鯛の種類は全24種類!味など特徴や見分け方は?画像付き一覧で紹介!

回転ずしなどでは様々な名前の鯛を見かけますが、鯛の種類について知っていますか?今回は、<マダイ・金目鯛・イシガキダイ>などのタイの種類や見分け方を画像とともに紹介します。鯛の種類別の料理レシピのおすすめも紹介しているので、参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. 鯛の種類はどれくらい?
  2. 鯛の種類は全24種類
  3. 鯛の種類・見分け方【画像あり】
  4. ①真鯛(マダイ)
  5. ②血鯛(チダイ)
  6. ③黄鯛(キダイ)
  7. ④黒鯛(クロダイ)
  8. ⑤平鯛(ヘダイ)
  9. ⑥石鯛(イシダイ)
  10. ⑦キチヌ
  11. ⑧石垣鯛(イシガキダイ)
  12. ⑨白甘鯛(シロアマダイ)
  13. ⑩赤甘鯛(アカアマダイ)
  14. ⑪金目鯛(キンメダイ)
  15. ⑫疣鯛(イボダイ)
  16. ⑬糸撚鯛(イトヨリダイ)
  17. ⑭的鯛(マトウダイ)
  18. ⑮目鯛(メダイ)
  19. ⑯コショウダイ
  20. ⑰鷹羽鯛(タカノハダイ)
  21. ⑱テンジクダイ
  22. ⑲コロダイ
  23. ⑳黒星笛鯛(クロホシフエダイ)
  24. ㉑目一鯛(メイチダイ)
  25. ㉒ウメイロ
  26. ㉓浜笛吹(ハマフエフキ)
  27. ㉔笛鯛(フエダイ)
  28. 鯛の種類は様々

・属:スズキ目イボダイ亜目イボダイ科イボダイ属
・生息域:北海道〜九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、北海道〜九州南岸の太平洋沿岸、瀬戸内海、東シナ海大陸棚域


疣鯛は、楕円形で皮膚が薄い鯛で、別名「エボダイ」とも呼ばれています。目の後ろの肩の部分に黒い斑紋があり、鮮度が良いものは大量から粘り気の強い粘液を出すのが特徴です。味わいは旨味が強く、生食や焼物・煮物・揚げ物などの様々な調理法で楽しむことができます。

いぼだいの塩麹焼き グランシェフで by guzavie 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが333万品

⑬糸撚鯛(イトヨリダイ)

・属:スズキ目スズキ亜目イトヨリダイ科イトヨリダイ属
・生息域:新潟県〜九州南岸の日本海・東シナ海、鹿島灘〜九州南岸の太平洋、瀬戸内海、東シナ海大陸棚域


糸撚鯛は、泳いでいる時に体表にある赤と黄の筋状の模様が金色の糸をよるように見えることが、その名称の由来となっています。癖のない味わいを持ち、切り身にすると見た目が美しいことから、高級魚として主に料理店での調理に使われる品種です。刺身や汁物などの和食にしても美味しいですが、ポワレやワイン蒸しなどの洋風の調理法で食べるのもおすすめです。

イトヨリダイと彩り野菜の白ワイン蒸し by makizo 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが333万品

⑭的鯛(マトウダイ)

・属:マトウダイ目マトウダイ亜目マトウダイ科マトウダイ属
・生息域:北海道〜九州の太平洋・日本海・東シナ海、瀬戸内海


的鯛は、体の中心に「的」のような丸い模様があるのが特徴の魚です。国内では日本海側で良く食べられており、高級魚として取り扱われていますが、関東ではあまり人気のない種類の鯛です。なお、フランスでは「サンピエール」と呼ばれるムニエルの定番料理に的鯛が使用されています。白身の味わいは上品で、肝やあらも美味しく、鍋料理にはぴったりの食材です。

サン・ピエール マトウダイのムニエル by juntoku 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが333万品

(*マトウダイについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

高級魚「マトウダイ」とは?食べ方は刺身が一番?味わい・旬〜捌き方など紹介!

⑮目鯛(メダイ)

・属:スズキ目イボダイ亜目イボダイ科メダイ属
・生息域:北海道〜九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、北海道〜九州南岸の太平洋沿岸、瀬戸内海、東シナ海大陸棚縁辺〜斜面域


目鯛は、その目の大きさが体に対して大きいことから、その名前が付けられた魚です。尾鰭の大きさも体に対して大きく、体表から多量の粘液を出すのも特徴的です。煮付けや焼き魚にすると美味しいほか、フライヤムニエルなどの幅広い調理法で楽しむことができます。

目鯛の香草パン粉焼き by ~kei~ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが333万品

⑯コショウダイ

・属:スズキ目スズキ亜目イサキ科コショウダイ属
・生息域:相模湾〜九州南岸の太平洋沿岸、新潟県〜九州南岸の日本海・東シナ海、瀬戸内海、屋久島


コショウダイは、体表全体に散在する黒い斑紋が特徴的な鯛です。中には非常に大型に成長する個体もあり、鯛の中では比較的安価で取引されています。年間を通して味が良く、生食やソテーなどに使用されますが、大型の個体は寄生虫を持っている場合があるので注意が必要です。

関連する記事