もやしが腐るとどうなる?臭い・見た目など見分け方のポイントを解説!
【野菜ソムリエ監修】もやしが腐るとどうなるか知っていますか?今回は、もやしが腐った時の〈臭い・色・見た目〉など見分け方や、〈常温・冷蔵・冷凍〉など保存法別に腐るまでの期間の目安を紹介します。新鮮なもやしの特徴や腐ったもやしを食べた場合の対処法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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もやしが腐ってる?判断方法はある?
もやしは太陽の当たらない暗所で、日光消毒されずに栽培される野菜です。そのため、他の野菜に比べて菌が繁殖しやすく腐りやすい性質を持っています。しかし、購入したもやしが腐っているかどうかは、知識が無いとなかなか判断しづらい場合もあるかもしれません。ここからは、もやしが腐っているかどうかを判断する方法などを紹介しましょう。
もやしが腐るとどうなる?見分け方は?
もやしが腐ると見た目・臭い・触感が変わるので、腐っているかどうかが分からないときは、これらの変化を総合して判断するのがおすすめです。ここでは、もやしが腐った時に見た目・臭い・触感にどのような変化が起こるのかを詳しく解説します。
①見た目
出典: @Shun829
もやしは腐ると見た目が以下のように変化します。
・茎の色が白から透明に変色する
・ひげ根も含めて全体的に茶色に変色する
・水が多く出ている
・白い汁や茶色い汁が出ている
・溶けている
上記の変化は、消費期限内でも保存状態が悪いと起きる場合があります。上の写真のようにもやしが全体的に変色していたり、袋に水が溜まっていたりする場合は、腐っているので食べると危険です。ただし、一部が変色している場合や水分が若干溜まっている程度であれば、しっかりと加熱した上で食べられる場合もあります。
②臭い
もやしは、腐ると下記のような臭いがする場合があります。
・生臭い
・カビ臭い
・酸っぱい臭い
・アンモニアのような臭い
もやしにはもやし独特の匂いが元からあるため、腐った臭いなのかどうか判断するのが難しい場合もあるかもしれません。腐っていないもやしは水洗いしたら臭いが無くなるので、分からない場合は水洗いしてからもう一度臭いを嗅いでみましょう。
(*もやしの臭いについて詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)
③触感
もやしは、腐ると触感にも以下のような変化が起きます。
・柔らかい
・水っぽい
・ぬめりけがある
・触ると糸を引く
・もろくなって崩れる
もやしは、腐ると水分量が多くなり、また触感が柔らかくなります。腐敗が進んだ場合には、もろくなって触ると崩れてしまう場合もあるでしょう。また、腐って雑菌が増えると糸を引いたりぬめりけが出たりするので、このような状態のもやしは食べずに廃棄しましょう。
もやしが腐ったか心配な場合とは?
消費期限を少しだけ過ぎててしまったもやしや、少しだけ見た目の異変が見られるもやしなどは、食べてよいかどうかの判断が難しい場合もあるかもしれません。ここでは、もやしが腐ったか心配な状況の具体例とともに、食べても問題ないかどうかを解説します。
①ひげが茶に変色している
もやしのひげ根は新鮮な時の色は黄色ですが、それが茶色く変化し始めたら傷み始めた証拠です。ただし一部のもやしのひげが変色し始めた程度であれば、臭いなどに異常がなければ加熱して食べても問題ないでしょう。
一方でほとんどのもやしのひげが茶に変色している場合や、ひげ以外の部分も変色している場合などは、腐っている可能性が高いので食べない方が安全です。