毛ガニの旬の時期・季節はいつ?種類で違う?選び方・栄養価や茹で方も紹介!
毛ガニの旬の時期を知っていますか?今回は、毛ガニの産地別の旬の時期・季節や、主な産地・生産量などを紹介します。ほかにも、毛ガニの選び方や栄養価のほか、さばき方・茹で方やレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
毛ガニには以下の栄養素が含まれています。
・ビタミンB12
・銅
・アミノ酸
水溶性ビタミンの一種であるビタミンB12は、神経や血液細胞の正常な働きやDNAの合成をサポートするほか、貧血を予防する働きを持っています。毛ガニにはミネラルの一種である銅も含まれていますが、胴は骨を作ったり、貧血の防止をする大切な栄養素です。ほか、アミノ酸は身体の筋肉を作り上げたり、疲労回復などに役立っています。
(*カニの栄養価・効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
毛ガニのさばき方
毛ガニのさばき方は以下のとおりです。
①ふんどしを外す
②足とツメを包丁で切る
③足を左右に開く
④甲羅と中身をはがす
⑤ガニを外す
⑥胴体を2つに切る
⑦カニみそをかき出す
⑧足の付け根に包丁を入れる
⑨縦に切り分ける
生の毛ガニをさばく際は、予め茹でておきましょう。ふんどしを外して足とツメを切った毛ガニは足を左右に開いてさばきますが、その際は足の内側に包丁を縦に入れると簡単です。また、甲羅と身を剥がすときは上下に手で割って剥がし、ガニは引きちぎって外します。
この時に外したガニは食べられないので捨てましょう。なお、上記の手順でさばくことで、最終的に甲羅と胴体は8つに切り分けられます。
毛ガニの茹で方
毛ガニの茹で方は以下のとおりです。
①毛ガニを洗って汚れや夾雑物を取り除く
②足を縛る
③大き目の鍋に水を沸騰させ塩を入れる
④甲羅を下にして毛ガニを入れる
⑤再沸騰したら弱火で15~20分茹でる
毛ガニの汚れがひどい場合は、ブラシなどを使って洗うと便利です。茹でる時は塩水を作りますが、その際は水に対して3~4%程度の濃度になるように塩を入れてください。なお、茹でている途中に差し水をすると、お湯の温度が下がって毛ガニが黒ずむのでやめましょう。
毛ガニの旬の食べ方・レシピのおすすめ
毛ガニはシンプルに茹でて食べるのも美味しいですが、他にも様々なアレンジ方法があります。ここでは旬の毛ガニの美味しい食べ方やレシピなどを紹介します。
①冷凍毛ガニの美味しい食べ方
冷凍の毛ガニを温かく食べたい方におすすめの食べ方です。冷凍カニは加熱するとパサついてしまうので、加熱のし過ぎには注意しましょう。
②毛ガニの炙り
毛ガニは時間が経つと臭いが気になってしまうことがありますが、甲羅を炙ることで臭みを除き、香ばしい香りを楽しむことができます。途中からは、身を蟹味噌につけながら食べるのも良いでしょう。