もやしは洗う?洗わない?必要性の有無や洗い方のポイントを解説!
【管理栄養士監修】もやしは洗う派と洗わない派の人がいますが、あなたはどちらですか?洗う必要性はあるのでしょうか?洗わなくても問題はないのでしょうか?今回は、もやしを洗う必要性や洗うメリット・デメリットを紹介します。洗い方のポイントも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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もやしは洗う?洗わない?
もやしは洗う派と洗わない派がいるようです。スーパーなどで販売されているもやしを見てみると、商品によって袋に「洗ってから使用してください」と表記されている物や、何も表記されていない物もあるので、結局どっちがいいのかわからなくなりますよね。洗わずに使うのは問題ないのでしょうか?
もやしを洗う必要性はある?
もやしは調理前に洗う必要は果たしてあるのでしょうか?そして洗う場合、洗わない場合それぞれどんな効果があるのでしょうか?
洗う必要性はない
もやし生産者協会のホームページを覗いてみると、そこには「出荷前に清浄な水で洗浄済みなので、調理前の水洗いは必要ない」といった内容の記載があります。よって、市販されているもやしは袋から出してそのまま使ってOKと言えるでしょう。
とはいえ、袋内の水滴に雑菌が繁殖している可能性もゼロではないでしょう。気になる場合や袋に水洗いを促す記載がある場合などは、サッと洗ってから使うのをおすすめします。(※1)
もやしを洗うメリット
もやしを洗う場合、いくつかのメリットが考えられます。もやしを洗わない場合に比べてどういった点が良いのか、それぞれ詳しく掘り下げてみましょう。
①青臭さが取れる
市販されているもやしがきれいな水で洗浄してるとはいえ、濡れた状態で袋詰めされているのでどうしても時間の経過と共にもやし独特の青臭さが強くなってしまいます。
パッケージされた後も袋の中でも呼吸しているので、それがもやし独特の匂いを生むようです。匂いは料理の仕上がりにも大きく影響するので、購入してから時間が経っている場合や調理法によっては洗うことで風味良く仕上げられるメリットがあります。
②シャキシャキ感が増す
もやしは洗うことによって風味と瑞々しさを増し、シャキシャキとした歯ごたえが生まれてとても心地よい食感になります。炒め物などの場合は洗ってから調理すると歯ごたえの良い仕上がりになります。調理する時は1分以内を目安に強火で手早く火を通せば水分はほとんど出ず、シャキっとした良い食感のもやし料理が楽しめます。
また、ひと手間加えるならば水洗い後のもやしにサラダ油などで表面をコーティング状態にしてから炒めることで、より水分が出にくくなりシャキッとした良い食感に仕上がります。
③雑菌を取り除ける
きれいな水で洗浄してあっても、保存状態によっては雑菌が繁殖してしまう可能性は否定できません。洗浄から時間が経てば経つほど、その可能性は大きくなります。
衛生面的にも、もやしは自分でも洗った方が食中毒などのリスクを減らすことができます。食べ物なので、衛生面は一番気をつけたいところです。もやしを食べる時は加熱処理をするのが基本なので、菌はほとんど死滅しますが、事前に洗うことでより雑菌のリスクを減らすことができるでしょう。
もやしを洗うデメリット
では反対にもやしを洗うことによるデメリットはなんでしょうか?洗った時にはどういったデメリットが考えられるのか、それぞれ掘り下げてみましょう。