鯛の種類は全24種類!味など特徴や見分け方は?画像付き一覧で紹介!
回転ずしなどでは様々な名前の鯛を見かけますが、鯛の種類について知っていますか?今回は、<マダイ・金目鯛・イシガキダイ>などのタイの種類や見分け方を画像とともに紹介します。鯛の種類別の料理レシピのおすすめも紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
鯛の種類はどれくらい?
焼き魚や煮付け・刺身などの和食で見かけることの多い鯛は、その種類による違いがよく分からない場合もあるかもしれません。鯛には一体どのくらいの種類があり、どのような違いがあるのでしょうか。鯛の種類による違いを理解して、様々な種類を味わってみましょう。
鯛の種類は全24種類
世界中にはさまざまな種類の魚が生息しており、その名前に「タイ」がつく種類は200種類以上も存在していると言われています。しかし、この200種類以上の「タイ」が名前につく魚がすべて日本で「鯛」として扱われているわけではありません。日本で「鯛」とされている魚の種類は全24種類で、真鯛や黒鯛・金目鯛などが代表的です。
鯛の種類・見分け方【画像あり】
ここからは、日本で鯛として取り扱われている24種類の鯛について、その生物学的属名や生息域・味の特徴などを紹介します。おすすめの料理のレシピも紹介するので、該当の鯛が手に入った時の参考にしてください。
①真鯛(マダイ)
・属:スズキ目スズキ亜目タイ科マダイ亜科マダイ属
・生息域:北海道全沿岸〜九州南岸の日本海・東シナ海、太平洋沿岸、瀬戸内海、屋久島
真鯛は、鯛の中でも最も高級とされる品種で、大きいものは1mほどの大きさにまで成長します。見た目は赤く、背中などにはコバルト色の斑紋が散在しているのが特徴で、目の上にも濃い筋があります。ほか、尾びれに黒い筋が見られるのも見分ける上でのポイントです。味わいは甘みがあり、刺身や塩焼きなどの様々な料理で楽しむことができます。
(*真鯛の旬の時期について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②血鯛(チダイ)
・属:スズキ目スズキ亜目タイ科マダイ亜科チダイ属
・生息域:北海道南部〜九州南岸の日本海・東シナ海、太平洋沿岸、瀬戸内海
血鯛は、日本各地の沿岸に良くみられる中型の鯛です。エラぶたの後ろの部分が血がにじんだように赤くなっていることが、その名前の由来です。比較的小さめのサイズのものが多く、加熱しても身が硬くなりづらいことから、刺身のほかに塩焼きや汁物・揚げ物などの火を通した料理にもよく使われます。