みょうがの旬の時期・季節はいつ?種類で違う?選び方や栄養価なども紹介!

【管理栄養士監修】みょうがの旬の時期を知っていますか?今回は、みょうがの旬や収穫時期・季節にくわえ、主産地・生産量などを紹介します。またみょうがの種類についても取り上げています。みょうがの栄養価や選び方のほか、レシピ・食べ方のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 永倉沙織
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管理栄養士としてサプリメント会社に年勤務。その後、サプリメント アドバイザーを取得してフリーランスとして活動を開始。美容・健康メディアの掲載記事・...
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管理栄養士としてサプリメント会社に3年勤務。その後、サプリメント アドバイザーを取得してフリーランスとして活動を開始。美容・健康メディアの掲載記事・食事アドバイス&サプリメントプログラム監修など行なっています。 現在は無理な食事制限や偏った食生活に警鐘を鳴らし、食べることでカラダの調子を整え美しく健康的なカラダ作りの方法を伝えています。膨大な美容・健康情報から正しい選択と自分に合った方法を見つけていただきたいです。

目次

  1. みょうがの旬の時期・季節はいつ?種類で違う?
  2. みょうがの旬の時期・季節は3回ある
  3. 花みょうがの旬は夏と秋
  4. みょうがだけの旬は春
  5. みょうがの主産地・生産量
  6. みょうがの選び方や栄養価は?
  7. 食べ頃なみょうがの選び方のポイント
  8. みょうがの栄養価・効能
  9. みょうがの旬の食べ方・レシピのおすすめ
  10. ①甘酢漬け
  11. ②中華風スープ
  12. ③おかか和え
  13. 【厳選】みょうがのおすすめ商品を紹介!
  14. 森田自然農園|【500g】自然栽培 本谷みょうが 500g【送料0円〜】
  15. みょうがを旬の時期に美味しく食べよう

みょうがの旬の時期・季節はいつ?種類で違う?

香辛野菜として日本人は古くからみょうがを食してきましたが、旬の時期・季節は種類によって異なります。みょうがを美味しく食べるためにも知っておきましょう。

みょうがの旬の時期・季節は3回ある

みょうがの旬は春、夏、秋の3回あり、種類によって異なります。2種類に分けられ、それぞれ「花みょうが」「みょうがだけ」と呼ばれています。見た目が全く異なるので見分けることは簡単です。花みょうがとは一般的にみょうがとして知られている種類で、花の蕾のような形をしています。一方みょうがだけは細長い棒状で、みょうがの若い茎の部分となります。

花みょうがの旬は夏と秋

みょうがの旬が3回あるのは、花みょうがの旬が2回あるからです。7月から8月にかけて収穫されるみょうがは「夏みょうが」と呼ばれます。そして9月から10月にかけて収穫されるみょうがは「秋みょうが」と呼ばれています。

夏みょうがと秋みょうがは見た目も食感も異なります。夏みょうがは比較的小ぶりで、中身があまり詰まっていません。一方秋みょうがは大きく、色も鮮やかで身も詰まり、しゃきしゃきとした食感も強ため一般的には秋みょうがの方が美味しいとされています。

みょうがだけの旬は春

みょうがだけの収穫時期は3月から4月ごろで、収穫には手間がかります。例えば美味しそうに見せるための色付けという作業はほんのりと赤い色に仕上げるために光を当てる必要があります。その加減が難しく、光に当てたとしても綺麗に色付かないこともあるようです。

みょうがの主産地・生産量

みょうがを香辛野菜として食すのは日本だけだとも言われていますがが、みょうがの主な生産地はこのようになっています。

【みょうがの主産地TOP5】
・高知県 4,733トン
・奈良県 137トン
・群馬県 101トン
・秋田県 85トン
・山形県 47トン


圧倒的な生産量を誇る高知県の割合は、全体の90パーセント以上を占めています。高知県の生産量の60パーセントを占めているJA土佐くろしおでは、病気を引き起こす原因となる連作障害を防ぐため土耕は行わず、ココナツやしという養液栽培を採用しています。

みょうがの選び方や栄養価は?

みょうがはメインの食材として食べることは少ないですが、香り高く料理を一味美味しくしてくれます。そんなみょうがの選び方のポイントや栄養価について見ていきましょう。

食べ頃なみょうがの選び方のポイント

美味しいみょうがは見た目や感覚から見極めることができます。食べ頃なみょうがを選ぶ際におさえておきたい5つのポイントがこちらです。

・色つやが良い
・持った時に重みがある
・ふっくらと丸みがある
・花が咲いていない
・大きすぎない


食べ頃であるみょうがは水分を多く含んでいるため、色つやが良く丸みがあります。みょうがの質量の90パーセント以上は水分で、持った時に重みを感じるのはしっかりと水分を含んだみょうがです。食べ頃を過ぎてしまうと大きくなり、中身がすかすかで食感が悪くなっています。また花が咲く時には繊維が硬くなってしまいます。

みょうがの栄養価・効能

みょうが100gあたりのカロリー・糖質量や栄養素について見ていきましょう。

【みょうがの成分】
カロリー:12kcal
水分:95.6g
タンパク質:0.9g
糖質:0.5g
食物繊維:2.1g
脂質:0.1g

【主な栄養素】
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンC
・葉酸
・αピネン(アルファピネン)

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています

ビタミンB1には糖質をエネルギーに変える働きがあり、不足するとエネルギーを生産する機能が低下するので、疲れや食欲不振などに至ります。ビタミンB2には脂質や糖質、タンパク質をエネルギーに変える働きがあり、また皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きがあります。口内炎や口角炎などの炎症が起きる原因の一つに、ビタミンB2の不足があります。

タンパク質の一種であるコラーゲンを生成するのに必要なのがビタミンCで、皮膚や粘膜の健康を維持する働きがあります。またストレスへの抵抗力もあり、精神的・物理的ストレスのいずれかでも感じやすい人は日頃からの摂取を心がけることが大切です。葉酸はビタミン12と合わせて血液を生成する働きがあり、不足すると貧血になりやすくなります。

またみょうの独特な爽やかな香りはαピネンという香り成分によるものです。眠気を覚ましたり胃腸を活発にするほか血行を良くし、ホルモンバランスを整える作用があります。

(*みょうがについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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