きくらげの保存方法・期間は?冷凍で長持ち?生・乾燥別のポイントを解説!

きくらげの正しい保存方法を知っていますか?生のきくらげと乾燥したものでは、その方法が異なります。今回は、きくらげを冷蔵・冷凍で保存する方法や日持ち期間を〈生・乾燥〉別に紹介します。保存したきくらげが腐った時の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. きくらげの正しい保存方法は?
  2. 乾燥きくらげを保存する方法・期間は?
  3. 生きくらげを保存する方法・期間は?
  4. 生きくらげを冷蔵保存する方法
  5. 生きくらげを冷凍保存する方法
  6. 冷凍きくらげを解凍するコツ
  7. 保存したきくらげが腐った時の見分け方は?
  8. 腐ったきくらげの特徴
  9. きくらげを正しく保存して日持ちさせよう

きくらげの正しい保存方法は?

中華料理の材料としてに用いることが多いきくらげは、常温でも冷蔵・冷凍でも保存可能です。しかし、生のきくらげと乾燥しているものとでは、保存方法が異なります。正しい保存方法実践しなければ、日持ちさせることはできません。ここでは、正しくきくらげを保存する方法を説明します。

乾燥きくらげを保存する方法・期間は?

乾燥きくらげは、常温保存または冷凍保存が基本です。保存方法のポイントは、以下の通りです。

【常温保存する方法】
・新聞紙またはキッチンペーパーで乾燥きくらげを包む
・ジッパー付きの袋やタッパーに、新聞紙などで包んだ乾燥きくらげを入れて空気を抜く
・冷暗所で保管する
・乾燥きくらげを包んでいる新聞紙またはキッチンペーパーは、2日に1度変える


【冷凍保存する方法】
・乾燥きくらげを使いやすい大きさに切って、ラップで包む
・ジッパー付きの袋にラップした乾燥きくらげを入れて、空気を抜く
・冷凍庫に保管する


乾燥きくらげの保存期間は1年と言われており、常温保存の場合はジッパー付きの袋やタッパーに乾燥剤も一緒に入れておくことで湿気る心配がなくなります。しかし、きくらげの保存に適しているのは4~16℃といわれているので、気温が高い夏は冷蔵庫に入れるなどの工夫が必要です。

生きくらげを保存する方法・期間は?

生きくらげは、保存する前の下処理として包丁で石づきを取り、沸騰させたお湯で30秒間ゆでてから水気を切っておく必要があります。この下処理を行った上で、ここから紹介する保存方法で保存しましょう。

生きくらげを冷蔵保存する方法

生きくらげを冷蔵保存する方法は、以下の通りです。

①水気をしっかりふき取る
②使用分ごとにラップで包む
③ラップを冷蔵庫の野菜室に入れて保存する


上記の方法での保存期間は、1週間程度です。乾燥きくらげを水で戻したものも、同じ方法で保存できます。

生きくらげを冷凍保存する方法

生きくらげを冷凍保存する方法は、以下の通りです。

①水気をしっかりふき取る
②使用分ごとに冷凍用の保存袋に入れる
③保存袋に入れたきくらげを金属製のバットにのせる
④③を冷凍庫に入れ、急速冷凍する


生きくらげを冷凍した場合の保存期間は、1ヶ月程度です。冷蔵保存より栄養価が高く、しっかりと食感も残るので、多めにきくらげを購入した時は、冷蔵保存することをおすすめします。

冷凍きくらげを解凍するコツ

冷凍したきくらげを和え物やサラダなどに使いたい時には、以下の方法で解凍しましょう。

①冷蔵庫に移して3時間ほど置き、自然解凍させる
②①を水洗いするか、さっとお湯にくぐらせる


冷凍きくらげを加熱調理する場合は、事前に解凍する必要はありません。下処理の段階で加熱しているので、表面をきれいにする目的で水かお湯で洗いましょう。

保存したきくらげが腐った時の見分け方は?

冷蔵または冷凍したきくらげは、季節によっては保存期間内でも傷んでしまうことがあります。食中毒を避けるうえでも、腐っているかどうかを見分けることは大事です。ここでは、保存したきくらげが腐った時の見分け方を説明します。

腐ったきくらげの特徴

使ったきくらげの特徴として、以下のものがあげられます。

・表面が溶けかかっている
・全体の弾力がなくなり、柔らかくなっている
・腐ったような匂いがする
・カビが生えている


きくらげはもともと茶色なので、色の変化で傷んでいるかどうかを判断することが難しい傾向にあります。ただし、腐ると雑菌やカビの繁殖によって柔らかくなったり匂いが変わったりするので、それらを判断の指標とすると良いでしょう。

関連する記事