オリーブオイルの本物と偽物の見分け方は?カルディ・スーパーのおすすめ商品も紹介!
オリーブオイルの本物と偽物の見極め方を知っていますか?今回は、オリーブオイルの本物と見せ物の見極め方を、カルディ・スーパーなど市販で購入可能な本物のオリーブオイルの一覧とともに紹介します。オリーブオイル本物が少ない理由や本物か偽物か怪しい商品紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 日本のオリーブオイルは本物が少ないって本当?
- 日本に出回るオリーブオイルは世界基準を満たしていない偽物がほとんど
- オリーブオイルが本物か偽物かの見極め方は?
- ①オーガニック認証のマークがある
- ②遮光性のボトルに入っている
- ③1mlあたり3円以上
- ④酸度が0.8%以下
- ⑤コールドプレス製法を取り入れている
- ⑥果実味が強い
- ⑦国際的な品評会で受賞歴がある
- ⑧原産国や品種が明記されている
- オリーブオイルの本物のおすすめ商品【カルディ】
- ①ラニエリエキストラバージンオリーブオイル
- ②オッギュエキストラバージンオリーブオイル
- ③カルボネールエキストラバージンオリーブオイル
- ④ディチェコエキストラバージンオリーブオイル
- オリーブオイルの本物のおすすめ商品【スーパー・その他】
- ①カークランドエキストラバージンオリーブオイル
- ②ガルシアエキストラバージンオリーブオイル
- ③ロリエーラエキストラバージンオリーブオイル
- ④バロッツクスエキストラバージンオリーブオイルキヨエ
- ⑤ボスコエキストラバージンオリーブオイル
- ⑥goyaエキストラバージンオリーブオイル
- ⑦ベルトーリエキストラバージンオリーブオイル
- ⑧オレオエステパエグレヒオエキストラバージンオリーブオイル
- ⑨ヴィラブランカオーガニックエキストラバージンオリーブオイル
- ⑩DHC ヌニェス・デ・プラド エキストラバージンオリーブオイル
- ⑪トスカーナエキストラバージンオリーブオイル
- 本物か微妙なオリーブオイルも知っておこう
- ①ヨンジャエキストラバージンオリーブオイル
- ②カンピーニャ・オリバル
- ③オーガニックエキストラバージンオリーブオイル
- オリーブオイルは本物を使おう!
日本のオリーブオイルは本物が少ないって本当?
日本でも多く出回っているオリーブオイルですが、そのほとんどは偽物のオリーブオイルと言われています。ここでは本物のオリーブオイルと偽物のオリーブオイルの見分け方やおすすめの商品について紹介します。
日本に出回るオリーブオイルは世界基準を満たしていない偽物がほとんど
オリーブオイルはIOCと呼ばれる協会が品質基準を定めていますが、日本はIOCに加盟していないため農林規格であるJASの基準を採用しています。以下がIOCとJASの、オリーブオイルの基準の違いです。
【IOC】
・品質を9段階に分けている
・酸度が0.8%以下を最高品質としている
・官能検査を行っている
【JAS】
・品質を2段階に分けている
・酸度が2.0%以下を最高品質にしている
・官能検査は行われない
IOCの企画ではかなり厳しく細かい基準が設けられており、官能検査も行っていますが、JAS規格では行われません。また、JAS規格ではオリーブオイルは「オリーブ油」と「精油オリーブ油」にしか分けられていません。
そのため、本来ならエキストラバージンオリーブオイルと名乗れないオリーブオイルでも、エキストラバージンオリーブオイルの表示ができてしまうことになります。偽物のオリーブオイルは価格も安く、よく売れることから、販売数も多くなり結果的に日本で出回っているオリーブオイルのほとんどが偽物と言うことになってしまっています。
オリーブオイルが本物か偽物かの見極め方は?
オリーブオイルを購入するなら、本物のオリーブオイルを購入したいと思うかもしれません。ここではオリーブオイルが本物か偽物かの見極め方について説明するので、購入するときの参考にしてください。
①オーガニック認証のマークがある
オーガニック認証のあるオリーブオイルは農薬を使わずに作られた商品で、本物には必ずマークがついています。オリーブオイルは実を圧搾して絞るため、農薬がついていると有害なうえ、上質なエキストラバージンオリーブオイルは作れません。上記はさまざまな国のオーガニック認証マークですが、このマークがボトルにあるかを必ず確認するようにしましょう。
また、オリーブオイルは生産地域、生産国、EUの厳しい審査を受けてクリアしたものにだけ表示できるIGPマークとDOPマークも存在します。こちらの表示がある場合は、高い品質のオリーブオイルであるという証明なので、見つけたらぜひ購入しましょう。
②遮光性のボトルに入っている
エキストラバージンオリーブオイルは、風味の劣化を防ぐため、遮光性のボトルに入っています。オリーブオイルは光によって風味が劣化していくので、高価なエキストラバージンオリーブオイルは品質の劣化を防止するために、遮光性のボトルに入っていることがほとんどです。
なお、最近では環境の観点や持ち運びの手軽さから、瓶からペットボトルに入ったオリーブオイルが増えています。エキストラバージンオリーブオイルであってもペットボトルに入っていることがありますが、瓶に比べて密封性が低いため、普段あまり使わないなら小さいボトルを購入したほうが良いでしょう。
③1mlあたり3円以上
本物のオリーブオイルは、価格が高く、1mlあたり3円以上すると考えて良いでしょう。オリーブの木一本からは約15kgから50kgの実が取ることができますが、この実から3〜10Lのオリーブオイルが作れます。しかし、エキストラバージンオリーブオイルになれるのはその中のほんのわずかな量しかありません。
メーカーもできるだけ安く売りたいと考えるかもしれませんが、実際には難しいでしょう。このことから間違いなく本物であるオリーブオイルを購入したいなら、1ml3円以上のオリーブオイルを購入するのが確実です。
④酸度が0.8%以下
本物のエキストラバージンオリーブオイルは、酸度が必ず0.8%以下になっています。IOCにエキストラバージンオリーブオイルであるという認証を受けるには、酸度が低く0.8%の基準をクリアしなくてはなりません。そのため、IOCの認証を受けたオリーブオイルのボトルには、酸度の数値のほか、メーカーによってはacidやacidityと表記しています。
オリーブオイルはイタリアなどの海外から輸入されているため、日本語で表示されていないこともありますが、必ず裏の原料や酸度は確認してから偽物かどうかを判断してください。
⑤コールドプレス製法を取り入れている
本物のオリーブオイルは、メーカーが製造するときにコールドプレス製法を取り入れています。オリーブオイルは熱に弱いため、高温で抽出すると劣化してしまいます。しかし、高温で抽出した方がコストはかからないため、偽物は高温で抽出している可能性もあります。
高温で抽出されたオリーブオイルは、栄養価も少なくトランス脂肪酸が発生している可能性もあるため、非加熱か30度以下で処理されたものを購入するのがおすすめです。