キムチが腐るとどうなる?見分け方は?原因や日持ち期間の目安なども紹介!
キムチが腐るとどうなるか知っていますか?今回は、キムチが腐った時の〈臭い・色・見た目〉など見分け方や、〈韓国のキムチ・市販のキムチ〉別に賞味期限の目安を紹介します。腐ったキムチを食べた場合の対処法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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キムチが腐るとどうなる?見分け方は?
キムチは保存食だから腐らないと思っている人が多いと思いますが、それは大きな誤解です。腐るとどういう特徴が表れるのか、その見分け方を紹介します。
①見た目
キムチが腐ると、どのような見た目の変化があるのでしょうか。
・青、緑、黒などのカビが生える
・白いカビが生える
・白っぽい膜が付いている
青・緑・黒のカビが生えた場合は、容器内で毒性の強いカビの胞子が飛んでいる可能性があるため、食べないでください。食べると食中毒になることもあるので、少しでもこのカビを見つけたら同じ容器内のキムチは全て捨ててしまいましょう。
上記の写真のように白いカビや白い膜を張っている場合、カビというより乳酸菌が発酵した状態となっています。カビが生えた部分は捨てればそれ以外の部分は食べても問題ありません。乳酸発酵で酸味が強くなっている場合がありますが、そのような場合はキムチ鍋などに活用すると美味しく食べることができ、おすすめです。
②臭い
キムチが腐っているかどうか、臭いでも確認をしてみましょう。
・酸っぱいだけではない異臭がする
・アルコール臭がする
元々臭いの強い食品なので、臭いでの変化が分かりにくいですが、腐るとさらに酸っぱい臭いがきつくなり、その中に腐敗臭が混じってきます。アルコールのような臭いがする場合もほぼ確実に腐っている状態ですので、思い切って全て処分してしまって良いでしょう。
(*キムチの臭いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③触感
キムチが腐ったときに、お箸で触ったらどんな触感がするのでしょうか。
・白っぽいぬめりがでる
・糸をひいている
ぬめりが出たり糸をひいているのは、発酵が進んだ場合が考えられます。また、乳酸菌を使用している場合、乳酸菌が活発に作用したとも考えられます。どちらも食べられなくはないですが、少量を味見し確認してから使用しましょう。少しでも味がおかしいと感じたら、処分しましょう。
キムチが腐る原因で考えらえられるのは?
キムチが腐る原因にはどのようなものがあるでしょうか。普段とってしまっている行動がないか、チェックしてみてくださいね。
①雑菌が混じっている
唾液には雑菌が含まれているため、一度口に付けた箸で容器から直接取り出したりすると、雑菌が容器の中で繁殖してしまい腐りやすくなります。口を付けていない菜箸で小皿などに取り分けて、食卓に出すのが良いでしょう。また、指にも雑菌は付いていますので、保存容器を持つ際は、内側に指が付かないように注意しましょう。
②常温で保存している
キムチの最適な保存温度は5℃~10℃ほどです。10℃を超えると発酵が進み、密閉容器の中ではガスが充満し、最悪の場合は破裂してしまい危険です。冷蔵庫のチルド室ならば0℃前後に温度設定されているので、保存場所にはおすすめです。封を開けたら、必ず冷蔵庫で保存しましょう。
(*キムチの常温保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)