和菓子の種類・名前の一覧!春・夏・秋・冬で季節別の人気商品も紹介!

和菓子は種類豊富で、季節感を感じる物も多くあります。和菓子にはどんな種類があるのでしょうか?今回は、〈生菓子・半生菓子・干菓子〉など系統別に和菓子の名前・種類を一覧で紹介します。〈春・夏・秋・冬〉で季節別の人気商品も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 和菓子の種類は?
  2. 和菓子の種類【生菓子】
  3. 餅物
  4. 蒸し物
  5. 焼き物
  6. 流し物
  7. 練り物
  8. 揚げ物
  9. 和菓子の種類【半生菓子】
  10. あん物
  11. おか物
  12. 焼き物
  13. 流し物
  14. 練り物
  15. 和菓子の種類【干菓子】
  16. 打ち物
  17. 押し物
  18. 掛け物
  19. 焼き物
  20. あめ物
  21. 和菓子の種類を季節で分けると?
  22. ①春
  23. ②夏
  24. ③秋
  25. ④冬
  26. 和菓子の種類は様々

あめ物は、砂糖を主原料として水飴を加えたものと水飴を主原料として砂糖を加えた物とがあります。

・あきな飴:水飴と砂糖、寒天で作る粘り気が特徴の飴
・有平糖:砂糖に水飴を加え、煮詰めてから成形、細工をして仕上げる
・朝鮮飴:もち米と水飴、砂糖を合わせたものを成形し、片栗粉をまぶしたもの


朝鮮飴は名前に朝鮮と付きますが、熊本銘菓として知られています。古くから伝わる和菓子でもあり、遣唐使によって日本に製法が伝えられたとされています。素朴な美味しさが人気で、お餅の様なもちっとした食感を愉しめます。

和菓子の種類を季節で分けると?

ここまでは系統別に分けて和菓子を紹介しましたが、和菓子には季節を感じさせてくれる物も多くあります。季節ごとに分けて和菓子の種類を紹介するので、お茶菓子を用意する際の参考にして下さい。

①春

まずは、温かい季節の到来を感じさせてくれる春の和菓子を見てみましょう。

・ぼたもち:お彼岸に食べられることが多く、牡丹が由来となっている
・3色団子:白玉粉を3色作り、串に刺した見た目も可愛い団子
・桜餅:しょっぱい桜の葉が特徴で、西と東では作り方が異なる


3色団子はお店でも気軽に購入できますが、白玉粉を使って簡単に作れるので自分で作ってみても良いでしょう。通年食べられる和菓子ですが、お花見をしながら頂く団子もまた格別です。

②夏

続いて、涼しさを感じさせてくれるような夏の和菓子を紹介します。

・水ようかん:水分が多い羊羹で、つるっとした食感が特徴
・葛切り:葛に黒蜜を掛けて、ところてんの様に愉しめる
・あゆ:鮎の形を模した、もちもち食感を愉しめる焼き菓子


あゆは見た目が可愛く、お客さんに出すお茶菓子としてもおすすめです。作る人によって個性が出るお菓子で、清涼感を出すために生姜のしぼり汁が加えられているものもある様です。

③秋

季節の味覚を楽しめる、秋の和菓子についても見ていきましょう。

・きんつば:粒あんを固め、白玉粉などで作った衣をまぶして焼いたもの
・栗きんとん:水と砂糖を煮詰めたあんに、栗を加えて煮込んだもの
・おはぎ:もち米とうるち米を炊いて撞いたものを丸め、あんなどをまぶしたもの


おはぎはぼたもちと似ていますが、おはぎよりも小さく作られている様です。あんやきな粉などをまぶして様々な種類を楽しめるのも魅力です。

④冬

最後に、冬の季節感を感じられる和菓子を紹介します。

・柚子もち:道明寺粉と柚子皮を使用し、冬至に愉しまれる
・酒饅頭:酒種と砂糖や小麦粉などを合わせて発酵させた生地で、あんを包んだもの
・花びらもち:梅の花びらに見立てた和菓子で、初釜でも振舞われる


冬の雪を想像させるような、白っぽい色合いの和菓子も多い様です。冬至に食べられる柚子もちや新年最初の茶会で振舞われる花びらもちなど、食べるタイミングが決まっていた和菓子もあります。

和菓子の種類は様々

和菓子には様々な種類のものがあり、季節感を感じさせてくれるものも多くあります。ただ美味しいだけでなく見た目で愉しめるものも多いので、普段あまり食べない人も一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

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