カツオの旬の時期・季節はいつ?名産地は?選び方やレシピのおすすめも紹介!

カツオの旬の時期を知っていますか?今回は、カツオの旬の時期・季節を産地別に比較し、主な産地・生産量なども紹介します。カツオの選び方や栄養価のほか、捌き方や食べ方・レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. カツオの旬の時期・季節はいつ?主産地は?
  2. カツオの旬の時期・季節は2回ある
  3. 初鰹の旬の時期は3月〜5月
  4. 戻り鰹の旬の時期は8月〜9月
  5. カツオのたたきの旬はいつ?
  6. カツオの主産地「高知県」は漁獲量5位
  7. カツオはどんな魚?
  8. カツオの生態・特徴
  9. カツオの名前の由来
  10. カツオの選び方や栄養価は?
  11. カツオの選び方のポイント
  12. カツオの栄養価・効能
  13. カツオの捌き方
  14. カツオの旬の食べ方・レシピのおすすめ
  15. ➀カツオの南蛮漬け
  16. ②カツオのカルパッチョ 
  17. ③カツオのサクサクチチーズ焼き
  18. カツオを旬の時期に美味しく食べよう

カツオの旬の時期・季節はいつ?主産地は?

お刺身などで多くの方に食べられている鰹ですが、食べごろはいつなのでしょうか。ここでは、鰹の旬と主な産地について詳しく紹介していきます。

カツオの旬の時期・季節は2回ある

鰹は3月頃に九州から北上を始め、8月頃に東北・北海道あたりに到着し南下することから、旬が2回あります。基本的に、3~5月に獲れるものが初鰹、8~9月に漁獲されるものが戻り鰹となっています。

初鰹に関しては、北上して関東あたりに来るまでは餌を十分摂取していないので、脂がのっておらず、たたきとして食べられることが多いですが、戻り鰹は餌を十分に摂取しているため、とても脂がのっています。

初鰹の旬の時期は3月〜5月

初鰹の主な産地と旬の時期は以下のようになっています。

・鹿児島県(3月)
・高知県(4月)
・静岡県(5月)  
・千葉(5月)  
 

鰹とは年中北から南の海を回遊する魚で、時期によって獲れる場所が異なります。その中でも北上する鰹のことをのぼり鰹と、3月から5月頃に漁獲されるものを初鰹と呼びます。主な産地は九州や本州のほとんどの地域となっていますが、北上途中の初鰹は栄養分を十分に蓄えていないので、味があっさりしています。

北上途中のカツオは、脂が十分にのっていないのでたたきにして食べることが多いですが、中でもカツオの産地として有名な高知県では、カツオを藁焼きという方法でたたきにします。藁焼きは高温で一気に表面をあぶるのでうま味を閉じ込められる上に、藁特有の良い香りをつけることが出来るので、うまみと風味豊かなおいしいたたきにすることが出来ます。

戻り鰹の旬の時期は8月〜9月

戻り鰹の産地としては、主に東北地方があげられます。

・宮城県(9月)


初鰹は北上するカツオのことを指すのに対して、9月頃に南下し始めるカツオのことを戻り鰹と呼び、主に宮城県が産地とされています。たくさんえさを食べた戻り鰹は脂がのっており、もっちりとした食感を楽しむことが出来るので、たたきではなく刺身にして食べるのがおすすめです。

カツオのたたきの旬はいつ?

カツオの旬は初鰹が3~5月、戻り鰹が8~9月ですが、カツオのたたきの旬は初鰹の獲れる時期と同じです。これは、戻り鰹は脂が多く乗っているので、刺身にして食べた方が良いとされていたからです。ただ、現在では、戻り鰹もたたきとして食べられることもあるので、初鰹・戻り鰹それぞれの旬がカツオのたたきの旬であると言えます。

カツオの主産地「高知県」は漁獲量5位

・1位 静岡
・2位 東京
・3位 三重
・4位 宮城
・5位 高知

カツオで有名な高知県ですが、意外にも生産量は全国5位で、最も生産量が多いのは静岡県になっています。高知県では主に一本釣りとひき網と呼ばれる方法でしか漁獲しませんが、静岡県ではこれに加えて巻き網漁法と呼ばれる方法で漁を行います。 巻き網漁法に関しては、1度にたくさんのカツオを獲ることができるものの、網の中でカツオ同士がぶつかるので、カツオの品質が低下する恐れがあります。それに対して、高知の1本釣りは、餌によってきたカツオを釣り針で引っ掛けて獲るので、傷つけることなく品質の高い状態を保つことが出来ます。

カツオはどんな魚?

ここまでカツオの旬や生産量について詳しく紹介してきましたが、実際にカツオとはどんな魚なのでしょうか。ここでは、カツオの詳しい生態などについて詳しく紹介します。

カツオの生態・特徴

スズキ目サバ科に属する鰹ですが、マガツオやホンガツオなど産地によって呼び名が異なります。一般的なカツオは、全長が50cm程で、背中部分が青く、腹の部分は銀白色をしています。また、カツオの表面にはいくつかの縞模様がありますが、これは釣り上げられた後に現れるもので、海中で泳いでいるときには存在しません。

カツオは、時期によって脂ののりが異なるのも特徴です。北上しているカツオは脂が少ないためかつお節にむいていますが、秋頃の戻り鰹は脂が多くたたきなどにして食べるのに向いています。

カツオの名前の由来

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