イクラは冷凍保存できる？解凍方法や賞味期限は？レシピや腐敗の見分け方を紹介！
いくらを冷凍保存する方法を知っていますか？いくらは冷凍保存すると長く日持ちするので便利です。今回は、いくらを冷凍する方法・コツや解凍方法、保存期間の目安を紹介します。冷凍いくらの腐った場合の見分け方やレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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いくらを冷凍保存するポイントは？
秋が旬のいくらは、いくら丼や寿司などの様々な楽しみ方が出来る、見た目の彩りも良い食材です。いくらは冷凍保存することができますが、冷凍する際にはいくつかのポイントを守って保存することが大切です。ここでは、いくらを冷凍保存する際のポイントを解説します。
①生筋子は塩漬け・醤油漬けにする
味が付いていない生筋子を購入した場合は、あらかじめ塩漬けや醤油漬けにしてから冷凍する必要があります。生筋子自体には味がほとんどなく、そのままでは生臭さがある上に日持ちしないため、塩や醤油に漬け込むことで味を良くしながら日持ちも長くすることができます。
なお、生筋子には膜が付いていますが、この膜を取り除いて卵をばらした状態のものがいくらです。塩漬けや醤油漬けは、筋子・いくらのいずれの状態でもできるので、好みに合わせた状態で漬け込んでください。
②容器を使って小分けにする
いくらを冷凍する際は、容器を使って一度に使う分量に小分けしてから冷凍するのがポイントです。一度に大量のいくらを冷凍してしまうと、使うたびに冷凍と解凍を繰り返すことになり、そのたびに味や品質が落ちていきます。さらに、冷凍や解凍を繰り返すと腐りやすくなってしまうので、長く良い品質で楽しむためにもあらかじめ必要な分量に分けておいて下さい。
③短時間で冷凍する
いくらに限らず多くの食品は、時間をかけて冷凍すると、冷凍の過程で細胞が破壊されて味や食感が悪くなります。解凍した後でも美味しいいくらを楽しむためにも、冷凍する際は短時間で冷凍することが大切です。冷蔵庫に急速冷凍モードなどがある場合には、適宜活用することで、いくらの美味しさを長く保つことが出来るでしょう。
いくらを冷凍保存・解凍する方法は？
いくらは冷凍保存することができることが分かりましたが、具体的にはどのような手順で冷凍すればよいのでしょうか。ここでは、いくらを冷凍する方法や手順について、解凍する方法も併せて紹介します。
いくらを冷凍する方法・手順
いくらを冷凍する際は、以下の手順で行いましょう。
①いくらを冷凍する前日に金属製のトレーなどを冷凍庫に入れておく
②いくらを1回分ずつの分量に小分けしてジッパーバッグや密閉できる容器に入れる
③②を①のトレーの上に置く
④トレーごと冷凍庫に入れて急速に冷凍する
いくらは短時間で冷凍することで、冷凍・解凍後もその美味しさを保持できます。金属製のトレーは熱伝導率が良く、トレーの上に乗せた食材を素早く冷やすことが出来るので、上手に活用しましょう。なお、トレーが無い場合はアルミ箔でも代用可能です。
また、いくらを少量ずつ小分けして冷凍したい場合は、いくらをラップで包んだ後にジッパーバッグなどに入れて保存するのもおすすめです。その際、ラップで包む時に空気が入らないよう注意しましょう。
いくらの解凍方法
冷凍したいくらを解凍する方法としては、以下の2つがあります。
・冷蔵庫に移して解凍する
・ジッパーバッグのまま氷水に浸けて解凍する
冷凍したいくらを料理などに使用する際は、なるべく食べる前日のうちに冷蔵庫に移して時間をかけて解凍しましょう。時間をかけて解凍することで、冷凍前のいくらの美味しさや食感を取り戻しやすくなります。なお、急いで解凍したい場合などには、ジッパーバッグなどに入れたまま氷水に浸けておけば早く解凍できます。
冷凍した食材は流水で解凍することもありますが、いくらの場合は流水に当たると卵が割れてしまう可能性があるので流水解凍は避けてください。
冷凍いくらの賞味期限の目安は？
ここまではいくらを冷凍保存する方法やポイントなどを解説しましたが、いくらを冷凍した場合、賞味期限はどのくらいになるのでしょうか。保存中に賞味期限が過ぎてしまうことがないよう、期限の目安についてしっかり理解しておきましょう。