肉汁で作る「グレイビーソース」とは?簡単な作り方・レシピを紹介!
グレイビーソースはどんなソースか知っていますか?今回は、グレイビーソースの特徴・使い方や簡単な作り方・レシピを紹介します。さらにグレイビーソースは肉汁なしでも作れるのかや、活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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グレイビーソースとは?どんなソース?
アメリカ料理やイギリス料理で、ローストビーフやマッシュポテトの上にかかっているソースをグレイビーソースと言います。しかし私たち日本人にとっては、グレイビーソースはあまり馴染みのあるソースではありません。ここではグレイビーソースについて詳しく解説します。
グレイビーソースは肉汁から作るソース
グレイビーソースとは、「肉汁」を意味するgravyという英語が語源ですが、gravyだけでグレイビーソースを意味する言葉になります。肉を焼いた後に残る肉汁に調味料やワインで味をつけ、コーンスターチまたは小麦粉でとろみをつけたものがグレイビーソースです。
アメリカやイギリスの家庭料理に欠かせないソースであり、歴史が古く18世紀のイギリスには現在と多少レシピが違えども、すでにグレイビーソースが存在していました。肉だけでなくマッシュポテトや、ローストポテト、ヨークシャープディングと呼ばれるシュークリームの生地のようなものに付けて食べるのが一般的です。
即席のものや何時間も煮込むものなど、家庭毎に少しずつレシピが違い、まさにその家の料理の味を決めるソースです。
グレイビーソースの使い方
グレイビーソースは様々な料理に活用でき、ローストした肉や野菜に上からかけるだけで手の込んだような一皿料理になる万能なソースで、以下のような使い方をします。
・ローストした肉に使う
・ローストした野菜にかける
・カレーやシチューなどの煮込み料理に加える
ローストとは肉や野菜をオーブンを使いじっくりと焼き上げる調理法で、ビーフやチキン、ラム、ポーク、ターキーが一般的です。また、グレイビーソースをカレーやシチューなどの煮込み料理に隠し味として加えることで、より深みのある味わいになります。
グレイビーソースの簡単な作り方・レシピ
ステーキを食べる際に定番のソースに飽きてしまったら、肉を焼いた時に出る肉汁を使ってグレイビーソースを作ってみましょう。グレイビーソースの種類はたくさんありますが、ここでは基本のグレイビーソースの作り方をコツなどを交えて紹介します。
材料
・肉汁 :残った肉汁
・コンソメ :お湯150ccに固形コンソメ1/4個
・白ワイン :大さじ2
・バター :15g
・小麦粉 :大さじ1
・塩こしょう :適量
作り方・レシピ
グレイビーソースの作り方は以下のとおりです。
1. 鍋またはフライパンに肉汁とコンソメをあわせ、ワインを入れアルコールを飛ばす
2. 別のフライパンを用意し、弱火でバターを溶かし小麦粉を煎る
3. 1のコンソメ液をダマにならないように2のフライパンに数回に分けて混ぜる
4. 塩コショウで味を整える
フライパンに残った肉汁にコンソメやワインを入れて液を作っても良いですが、肉汁を他の鍋に移してコンソメ液を作っても構いません。肉を焼くときのフライパンと小麦粉をバターで煎る時のフライパンは別のものを使うか、洗ってから使ってください。
作り方のコツ
作り方のコツは以下のとおりです。
・残った肉汁の余計な脂分を少し取る
・味見を行う
・水を足しても良い
肉汁はコンソメと混ぜる前に、浮いている余分な脂肪分をスプーンで少し取り除いてからの方が脂っぽくならずに美味しく仕上がります。また、味見は必ず行い、肉汁の塩分が強い場合はコンソメの量を減らしたり、水加減で調整するなどしてください。
グレイビーソース風は肉汁なしでも作れる?
グレイビーソースは、肉を焼いた後に残った肉汁に調味料などを入れて作るソースが一般的ですが、肉汁を使用しないで手軽に作ることができます。ここではどのようにして肉汁なしのグレイビーソースを作るのか紹介します。