カレイの旬の時期・季節は?種類で違う?選び方・栄養価やレシピのおすすめも紹介!
カレイの旬の時期を知っていますか?カレイとはどのような魚なのか、今回は、カレイの種類別の旬の時期・季節や、主産地・生産量などを紹介します。カレイの選び方や栄養価のほか、さばき方やレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
カレイとはどんな魚?主産地は?
カレイには様々な種類があることがわかりましたが、そもそもカレイとはどのような魚なのでしょうか。主産地などを紹介します。
カレイの生態・特徴
カレイの見た目は平たい状態で、ヒラメと混同されることがあります。左ヒラメに右カレイとよく言われている通り、右側を向いている方がカレイです。カレイは種類が非常に多く、紹介したカレイ以外にも、約100種類以上存在すると言われており、日本だけに限っても40種類以上は存在します。
また、種類によって旬となる時期や月が異なっており、夏から秋が旬のカレイもいれば、11月から1月頃と冬が旬のカレイも存在します。カレイは生まれた時は普通の魚と同じ姿をしていますが、成長するにつれて目が移動をし始め、孵化から約1ヶ月後には左目が頭部の正中線上へと移動するのです。
そして40日目には移動が終わり、白い裏側が下になって海底で生活をするようになります。
カレイの主産地・漁獲量
カレイの主産地は以下の通りとなります。
1位 | 宮城県 1,289トン |
2位 | 青森県 930トン |
3位 | 北海道 796トン |
4位 | 茨木県 407トン |
5位 | 千葉県 379トン |
1位は宮城県で、漁獲量は1,289トンと唯一4桁を超えています。基本的に北海道や東北地方で多く漁獲されている魚で、3位の北海道と4位の茨城県の差は約400トンほど離れているのが現状です。
カレイの選び方や栄養価は?
美味しいカレイを選ぶ方法やカレイの栄養価はどうなっているのでしょうか。カレイの選び方や栄養価を紹介します。
カレイの選び方のポイント
カレイの選び方のポイントは以下の通りです。
・表面にぬめりがある
・お腹にハリがあるもの
・活け締めされているもの
カレイは表面にぬめりがある方が良いとされています。ぬめりがあるのは鱗を保護するためで、ぬめりがないと傷みやすくなります。また、魚全般がお腹にハリがあるものが良いと言われています。活け締めされているカレイも良いと言われていますが、値段が高いので注意しましょう。
カレイの栄養価
カレイの栄養価は以下の通りです。
・エネルギー:95kcal
・タンパク質:19.6g
・脂質:1.3g
・炭水化物:0.1g
・ビタミンD:13μg
・ビタミンB12:3.1μg
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています
カレイは低脂質、高タンパクな魚で、カルシウムの吸収を高めるビタミンDは1日の摂取量目安の2倍以上、貧血予防やDNAの生成を助けるビタミンB12は摂取量目安の1.3倍含まれています。また、カレイはアミノ酸の一種であるタウリンを多く含み、血中コレステロール値の低下や動脈硬化の予防などに効果が期待できます。
カレイのさばき方
動画を参考に、カレイをさばいてみましょう。
①包丁で全体のぬめりと鱗を取る
②水で洗う
③頭を落とす
④血合いに包丁を入れ、水で洗う
⑤キッチンペーパーで丁寧に拭く
⑥用途に合わせて等分に切る
まずは包丁で全体のぬめりと鱗を取りましょう。ヒレや裏側も忘れずにとってください。終わったら水で洗い、頭を切り落とします。そして血合いと呼ばれる背身と腹身にの間にある赤い部分に包丁を入れ、水で洗います。最後にキッチンペーパーで丁寧に拭き、用途に合わせて切っていきましょう。