トマトにカビが生えても食べられる?原因・対処法は?正しい保存法や対策も紹介!
【野菜ソムリエ監修】トマトにカビが生えていたことはありますか?ヘタや実にカビが生えても食べられるのでしょうか?今回は、〈白カビ・黒カビ〉などトマトのカビの種類や見分け方を画像と共に紹介します。カビが生えた時の対処法やカビを食べたらどうなるか、正しい保存方法なども紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
トマトは保存方法に気を付けることでカビを生えにくくすることができます。適切な保存方法やカビにくい対策を理解して、トマトの美味しさや新鮮さを長持ちさせましょう。
①ヘタを下にしてポリ袋に入れて冷蔵保存
トマトはヘタの部分を下向きにしてポリ袋に入れることで、ヘタから水分が出ることを防ぎ、カビが生えにくい状態を作ることができます。複数のトマトをポリ袋に入れる際は、トマトが重なって傷がつかないように気を付けることも大切です。
②傷のついていないトマトを買う
傷があるトマトは、傷が付いた部分から水分がにじみ出てしまいます。カビは水分の多い場所を好む性質を持つため、にじみ出たトマトの水分にはカビが繁殖しやすくなってしまいます。そのため、カビの発生を防いで長持ちさせるためにも、購入時に傷のついていないトマトを買うことも大切です。
なお、購入後に運ぶ際や保存する際などにトマト同士がぶつかると、小さな傷ができてカビが生えやすくなるので注意しましょう。
③カットトマトは切り口が空気に触れないようにする
カットトマトは切り口の水分量が多くカビが生えやすいので、空気に触れないように保存すると長持ちします。空気が入らないようにラップで包み、密閉できる清潔なタッパーなどに入れて冷蔵庫の中で保存しましょう。
(*トマトの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)
トマトにカビが生えないようにしよう
トマトに生えてしまった白カビは、取り除けば食べられる場合もありますが、できることならカビが生えていない綺麗なトマトを食べたいものです。安心してトマトを食べるためにも、カビを生やさないように注意して保存しましょう。