ブロッコリーの葉は食べられる?栄養は?美味しい活用レシピ5選を紹介!
【管理栄養士監修】ブロッコリーの葉は食べられると知っていますか?実はブロッコリーは葉の部分は、ビタミン群やミネラル、たんぱく質など栄養成分が豊富で、捨てるのはもったいないのです。今回は、ブロッコリーの葉・茎の食べ方・調理レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてくださいね。
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ブロッコリーはどこまで食べられる?葉は?
スーパーへ買い物に行くと、キャベツと同様に葉を捨てる箱があるため、ブロッコリーの葉や茎は捨てられがちです。果たして、ブロッコリーの葉・茎は、調理すれば美味しく食べることができるのでしょうか?
普段食べている部分はブロッコリーの花蕾(からい)
ブロッコリーは太い茎が枝分かれして、緑色の蕾がなっていますが、ブロッコリーは実を食べる野菜ではなく、普段私たちが食べているのは蕾の部分です。蕾は時間が経つと黄色い花が咲くところ、蕾の時点で収穫して私たちは食べているのです。
ブロッコリーの葉・茎も含め全て食べられる
実は、ブロッコリーは蕾以外の部分の、葉・茎も含め全て食べることができます。ただ、ブロッコリーによっては硬いものもあるので、外側の皮をピーラーか包丁でカットしてあげるのがおすすめです。幼い子供は消化不良になることもあるので、そこだけ注意しましょう。
竹本友里恵
管理栄養士
ブロッコリーの茎に含まれる栄養価は、私達がいつも食べる蕾よりも豊富に含まれています。また、下茹でして冷凍すると栄養価は多少減ってしまいますが、約1ヶ月は保存できるので買いすぎて食べきれない時や時間短縮の際におすすめです。
(*ブロッコリーの茎の栄養価・食べ方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ブロッコリーの葉に栄養はある?
ブロッコリーにはビタミンCやビタミンEなどのビタミン群だけでなく、ミネラルや植物性たんぱく質も豊富に含まれています。具体的な栄養成分と期待できる効果・効能を見ていきましょう。
ブロッコリーの葉には様々な栄養が含まれており、以下のような効能が期待できます。
①ビタミンC
→風邪の予防と治療に役立ちます。美肌効果があります。
②ビタミンE
→抗酸化作用が強く生活習慣病の予防に繋がります。また、血行を促進する働きもあるため冷え性にも効果的です。
③カロテン(ビタミンA)
→アンチエイジング効果が期待されています。風邪予防に役立ちます。
④葉酸
→赤血球の生成を助けます。
どれも健康や美容に効果があり、日常的に摂取したい栄養価です。また、茎に至っては蕾よりも栄養が豊富となっています。
竹本友里恵
管理栄養士
茹でたブロッコリーを100g摂取する事で、1日に必要なビタミンCの約半分の量を補う事ができます。ビタミンCは老化を遅らせる抗酸化作用や免疫機能を高める効果がありますが、自分の身体の中で作る事ができません。そのため、食事など身体の外から積極的に摂取するようにしましょう。
ブロッコリーの葉の食べ方・調理法のおすすめは?
ブロッコリーの葉を料理に使う場合には、調理法を工夫して料理しなければなりません。ブロッコリーに含まれる栄養素を余すことなく摂取するためには、どのような工夫が必要なのでしょうか?
①低温で蒸し焼き
ブロッコリーの葉は硬いので、生でそのまま食べるのは向いていません。そのため、加熱調理するのがおすすめです。