豆腐が腐るとどうなる?見分け方は?保存法別に賞味期限の目安も紹介!

豆腐が腐るとどうなるか知っていますか?今回は豆腐が腐った時の、〈臭い・色・見た目〉などの見分け方や、〈常温・冷蔵・冷凍〉など保存法別に賞味期限の目安を紹介します。新鮮な豆腐の特徴や腐った豆腐を食べた場合の対処法も紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. 豆腐が腐るとどうなる?判断方法はある?
  2. 見た目の変化
  3. 臭い
  4. 触感
  5. 腐った豆腐を食べたらあたる?その対処法は?
  6. 体調に異常が出たら病院へ
  7. 豆腐の賞味期限の目安は?【保存方法別】
  8. ①常温保存の場合
  9. ②冷蔵保存の場合
  10. ③冷凍保存の場合
  11. 豆腐がすぐ腐るのを防ぐには?
  12. ①常温に放置しない
  13. ②高野豆腐・充填豆腐を使う
  14. 豆腐が腐るまでに食べよう!

豆腐は売り場でも冷蔵状態で売られています。当然冷蔵保管する食品ですが、うっかり冷蔵庫に入れ忘れていたということもあります。このようなときにお豆腐はどれくらいの期間なら食べることが出来るのでしょうか?

菌のもっとも繁殖しやすい温度は30℃から40℃の間で、10℃以下になると繁殖は抑えられます。夏場は菌の繁殖が活発な温度と言えるので、うっかり冷蔵庫に入れ忘れた時には1~2時間であっても、常温放置してしまった豆腐を食べるのは控えた方がいいでしょう。

逆に、冬場など気温の低い季節で室温も10℃以下なら数時間常温においていても腐ることはないと言えます。ただ、冷蔵・冷凍での保存が一番安全なので、冷蔵庫への入れ忘れには要注意です。

②冷蔵保存の場合

通常パックに書かれている賞味期限は、一週間程度で、これは冷蔵庫で保存する場合の期限です。しかし、賞味期限は味の鮮度を示したものなので実際に豆腐が腐るのはこれよりも後になります。きちんと冷蔵保存の手順を踏むことで長持ちさせることが出来ます。

1.豆腐をパックから取り出す
2.密閉された容器に入れる
3.新しい水を入れる
4.毎日水は入れ替える


豆腐と一緒に入っている水にあくが出ることが豆腐が腐る原因になるため、未開封であっても容器を移し替え、水を変えることで長持ちさせることが出来ます。

また、賞味期限切れの豆腐は加熱することで殺菌され、腐るのを遅らせることができます。一度加熱してから水に浸して保存すると三日程度保存期間が延びるようです。

③冷凍保存の場合

冷凍保存を行う際の手順は以下のようになります。

1.豆腐をパックから取り出す
2.キッチンペーパーなどで水切りをする
3.使いやすい大きさに切る
4.タッパーや密閉袋などに平らに並べる
5.平らになるようにして冷凍する


未開封の豆腐を手順どおりに冷凍保存することで、一か月ほど保存することが出来ます。開封済みの豆腐でも冷凍すると菌の繁殖は抑えられるので、菌が増える前に冷凍できれば長持ち出来ます。ただし、豆腐は一度冷凍すると、解凍の際に水分が抜けてしまうので、普通の豆腐とは全く違う食感になるので留意する必要があるでしょう。

賞味期限切れのものを冷凍する場合、未開封の物であれば1~2日、賞味期限切れのものなら冷凍しても数日は問題なく食べられます。しかし開封済みで賞味期限の切れたものは、すでに菌が繁殖しはじめているので、冷凍しても長持ちさせることはできません。早めに調理しましょう。

(*豆腐の賞味期限についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

豆腐の賞味期限切れはいつまで大丈夫?3日・1週間はNG?保存で日持ちさせるコツも紹介!

豆腐がすぐ腐るのを防ぐには?

様々な保存方法がある豆腐ですが、豆腐が腐るのを防ぐためには結局何に気を付けて保存しておけばいいのでしょうか。豆腐が腐るのを防ぐポイントを説明します。

①常温に放置しない

豆腐の傷みの一番の原因は雑菌の繁殖しやすい温度での保存です。暑い季節では、買ってから持って帰るまでに影響を受けて腐敗菌が繁殖している可能性もあります。買ってきたらまっさきに冷蔵か冷凍保存をし、心配なら容器と水を変えることをお勧めします。また、パックの中の水が傷みの原因になるので、毎日水を交換するようにしましょう。

②高野豆腐・充填豆腐を使う

豆腐の代わりに賞味期限の長い高野豆腐や充填豆腐を代用にするのもおすすめです。

・高野豆腐の賞味期限:6か月
・充填豆腐の賞味期限:1~2か月


高野豆腐は乾燥しており温度変化の影響を受けにくいため、普通の豆腐の賞味期限が1週間程度なのに対して、賞味期限が6か月と長く、保存しやすいのも利点です。また充填豆腐は加熱してあるため、賞味期限が1~2か月あります。高野豆腐に比べると味や触感も普通の豆腐に近いので、冷奴などお豆腐そのものの料理を考えている方にはこちらがおすすめです。

豆腐が腐るまでに食べよう!

きちんと保存方法を守れば豆腐は長持ちする食材です。温度や保存方法を守ったり、加熱して上手に保存をしましょう。腐ってしまっていないか臭いや見た目といった変化にも注意しましょう。なにより腐らせずにおいしく豆腐を食べてくださいね。

関連する記事