もずくの賞味期限はどれくらい?腐敗の見分け方は?日持ちする保存法も紹介!
もずくの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、もずくの賞味期限を〈生・塩漬け・塩抜き〉など種類別に比較して、期限切れでもいつまで食べられるのかなど紹介します。もずくの賞味期限切れ・腐った場合の見分け方や、日持ちする保存方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
もずくは状態によって賞味期限は違うことはわかりましたが、その期間を過ぎたらすぐに食べられなくなるのかが気になる人もいることでしょう。ここでは、賞味期限が切れたもずくはいつまで食べられるのかについて説明します。
賞味期限の定義
賞味期限は、未開封のまま定められた方法で保存した際に美味しく食べられる期間を意味します。日本では検査などによって算出された賞味期限に、1未満の安全係数を乗じた実際より短めの期間が表示されているため、期限を多少過ぎても問題はありません。しかし消費期限は安全に食べられる期間を指しているので、期日を過ぎた場合は危険を伴う場合があります。(※1)
もずくが腐っていなければ賞味期限切れでも食べられる
市販されているもずくは賞味期限が切れても、腐っていなければ食べることはできます。しかし、正しく保存しているつもりでも傷んでしまうこともあるので、食べる前に腐っていないかどうかを確認する必要があります。もずくが腐っているかどうかの見分け方は、次章で詳述するので参考にしてください。(※2、3)
もずくの賞味期限が切れて腐るとどうなる?
もずくの賞味期限が切れて傷んでしまうと、正常な状態では見られない特徴が表れます。また、賞味期限内であっても保存状態が悪ければ、腐る確率は上がります。ここでは、賞味期限が切れるなどして、もずくが腐るとどうなるのかについて説明しましょう。
腐ったもずくの特徴
腐ったもずくの特徴として、以下のものがあげられます。
・白いカビが生えている
・パックがパンパンに膨らんでいる
・もずくがドロドロに溶けている
・悪臭がする
・もずくの色が濃すぎる
・水につけると濁る
上記の特徴のうち一つでも見られたら、もずくが腐っている可能性が高いです。賞味期限内であっても、上記のような状態に陥ったもずくは食べると食中毒などを起こす場合もあるので、食べずに処分するようにしましょう。
もずくの日持ちする保存方法は?
もずくをできるだけ日持ちさせたいのであれば、正しい保存方法を知っておくことが大切です。ここでは、もずくの日持ちさせる保存方法を紹介します。
もずくは冷凍保存で日持ちする
もずくは冷蔵より冷凍で保存する方が、日持ちする期間が長くなります。生のもずくを冷凍保存する方法は、以下の通りです。
①もずくを流水で洗い、異物を取り除く
②密閉容器またはジッパー付き保存袋に入れる
③②からできるだけ空気を抜く
④③を急速冷凍させる
保存容器から空気を抜くのは、酸化による劣化を防ぐためです。また急速冷凍するのは、もずく内部の水分が凍る際に膨張するのを最小限に抑えることで、細胞の破壊を防いで食感や風味の変化を防ぐためです。
急速冷凍の機能がある場合は活用するのがおすすめですが、無い場合は金属バットの上に密閉容器またはジッパー付き保存袋を置いて冷凍庫に入れるだけでも急速冷凍ができます。また、生のもずくだけでなく、塩蔵や塩抜き、味付き、乾燥したものであっても、冷凍保存した方が日持ちする期間が長くなります。食べられない分は、冷凍保存する習慣をつけましょう。
もずくの賞味期限に注意しよう
今回は、もずくの賞味期限を生・塩漬け・塩抜など種類別に比較して、期限切れでも食べられるかなどを紹介しました。もずくは冷凍しても風味が変わらない食材なので、すぐに食べない場合は新鮮なうちに正しい方法で冷凍保存しておくのがおすすめです。賞味期限には十分注意しながら、もずくを美味しく食べきりましょう。