スルメイカの旬の時期は?選び方・栄養価は?捌き方やレシピのおすすめも紹介!
世界に450種類も存在するイカの種類の中で、知名度の高いスルメイカの旬の時期を知っていますか?今回は、スルメイカの旬の時期・季節や主産地・生産量を紹介します。スルメイカの選び方のポイントや栄養価のほか、さばき方・レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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スルメイカの旬の時期・季節はいつ?
スルメイカを美味しく食べられる、旬の季節はいつなのでしょうか。主産地や漁獲量とともにみていきます。
スルメイカの旬の時期・季節は夏(7月~10月)
スルメイカは年間を通して美味しく食べることができる魚介類ですが、その中でも漁獲量が多く鮮度がよい旬の時期は、7月~10月の時期です。この時期は昼に漁を行い、夕方に水揚げを行う昼イカ漁と呼ばれる漁が行われます。
水揚げするまでの時間が短く、鮮度の良い状態で食卓まで届くため、スルメイカを美味しく食べるなら夏がおすすめです。
スルメイカの主産地・漁獲量
以下は、国内のスルメイカの主な産地を漁獲量順に並べたものです。
①北海道
②青森県
③長崎県
④石川県
⑤岩手県
スルメイカの産地は主に日本海沿岸や北海道沿岸です。中でも北海道の漁獲量は年間で約4万トン、青森県の漁獲量は約3万トンで、この2県を合わせると全国の6割を占める漁獲量になります。なお、漁獲量の多い夏の時期のスルメイカは夏イカ、旬の終り頃の秋に獲れるスルメイカは秋イカと呼ばれています。
茨城県や鳥取県などでも漁獲されていることから、スルメイカは日本の広い地域で獲れる魚介類であると言えるでしょう。
スルメイカとはどんなイカ?
数あるイカの種類の中でも知名度の高いスルメイカですが、スルメイカとはどのような生き物なのでしょうか。スルメイカの生態や、名前の由来などを紹介します。
スルメイカの生態・特徴
スルメイカは日本列島の周辺で獲れるイカで、大きいものは30cm程度の大きさです。スルメイカはオスよりもメスのほうが身体が大きく、寿命は1年程度と短いのが特徴です。
鮮度の良いスルメイカは刺身にしても食べることが可能ですが、アニサキスなどの寄生虫が寄生していることもあります。目視で確認して除去することもできますが、不安な場合は火を通して食べましょう。
スルメイカの名前の由来
スルメイカの名前の由来は、墨を吐いて群れる性質から「スミムレ」と呼ばれていたものが、次第に変化してスルメになったとされています。なお、「スルメ」の名称が「お金をする」ことを連想させてしまうため、縁起の良い「あたり」という言葉を用いて「アタリメ」とも呼ばれることがあります。
スルメイカの選び方・栄養価は?
スルメイカの旬の時期は夏と分かりましたが、美味しいスルメイカを選ぶコツはあるのでしょうか。また、スルメイカに含まれる栄養素が身体にどのような効果を与えるのかを紹介していきます。
スルメイカの選び方のポイント
新鮮なスルメイカを選ぶポイントは以下の3つです。
・表皮が褐色で透明感があるもの
・身が締まっている
・目玉が黒々して光っているもの
スルメイカの鮮度は表皮の色と、身の締まり方を確認すれば判別できます。鮮度の落ちているスルメイカは、表皮が白く透明感もなくなっているので避けるようにしましょう。触ることができる場合は、足に触ったときに吸い付くものが鮮度の良いものです。