カワハギの旬の時期・季節はいつ?身と肝で違う?選び方や食べ方のおすすめも紹介!
カワハギの旬の時期を知っていますか?今回は、カワハギの旬の時期・季節を〈種類・産地〉別に比較し、主な産地・生産量なども紹介します。カワハギの選び方や栄養価のほか、食べ方・レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
カワハギの選び方のポイント
カワハギを選ぶ際に見るべき点は、以下の通りです。
・丸々と太っている
・身に弾力がある
・色艶がよい
・目が澄んでいる
・ヒレが乾燥していない
カワハギが丸々と太っていて身に弾力があるものは、栄養を蓄えている証なので、美味しく食べることができます。色艶がよく、目が澄んでいてヒレが乾燥していないものは水揚げされて間のない鮮度の良いものなので、これらの点を確認しながらカワハギを選びましょう。また、切り身で販売されているものは、色が透き通っているものが鮮度の良いものです。
カワハギの栄養価・効能
カワハギに含まれる栄養素は、以下の通りです。
・タンパク質
・ビタミンB6
・ビタミンB12
カワハギはタンパク質が豊富で脂質が少ないため、ダイエット中などにも気軽に食べることができるヘルシーな食材です。ビタミンB群も豊富で、ビタミンB6は免疫機能の維持、ビタミンB12は正常な赤血球を作る働きがあります。
カワハギの捌き方
カワハギを捌く手順は、以下の通りです。
①胸びれから頭に向かって包丁を入れ、背骨を切る
②頭を持ち、手前に向かって引きはがす
③頭についた肝をとる
④腹の膜を取り、血合いに包丁を入れる
⑤血合いを洗い、水気を拭き取る
⑥頭から尾に向かって皮を剥がす
⑦尾を切り落とし、腹から中骨に向かって包丁を入れ片身をはがす
⑧裏返し、背から中骨に向かって包丁を入れ片身をはがす
⑨身に沿って包丁を入れ腹骨をすき、皮一枚になったら包丁を立て切る
背骨を切ったら、頭は手で引きはがすことができます。この際、頭に肝がくっついてくるので忘れずにとるようにしましょう。血合いを洗い流し、皮を剥いだら三枚におろしていきます。カワハギの名の通り、皮は手で簡単に剥ぐことができるので身の両面の皮を剥ぎましょう。三枚に下ろしたら、表身と裏身の両方の腹骨をすいて完成です。
カワハギの旬の食べ方・レシピのおすすめ
旬の時期のカワハギの美味しい食べ方を紹介します。身だけでなく肝まで美味しく食べることができるカワハギにはどんな調理法があるのか、詳しく見ていきます。
①カワハギの煮つけ
カワハギの定番の食べ方の一つである、煮つけのレシピです。旨味が多く柔らかいカワハギの身に甘辛いつけ汁が絡むのでご飯のおかずだけでなく、お酒のおつまみにもピッタリの一品です。
②刺身肝和え
豆板醤やオイスターソース、醤油、ごま油をカワハギの肝と和えた一品です。新鮮なカワハギの刺身と一緒に食べればお酒が進む、おつまみにピッタリなレシピです。シンプルな調理法なので、なるべく新鮮なカワハギを使用するようにしましょう。
③カワハギの肝の甘辛煮
カワハギの肝を醤油、酒、砂糖で甘辛く煮たレシピです。一緒に入れたニンニクと生姜が臭みを消してくれるので、食べやすい味になるでしょう。とろりとした肝は日本酒だけでなく、ワインとも相性抜群です。