さつまいもは冷凍保存できる?保存期間は?解凍の仕方やレシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】さつまいもの正しく冷凍保存する方法・期間を知っていますか?今回は、さつまいもの〈生・茹で・ペースト〉での冷凍保存の仕方や、解凍方法・調理法のおすすめを紹介します。冷凍さつまいものレシピ・食べ方のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- さつまいもは冷凍保存できる?
- 加熱調理して冷凍保存するのがおすすめ
- さつまいもの冷凍での保存方法・期間は?
- ①生で冷凍保存する方法・期間
- ②下茹でして冷凍保存する方法・期間
- ③ペースト状にして冷凍保存する方法・期間
- 冷凍さつまいもの解凍方法と調理法
- ①生で冷凍保存した場合
- ②下茹でして冷凍保存した場合
- ③ペースト状で冷凍保存した場合
- 冷凍さつまいものレシピ・食べ方のおすすめ
- ①ポテトアップルパイ
- ②牛肉とさつまいものそぼろ
- ③圧力鍋で作るさつまいもプリン
- ④二色あんぱん
- ⑤さつまいもと大豆のサラダ
- ⑥さつまいもの味噌汁
- ⑦さつまいもとツナのクリーム煮
- ⑧さつまいもとバナナの餅
- ⑨大学芋
- ⑩カスタードクリームで作るスイートポテト
- さつまいもは冷凍保存できる!
さつまいもは冷凍保存できる?
さつまいもが大量にある時、保存方法に困ってしまう事があります。冷凍庫に入れると長期保存できそうですが、さつまいもを冷凍しても良いのでしょうか?
加熱調理して冷凍保存するのがおすすめ
さつまいもは生・加熱どちらでも冷凍庫で保存する事ができます。熱を加えることで甘みが出るので、さつまいもは茹でたりレンジで加熱してから冷凍するのがおすすめです。少し手間は掛かりますが、解凍した後で手間が掛からないといったメリットもあります。
さつまいもの冷凍での保存方法・期間は?
続いて、さつまいもを冷凍保存する方法を見ていきましょう。保存可能な期間についても併せて紹介するので、参考にして下さい。
①生で冷凍保存する方法・期間
下茹でして冷凍するのが面倒な時は、生のままさつまいもを冷凍することが出来ます。方法は以下の通りです。
1.さつまいもを適当な大きさにカットする
2.ボウルなどに水を張り、10分程放置する
3.キッチンペーパーなどで水気を拭き取ったら、フリーザーバッグに入れる
4.空気を抜いて冷凍庫で保存する
さつまいもをカットした後は、水に浸けてアク抜きをするのがポイントです。手間が掛からず簡単に冷凍保存できますが、生のままさつまいもを冷凍すると、解凍した時にスカスカになりやすいです。美味しさを求めるなら、さつまいもは下茹でをしてから保存した方が良いでしょう。保存期間は約1か月です。
②下茹でして冷凍保存する方法・期間
さつまいもを冷凍する時は、生よりも冷凍の方がおすすめです。下記で詳しい方法を紹介するので、しっかりチェックしていきましょう。
1.さつまいもを洗い、輪切りにする
2.10分程水に浸けてアクを取る
3.鍋に多めにお湯を沸かし、さつまいもに串が通るくらいまで煮る
4.串が通ったら、キッチンペーパーなどで水気を取る
5.粗熱を取ったら、フリーザーバッグに入れて空気を抜く
6.冷凍庫に入れる
さつまいもをフリーザーバッグに入れる時は、それぞれ重ならない様に平らにして入れましょう。下茹でしておけば解凍してすぐ使えるので、時短にもなります。
お湯で茹でるのが面倒な時は、500Wの電子レンジで4~5分程加熱しましょう。ただ、お湯で茹でた時に比べてスカスカになりやすいといったデメリットもあります。こちらの賞味期限も、生の時と同じく1ヶ月程となっています。
③ペースト状にして冷凍保存する方法・期間
さつまいもは、ペースト状にして冷凍することもできます。
1.さつまいもを洗ったら、アルミホイルで包む
2.160度のオーブンで60分程焼き上げる
3.2の皮を剥き、裏ごしする
4.粗熱を取ったら、フリーザーバッグなどに入れて冷凍庫に入れる
さつまいもをペースト状にして保存する場合は、オーブンで焼いて焼き芋にしてから冷凍保存しましょう。この方法で冷凍したさつまいもペーストはそのままパンに浸けても美味しいですし、製菓の材料にもなります。多めに作っておいて、色々な使い方で活用してみましょう。保存期間は2週間ほどです。
柳田ゆい
管理栄養士
冷凍するときは、小分けにすると便利です。 甘煮にして冷凍しても良いですね!
冷凍さつまいもの解凍方法と調理法
続いて、冷凍したさつまいもを上手に解凍する方法を見てみましょう。風味や食感を損なわずに楽しめる解凍方法を紹介します。
①生で冷凍保存した場合
生のまま冷凍したさつまいもは、解凍せずそのまま調理に使用しましょう。冷たい揚げ油に冷凍さつまいもを入れて、ゆっくり揚げていけばおいしいさつまいもの素揚げが完成します。素材の味を愉しめますし、食感もほくほくに仕上がるのでおすすめです。ただ、炒め物には筋感があり、おすすめできません。