ふきの旬の季節・収穫時期はいつ?栄養価や食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】ふきの旬の時期を知っていますか?ふきとふきのとうの違いと共に今回は、ふきの旬の時期や主産地・収穫量のほか、新鮮なふきの選び方・栄養価なども紹介します。また、ふきの食べ方・レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
②水ふき
出荷量が多くなく、あまり出回っていない種類になります。多くは京都、奈良の近畿地方で栽培されています。苦味、繊維が少なく、食感はやわらかめで、香り強いです。
③山ふき
天然物のふきを山ふきと呼びます。自生する場所によって呼び名が変わり、別名が多いです。柄の下側が赤く色づいているものもあります。愛知早生ふきと比較すると、香りが強いです。一般的に、つくだ煮のきゃらぶきに使われています。
④秋田ふき
出典: @Kotaruru_FF14
秋田の名物になっている種類です。繊維が硬くて野菜としてあまり出回っていない種類になります。葉柄が1.5~2mほど、葉の直径は1mほどになる大きなふきです。つくだ煮などの加工に使われることが多いです。
(*ふきの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ふきの新鮮の選び方や栄養価
旬で新鮮なふきを選ぶにはコツがあります。ふきの栄養はどんなものがあるのか、また、その役割も合わせてお伝えします。
ふきの選び方のポイント
旬で新鮮なふきを選ぶにはなにを見て判断するか、誰でもわかるポイントです。
・葉は鮮やかな緑色、青々としている
・柄は切った口が水分が多く含まれている
・柄を手に持った時、しなやかさがある
・柄の色が淡い緑色
・柄の太さが適度な太さのもの、太すぎず均しい太さ
・柄ができれば空洞が無いもの
上記のような箇所を確認すると旬で新鮮なふきを選択することができます。ふきを買う時には思い出して基準にしてください。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
しなやかさは必要ですが、根元の方を持った時に全体があまりしならないものの方が新鮮なのでしっかり確認しましょう。
ふきの栄養価
ふきは基本的に調理をして食べることが多いですが、主に入っている栄養素を説明します。
・β‐カロテン
・葉酸
・カリウム
・食物繊維
・カルシウム
・ポリフェノール
柄の部分だけではなく、葉の部分にも多く栄養が含まれています。ふきの中で一番多く含んでいるといわれる栄養がβ‐カロテンです。抗酸化作用が高く、アンチエイジング効果が期待できます。この栄養はふきのとうにもふきにも含まれていますが、ふきのとうにより多く含まれています。
葉酸は赤血球の生成を助ける成分です。また、DNAの生合成に関わり、細胞の新生を促進する大切な役割もあります。
(*ふきの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)