いわしの保存方法・期間は?そのまま冷凍・冷蔵できる?長持ちのコツを紹介!
いわしの正しい保存方法を知っていますか?今回は、いわしを冷蔵や〈そのまま・つみれ状・開き〉で冷凍保存する方法や保存期間を紹介します。冷凍すると風味は落ちるのでしょうか?いわしを保存前に内臓の下処理の仕方や腐った時の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
③つみれにして冷凍保存する方法
手に入れた量が多かったり、つみれ汁に使いたいならば、いわしを下ごしらえしてから冷凍すると後が楽です。
1.手開きを終えたいわしの尾を切り離す
2.包丁でいわしの身を細切りにしてから潰す
3.調味料などを混ぜ込む
味噌・めんつゆ・酒・塩など、つみれの調味料はレシピにより様々です。小麦粉・片栗粉や、生姜汁(チューブでも可)を使うのもお勧めです。混ぜ込んだら保存袋で冷凍ですが、まとめて入れて平らに伸ばすか、好きな量ごとにラップで包むかが良いでしょう。どちらの方法でも、なるべく空気を抜いておくのがポイントです。
④開きにして冷凍保存する方法
下処理・手開き・骨取りまでの調理をして冷凍するとき、つみれを冷凍するときのように、下ごしらえが可能です。醬油・砂糖・酒・みりんを掛けておくと、解凍してすぐに蒲焼を作ることができます。フライにしたいならば、パン粉までの衣を仕込んでも問題ありません。最後に1枚ずつ分けてラップでくるみ、冷凍してください。
冷凍いわしの解凍方法
基本的には、電子レンジで解凍するか、冷凍状態のまま調理するかの方法があります。
・丸ごと冷凍したいわしは、流水で半解凍する
・すり身をハンバーグやつみれに使うときは、電子レンジで解凍する
・フライの衣を仕込んで冷凍した場合は、解凍せず揚げてよい
下処理せずに冷凍したいわしを、電子レンジで解凍するのはお勧めしません。ちなみに、半解凍で下処理をすると、内臓や血が固まったままなので、取り出しやすいというメリットがあります。ハンバーグやつみれの成形は、電子レンジで解凍してからだとうまくいきます。
保存したいわしが腐った時の見分け方は?
もしもすぐに調理できず、保存期間が長期に渡りすぎていわしが腐ると、どのようになってしまうのかを説明します。
腐ったいわしの特徴
冷凍状態ではわかりづらいのですが、冷蔵や解凍したもので、このような特徴があれば腐っている可能性が大きいです。
・生ゴミのような強い刺激臭がする
・皮を触ったときに、糸を引くようなぬめりがある
・身が乳白色(白濁状態)になっている
特に、刺激臭があれば、食べずに捨てるべきでしょう。冷凍していると腐りにくくなりますが、冷凍焼けすることがあります。これは腐っているわけではありませんが、酸化が進み風味や食感は格段に落ちているサインです。いずれにせよ、いわしは早めに食べるべきですね。
冷凍いわしの美味しいレシピ
いわしには、焼く・煮る・揚げるなど、様々な調理方法が使えます。代表的で、チャレンジしやすいものをいくつか紹介します。
①いわしの煮付け
こちらのいわしの煮付けは、大量に調理したいときにお勧めのレシピです。生姜の辛味は相性が良いので、まとまった数のいわしを美味しく食べたいときに挑戦してはいかがでしょうか。
②いわしフライ
シンプルに衣だけのフライも人気ですが、青魚特有の臭みが苦手ならば、揚げる前に梅肉や青葉を挟むやり方が合うかもしれません。こちらのレシピでは、青葉とチーズを使っているので、臭みが和らぐうえにコクも期待できそうです。