ウェイパーと創味シャンタンの違いは?実は同じ?味・値段など比較して紹介!
ウェイパー(味覇)と創味シャンタンの違いを知っていますか?同じなのでしょうか?今回は、ウェイパーと創身シャンタンの問題・騒動や<味・価格>など違いを詳しく紹介します。ウェイパーと創味シャンタンのどちらを買うべきかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- ウェイパー(味覇)と創味シャンタンは同じ?違いある?
- ウェイパーと創味シャンタンとは?
- ウェイパーは創味食品が製造して廣記商行が販売していた
- 創味シャンタンDXは業務用として創味食品が製造・販売していた
- ウェイパーと創味シャンタンの騒動・問題とは?
- 2015年にウェイパーは一度販売終了した
- 2014年に廣記商行が独自にチューブタイプのウェイパーを販売したことが原因
- ウェイパーと創味シャンタンの現在の販売状況は?
- 廣記商行は別の会社が製造した新しい味のウェイパーを販売している
- 創味食品は家庭用の「創味シャンタンDX(中身は旧ウェイパー)」を販売している
- ウェイパーと創味シャンタンのどちらを買うべき?
- 昔のウェイパーが好きなら創味シャンタンDXを買おう
- 現在のウェイパーと創味シャンタンDXの違いは?
- 味の違いを比較
- 価格・値段を比較
- ウェイパーと創味シャンタンの関係は複雑だった
ウェイパー(味覇)と創味シャンタンは同じ?違いある?
中華料理の定番調味料でもあるウェイパーと創味シャンタンは、同じような見た目や味からどちらを使うのが正解か疑問に思う人も多いでしょう。実はウェイパーと創味シャンタンの見た目が似ているのには、大きな理由があったのです。今回の記事ではウェイパーと創味シャンタンのそれぞれの特徴を紹介するので、どちらを使うか迷っている人は参考にしてください。
ウェイパーと創味シャンタンとは?
そもそもウェイパーと創味シャンタンは、どのような違いのある商品なのかわからない人も多いでしょう。以下では、ウェイパーと創味シャンタンそれぞれの歴史について、製造元や販売元などと一緒に紹介します。
ウェイパーは創味食品が製造して廣記商行が販売していた
ウェイパーは味覇とも表記される万能中華調味料で、中華スープや炒飯など幅広い中華料理に使われています。1981年に製造販売が開始され、2015年まで多くの家庭で愛され続けてきました。当時の製造元は京都に本社がある創味食品で、販売は神戸に本社をかまえる廣記商行が行っていました。
現在のウェイパーには缶タイプのものとチューブタイプのものがあり、中華料理では幅広く使われる人気商品です。ウェイパーはプロの間でも使われる調味料なので、家庭でも簡単に本格的な中華料理が再現できます。
(*ウェイパーについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
創味シャンタンDXは業務用として創味食品が製造・販売していた
一方の創味シャンタンDXは創味シャンタンの名前で親しまれている中華調味料で、1961年に京都で誕生しました。元々は中華料理店やラーメン店向けの業務用の商品として創味食品が製造・販売をしており、現在のように家庭用としては販売されていませんでした。
詳しくは後述しますが、ある出来事をきっかけに創味シャンタンの誕生から20年後の1981年に、家庭用の創味シャンタンとして創味食品から発売された調味料がウェイパーなのです。ただし、味覇よりも創味シャンタンの方が歴史が長いことから、今も昔も変わらず創味シャンタンを使っている中華料理店も多いようです。
ウェイパーと創味シャンタンの騒動・問題とは?
元々は同じ会社が製造していたウェイパーと創味シャンタンですが、実はある騒動をきっかけにその製造と販売が脅かされた過去があります。以下では、ウェイパーと創味シャンタンの製造販売を脅かすことになった騒動について詳しく紹介します。
2015年にウェイパーは一度販売終了した
味覇のパッケージで長きに渡り愛され続けているように思えるウェイパーですが、実は2015年3月に一度販売を終了しています。その裏には販売元の廣記商行と製造元の創味食品の間でのトラブルがあり、トラブルが収まらなかった結果として契約終了するに至ったとされています。
2014年に廣記商行が独自にチューブタイプのウェイパーを販売したことが原因
製造元と販売元の関係であった創味食品と廣記商行は、長い間友好的な関係を築いてきました。しかし、2014年に販売元である廣記商行が創味食品に無断でチューブタイプのウェイパーを販売したことで、その関係が急速に悪化したそうです。
創味食品はチューブタイプのウェイパーが類似品であると主張し、契約終了を申し出た結果ウェイパーが販売終了になりました。廣記商行としてはあくまでウェイパーは自社製品として捉えており、創味食品に製造委託していただけと考えていました。この両社の認識の違いがトラブルの大きな原因とされています。