菓子パンの冷凍での保存方法は?袋のままはNG?解凍法や賞味期限の目安も解説!
菓子パンは冷凍で保存できるのでしょうか?同じ菓子パンでも種類によって異なるようです。今回は、菓子パンを冷凍保存する方法や日持ち期間のほか、解凍のコツも紹介します。菓子パンの賞味期限が切れた時の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
購入時の袋のまま冷凍保存をするとパンの表面が空気に触れる状態が続くので、パンが乾燥しやすくなります。前述した通り、パンを冷凍保存する場合には購入時の袋から取り出して、ラップで1つずつ小分けに包むことが大切です。
②本格的なカスタードクリームを使用したパンは冷凍保存を避ける
とろみの強い本格的なカスタードクリームを冷凍して解凍すると、クリームがポソポソになり食感が悪くなります。本格的なカスタードクリームは油分が多く冷凍には向かないので、冷凍保存は避ける方が無難です。
(*カスタードクリームを冷凍で劣化させずに保存する方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
冷凍の菓子パンを解凍する方法は?
ここからは、冷凍した菓子パンの解凍方法を紹介していきます。自然解凍だけでなくレンジでも解凍ができるので、時間がない時にも簡単に解凍ができます。
①自然解凍
冷凍保存した菓子パンは自然解凍が最も適していて、凍ったままトースターなどで焼くよりも焼きムラを防げます。食べる前日の夜に冷蔵庫に入れるか、ラップで包んだまま2〜3時間常温で解凍するのがおすすめです。解凍した後は、焼かずにそのまま食べられますが、オーブントースターで温めるとより美味しく食べられます。
②レンジで加熱解凍
冷凍した菓子パンを電子レンジで解凍する場合は、ラップに包んだまま温め機能で20〜30秒ほど加熱します。電子レンジでパンを加熱しすぎると、パンが固くなったり中の具が破裂したりする恐れがあるので注意しましょう。こちらも解凍後にオーブントースターで温めると、表面がカリカリになって美味しく食べられます。
ただし、表面にクリームやチョコレートでのコーティングがある場合は、加熱によって溶けてしまうのでレンジ解凍ではなく自然解凍がおすすめです。
冷凍の菓子パンが賞味期限切れた時の見分け方は?
冷凍の菓子パンの賞味期限が切れると、どのような変化が現れるのでしょうか。変化の特徴や見分け方を、併せて解説していきます。
賞味期限が切れた菓子パンの特徴
冷凍の菓子パンの賞味期限が切れた時の特徴は、以下のようなものがあります。
・乾燥している
・変色している
・異臭がする場合がある
賞味期限が切れた菓子パンは、以上のように見た目や臭いなどに変化があるようです。これは冷凍焼けをしている場合に見られる変化で、冷凍保存中にパンの水分が乾燥し油脂が酸化している状態です。冷凍焼けした菓子パンは解凍しても味や風味が落ちている場合が多く、庫内の匂い移りなども気になり美味しく食べられません。
なお、賞味期限内でも保存状態が悪いと冷凍焼けをするので、注意が必要です。
(*パンの賞味期限・消費期限が切れたら食べられるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)