ブルーチーズのカビが食べれる理由は?ふわふわだと毒性が強くて危険?正しい保存方法も紹介!
ブルーチーズの青カビは食べれるかどうか知っていますか?今回は、ブルーチーズの青カビが食べれる理由や健康効果に加えて、食べれないカビの種類についても紹介します。ブルーチーズの保存方法・賞味期限や、アレンジレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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臭いブルーチーズの青カビは食べられる?体に悪い?
独特な臭いと見た目でありながらも世界中で愛されているブルーチーズの青カビは、食べることができます。パンや餅などに生える青カビは発ガン性物質や有毒物質を生成すると言われていますが、ブルーチーズの青カビは害はないのでしょうか。ここでは、ブルーチーズの青カビが食べても大丈夫な理由を解説します。
ブルーチーズの青カビが食べられる理由
前述した通り、通常青カビからは発がん性物質や有毒物質が生成されるため、食べるのは避けたほうが良いと言われています。しかしブルーチーズに含まれる青カビは有害物質を生成しない種類である場合が多いほか、毒素成分がチーズの熟成の過程で分解されているので体に無害です。
さらにブルーチーズには体に良いとされる物質であるラクトトリペプチドが多く含まれているため、健康効果も期待できます。
ブルーチーズのカビには健康効果がある
前述したブルーチーズに含まれるラクトトリペプチドが、健康にどのような効果があるかを見ていきましょう。
・血管を柔らかくする
・血流を良くする
・血圧を下げる
上記の通りラクトトリペプチドには様々な健康に良い効果がありますが、加熱すると成分が壊れてしまうので注意しましょう。ラクトトリペプチドには壊れた血管を修復する効果もあるため、ブルーチーズを定期的に食べることは、不整脈や心臓病などの予防にも役立ちます。
カビアレルギーの人は要注意
ブルーチーズの青カビは安全で食べることができますが、カビアレルギーを持っている人は避けるようにしましょう。ブルーチーズを食べることでアレルギー反応が起こり、咳き込んだり発疹が出るなどのアレルギー症状が出る可能性があります。
ブルーチーズのカビには食べれない種類もある?【危険】
ここまでブルーチーズに映えている青かびは食べても健康に無害だと説明しましたが、カビの中には食べられない種類もあるのでしょうか。ここでは、ブルーチーズに発生する食べられない種類のカビについて紹介すると共に、食べてしまった時の対処法を紹介します。
ふわふわした白カビは毒性があるので食べられない
出典: @yossense
上の画像のように、保存中に白くて綿のようにふわふわしたカビがブルーチーズに発生した場合は注意が必要です。チーズの中には食べても安全な白カビを故意に生やした白カビチーズとブルーチーズを組み合わせたものもありますが、これは保存中に生える白カビとは別物です。
突然白カビが生えてしまったブルーチーズは、白カビの毒性によって食べると健康を害する可能性もあるので食べずに処分することをおすすめします。
白いカビのブルーチーズを食べた時の対処方法
白いカビに気づかずに間違って食べてしまった場合、少量であれば胃酸で死滅するので問題ありません。不安がある場合には、以下のような抗菌作用のあるものを食べましょう。
・梅干し
・米酢
・大根おろし
・生姜
・シソ
上記のような食材は殺菌作用や消化を促進する効果を持つため、食中毒の応急処置に活用されています。白いカビの生えたブルーチーズを食べてしまったことに気付いた場合は、上記の食材を食べて様子を見てください。大量に食べてしまった場合や体調が悪くなってしまった時は、病院の受診も検討しましょう。
(*チーズの種類別のカビについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)