桜餅の種類は「道明寺」「長命寺」の2つ!原料・葉っぱ・地域など違いを比較して紹介!

桜餅に種類があることを知っていますか?桜餅は春を代表する和菓子のひとつです。今回は、〈道明寺・長命寺〉など桜餅の2種類を〈原料・地域分布・葉っぱ〉など違いを比較して紹介します。葉っぱは食べるか否かについても紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 桜餅の種類は?
  2. ①関西風の道明寺
  3. ②関東風の長命寺
  4. 桜餅の道明寺・長命寺の違いは?
  5. ①原料
  6. ②地域分布
  7. ③カロリー・糖質
  8. ④桜の葉の種類
  9. 桜餅の葉っぱは食べる?食べない?
  10. 食べても問題ない
  11. 桜餅は関西・関東で2種類

④桜の葉の種類

桜餅の葉には、道明寺と長命寺で同じ種類の葉が使われています。どちらの桜餅でも、使われるのは伊豆諸島を中心に広がっているオオシマザクラ(大島桜)と呼ばれる桜の葉っぱです。

オオシマザクラの葉は毛が少なく、柔らかいうえに香りが強いことから、桜餅にしたときに歯触りが良く、桜の香りづけにも向いています。

桜餅の葉っぱは食べる?食べない?

桜餅をくるんでいる葉っぱは、乾燥を防いだり、桜の花の香りをつける役割をしていますが、食べても問題ないのでしょうか。

食べても問題ない

桜餅の葉は、オオシマザクラの葉を塩漬けにして保存したもので、食べても問題はありません。塩気のついた葉の風味は、甘い桜餅との相性も良く、一緒に食べることでより桜餅の香りや甘みが強く感じられるでしょう。

桜の葉にはクマリンという成分が含まれ、過剰に摂取すると肝機能を弱める危険性があります。しかし、少量であれば血液をサラサラにする抗血液凝固作用が働くだけで、健康に対する害はありません。特に、道明寺は粘りがあり、葉だけ取るのは難しいので、一緒に食べるほうが食べやすいでしょう。

桜餅は関西・関東で2種類

春を告げる和菓子の代表、桜餅は大きく分けて関西風と関東風の2種類があり、それぞれ発祥も味わいも違います。2種類の桜餅の個性の違いを食べ比べて、春の訪れを楽しんでみましょう。

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