにはねて目に入るほか、特に小さい子供は目の高さよりも高い位置にデスソースがある可能性が高くなるので、開けるときは充分に注意しましょう。

デスソース発祥のアメリカでは10種類販売されているようですが、日本では4種類のみとなっています。これらのデスソースの中で辛い順番はどうなっているでしょうか。あまり購入することはない調味料ですが、辛いものが好きなら参考にしてみてください。

オリジナルデスソースは一番最初にできたデスソースで、辛さはタバスコの倍程度となります。タバスコをスパゲティーなどに多くかけて食べるのが好きなら、購入しても食べられる辛さでしょう。