ふきの種類と特徴は?食べられない場合も?見分け方を画像で紹介!

ふきの種類は豊富にあるのを知っていますか?食べられないふきもあるのでしょうか?今回は、<山蕗・水ふき・京ぶき>などふきの種類と見分け方に加え、収穫時期や旬を紹介します。ふきに似た植物の種類や美味しい食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. ふきの種類には何がある?見分け方は?
  2. ①愛知早生ふき(あいちわせふき)
  3. ②水ふき・山蕗(やまぶき)
  4. ③秋田ふき
  5. ④ラワンブキ
  6. 食べられないふきもある?
  7. ふきに似た植物の種類は?
  8. ①ツワブキ(石蕗)
  9. ②オタカラコウ
  10. ③ハシリドコロ【毒】
  11. ふきの旬・収穫時期や産地は?
  12. ふきの旬・収穫時期は4月〜6月
  13. ふきの主な産地は愛知・北海道など
  14. 京ぶきの主な産地は京都・奈良
  15. ふきの美味しい食べ方は?
  16. ①きゃらぶき
  17. ②ふきごはん
  18. ③ふきの肉巻き
  19. ふきの種類は豊富にある!

ふきの種類には何がある?見分け方は?

ふきはうどやわらびと同様に有名な山菜で、独特の香りと歯ごたえがある野菜ですが、実はいくつか種類があることはあまり知られていません。ここでは、ふきの種類について説明をします。

①愛知早生ふき(あいちわせふき)

出典:https://twitter.com/S1Yz8nzhERcMnIK/status/1257158426238410752?s=20

スーパーなどで広く見られるふきのほとんどがこの愛知早生ふきで、市場の半分以上を愛知早生ふきが占めています。愛知早生ふきは、淡緑色で1mほどの長さになります。江戸時代から栽培されていて自生している山ぶきよりも香りは弱いもののアクが少なく柔らかいため、食べやすいです。

②水ふき・山蕗(やまぶき)

地ふき、青ふき、河内ふき、京ぶきとも呼ばれ、産地は京都や奈良を中心としています。色は淡色の緑色で茎はツルツルしていて根元が赤くなっています。自生している水ふき・山蕗は特に香りが強く感じられ、野菜としてよりも佃煮のきゃらぶきとして出回っていることが多いです。

③秋田ふき

出典:https://twitter.com/chiakisakamoto/status/999155613535031296?s=20

茎は2メートルほどの長さがあり、また葉も1メートルを超えるサイズの大きなふきになります。茎が筋ばっていて愛知早生ふきよりも歯ごたえがあるため、佃煮などに加工されて売られていることが多いです。今は自生のものの他に栽培されている秋田ふきも多く出回っています。

④ラワンブキ

北海道足寄町の螺湾川に自生するふきで、秋田ふきはこのラワンブキが分化したものだと言われています。他のふきよりもかなり大きく、中には4mほどに成長するふきもあるそうです。見た目に反してやわらくアクが少ないため、煮物に適しています。ラワンブキは北海道遺産に指定されていて、足寄町には鑑賞圃場があり、道の駅で食べることもできます。

食べられないふきもある?

実は、ふきは茎の部分が地中にあり、一般的に茎と呼んでいるのは地上に出ている葉の柄です。地下にある茎は有毒で食べられず、地上に出ている葉の柄の方を山菜として食べているのですが、この部分においても茎が赤い場合はアクが強くてまずいため食べることができません。

また、ふきが元々持っているピロリジジンアルカロイド成分は肝障害や発がん性があると言われていますが、こちらは茹でれば問題はありません。ふきを生で食べることは元々ないのですが、他の野菜と違ってアク抜きをしっかりする必要があるでしょう。

ふきに似た植物の種類は?

ふきは、日本原産のキク科フキ属の多年草です。ふきが山菜として食べられることは説明しましたが、実はふきによく似た植物もあります。山菜取りで間違えないためにも、ここではふきに似た植物について説明します。

①ツワブキ(石蕗)

ツワブキは名前もふきに似ていますが、以下がツワブキの特徴です。

・キク科ツワブキ属の多年草
・花は黄色く秋に咲く
・見た目がふきに似ている
・食べることができる


ツワブキはふき同様食べられるため、間違えても問題にはなりません。ツワブキの食べ方は、ふきと同じく佃煮や煮物がおすすめです。機会があれば試してみると良いでしょう。

②オタカラコウ

出典:https://twitter.com/kanbee1109/status/1033281344845967360?s=20

ツワブキと同じくふきに似た植物のオタカラコウは、以下が特徴です。

・キク科メタカラコウ属の多年草
・山中の水辺に生えている
・0.6~1.2mほどの高さがある
・花が黄色く葉や茎には特有の匂いがある


ちなみに同じ植物の仲間としてメタカラコウがあり同じ黄色の花が咲きますが、オタカラコウは雄宝香、メタカラコウは雌宝香と書き、舌状花の数や葉の形に違いがあります。

③ハシリドコロ【毒】

出典:https://twitter.com/shinsyu_photo/status/1373001745853415426?s=20

ハシリドコロは、他の植物と違って注意が必要な植物です。

・ナス科ハシリドコロ属
・毒性があり、食べると錯乱症状を起こす
・新芽の時期がふきと同じで香りがない


毒性があることが大きな特徴になり、ふきと新芽の時期も同じなため、春先にふきのとうと間違えて食べる人がいます。実際に食中毒事件が起こったこともあるため、山菜摘みで自信がない時は採取はやめておきましょう。

ふきの旬・収穫時期や産地は?

ふきの蕾であるふきのとうは春の食材として有名ですが、同じ植物のふきは旬が若干違います。ここではふきの旬や産地について解説します。

ふきの旬・収穫時期は4月〜6月

いわゆる天然もののふきが出回る旬は4月から6月となっています。ふきは全国の山に自生していて、山菜取りの時期に見かける山ふきは茎が細くて短く、うどやわらびとともに農産物の直売所などに出回ります。

対してスーパーなどで売られている茎が太くて長いふきは、ほとんどが栽培されたビニールハウスのふきになり、他の野菜同様ほぼ1年中出回っている状況です。ちなみにふきのとうはふきの種類の一つではなく花芽になり、ふきよりも若干旬の時期が早い春先です。

ふきの主な産地は愛知・北海道など

ふきは北海道から九州まで広く分布していますが、出荷している地域は限られてきます。その中で、愛知県は江戸時代からふきの栽培を行っており、ふきの種類に関する項でも説明した通り有名な産地のひとつです。次に群馬県、大阪府、北海道、徳島県、秋田県と続きます。暑い地域では、自生しているもののふきの栽培はほとんどされていません。

京ぶきの主な産地は京都・奈良

京ぶきと言われる産地が京都や奈良のふきは自生のものは特に香りが強いため、主にきゃらぶきなどの加工用になります。愛知よりも生産量が少ないため、地域によっては手に入れることは難しいでしょう。

(*ふきの旬について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ふきの旬の季節・収穫時期はいつ?栄養価や食べ方・レシピのおすすめも紹介!

ふきの美味しい食べ方は?

ふきと言うと食べ方がどうしても限られてしまいがちですが、実は色々な美味しい食べ方があります。ここでは定番のきゃらぶきも含めて美味しいふきの食べ方を紹介します。

①きゃらぶき

出典:https://cookpad.com/recipe/6104042

きゃらぶきは、伽羅色まで煮ることから伽羅蕗と書く全国各地で昔から売られているふきの佃煮で、常備菜になる料理です。冷蔵保存だけでなく冷凍保存もでき、冷凍保存だと1年近く保存することができます。

長期保存もOK!伽羅蕗(きゃらぶき) by satosayo 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが349万品

(*きゃらぶきについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

きゃらぶき(伽羅蕗)とは?ふきの佃煮?レシピ・作り方のコツや栄養価など紹介!

②ふきごはん

出典:https://cookpad.com/recipe/1719042

ふき料理の定番のひとつですが、季節を感じられる料理です。このレシピではご飯を炊く前に材料を一度軽く煮るだけでなく鶏肉も入れているため、ふきが苦手だった人や子供でも食べやすいでしょう。

パクパク美味しい!!幸せ♡蕗(フキ)ご飯 by Niko’sMama 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが348万品

③ふきの肉巻き

出典:https://cookpad.com/recipe/1731068

ふきをただ煮るのではなく、豚肉で巻いているためいつもと違う味が楽しめます。このレシピでは脂が少ない肉を使っているため、冷ましても美味しく食べられるでしょう。

蕗の豚肉巻き煮 by 真さん 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが348万品

ふきの種類は豊富にある!

ふきは種類がいくつもあることを知らずに、特に種類を気にせずいつも同じように食べていた人もいるかもしれませんが、実は種類によって特徴があります。紹介した情報を参考に、普段食べるふきと違う種類のふきも食べてみましょう。

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