パクチーの味を例えて表現すると?好き嫌いが分かれる理由や苦手克服法も紹介!
【管理栄養士監修】パクチーの味・臭いを例えて表現できますか?今回は、パクチーの味・臭いが〈カメムシ・洗剤〉に例えて表現される理由や好き嫌いが大きく別れてしまう理由を紹介します。パクチーの味・臭いを克服する方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- パクチーの味を例えて表現すると?何の味?
- カメムシ・洗剤の味と例えられる
- パクチーはカメムシと同じ臭い?
- 「コリアンダー」はギリシア語で「カメムシ」
- パクチーの匂い成分がカメムシと同じ
- パクチーに好き嫌いが大きく分かれる理由とは?
- 嗅覚受容体の遺伝子が深く関係している
- パクチーの味・臭いが似ている食材は他にある?
- ①ドクダミ
- ②三つ葉
- ③セロリの葉
- ④セリ
- パクチーの味・臭いを克服する食べ方は?【苦手な人必見】
- ①ドレッシングと一緒に食べる
- ②刻んで食べない
- ③時間をおいて挑戦する
- パクチーの味・臭いを抑える調理法
- ①乾燥させる
- ②加熱調理する
- ③具材に混ぜる
- パクチー初心者におすすめのレシピ
- ①パクチー入り餃子
- ②アボカドとポテトのパクチーマヨサラダ
- ③ほうれん草とチーズのインドカレー
- ④パクチーと豆腐のスープ
- ⑤エビとパクチーの春雨サラダ
- パクチーの味・臭いは好き嫌いが多い
③時間をおいて挑戦する
人間の体は本来、その時必要な栄養を欲するようにできています。なのでその日の体調や不足している栄養に応じて食の好みは少しずつ変化しているといえます。パクチーには消化のはたらきを助けたり、食欲増進などの効果がみられています。
今までパクチーが苦手だった人もこってりしたものを食べ過ぎた翌日や、胃が疲れていると感じているときなどを狙って挑戦してみると、今まで気づかなかったおいしさを感じることができるかもしれません。
パクチーの味・臭いを抑える調理法
パクチーの歴史は古く、もとは医療用として用いられていました。パクチーには消化を助けたり食欲を増進させたり、また鎮静効果もあるといわれています。ここではパクチーの味・臭いを抑える調理法をご紹介していきます。
①乾燥させる
どうしてもパクチーの味や香りを受け付けないという人は“乾燥パクチー”から試してみてはいかがでしょうか。大きめのスーパーや専門店に行くと調味料として取り扱われています。香りは生のパクチーとは全く違い、パセリのようなさわやかな香りがほのかにします。
カレーやビーフシチューなどの煮込み料理を作る際にブーケガルニなどのハーブと一緒に加えると、肉の臭みを消し、さらに味にコクや旨味をプラスすることができます。
②加熱調理する
パクチーは加熱調理をすることで香りを飛ばすことができます。パクチーの栄養には過熱によって壊れてしまうものもありますが、カリウムなどのミネラルはほとんど失われることはないといわれています。
生で使用されることが多いパクチーですが、一度試してみてはいかがでしょうか?また、ニンニクなどの香りの強い薬味や調味料を一緒に使うことで、パクチーの強い香りを調和することができるでしょう。
③具材に混ぜる
餃子のタネのようにほかの具材と混ぜる調理法もおすすめです。様々な味や香りが混ざることでパクチーの新しい風味に気づくことができるかもしれません。
チーズなどを混ぜるとまろやかさが増し、パクチーの香りをマイルドにしてくれます。このとき注意したいのが、細かく刻みすぎないということです。大きめに切ること、混ぜる際に一か所に偏らないようにすることを心掛けましょう。
パクチー初心者におすすめのレシピ
パクチーを食べてみたいけどお店でパクチー料理を食べるには勇気がいるといった方は、お家でチャレンジしてみるのも手です。自分で調理すれば入れる量や刻み具合なども調整できて安心です。ここではパクチーの食べやすいレシピをご紹介していきます。
①パクチー入り餃子
パクチーを少量にして少しずつ慣れていくのにもおすすめのレシピです。ニンニクやショウガ、ウェイパーなど調味料のがパクチーの臭みを抑えてくれるので生で食べるのに比べてだいぶ食べやすくなります。