数の子とは何の魚の卵?食べ方・調理法は?名前の意味やとびことの違いも解説!
数の子とは何の卵か知っていますか?数の子はおせち料理の定番ともいえる食材です。今回は、数の子の名前の意味や、とびことの違いに加えて、新鮮な選び方も紹介します。数の子の食べ方・調理方法や、人気アレンジレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
数の子を選ぶときは、薄皮がついている数の子を選んだ方が鮮度が高い可能性があります。塩抜きをした数の子は時間が経過するにつれて鮮度が落ちてしまうので、塩抜きされていない数の子を選ぶことが大切ですが、その判断基準の一つが薄皮の有無です。薄皮が付いていれば塩抜きされていない目安になるので、薄皮の有無をしっかり確認してください。
②黄色い物を選ぶ
新鮮な数の子は深みのある黄色い色をしているので、選ぶ際には色にも注目するのがポイントです。数の子は鮮度が悪くなると黒ずみますが、この黒ずみを過酸化水素で漂白しているものもあります。このようなものは不自然な白さがあり、食感も悪くなっているので避けた方が良いでしょう。
③身が欠けずにふっくらしているものを選ぶ
新鮮な数の子は、割れがほとんどなく卵と卵の間がしっかりと密に埋まっていて、身こぼれしていないのが特徴です。数の子は個体によって差があるので、しっかりと見比べてなるべくふっくらしている大きなものを選びましょう。
数の子の食べ方・調理方法は?
数の子を美味しく食べるためには、正しい食べ方や調理方法を知っておくことが大切です。ここでは数の子を食べる時の下ごしらえやおすすめの調理方法を紹介します。
①数の子の塩抜きをする
数の子を食べるには、まず下処理として浅漬けくらいの塩加減を目安に塩抜きをする必要があります。ちょうど良い塩加減にするはコツはこまめに味見をすることで、塩が抜けていない場合には塩水に漬ける時間を少し長めにします。ただし、塩を抜き過ぎないように注意をしましょう。
②数の子の味付けをする
塩抜きが済んだ数の子は以下の材料と手順で味付けをしましょう。
【材料】
・数の子(塩抜きしたもの):250g
・酒:200ml
・みりん:大さじ1杯
・薄口醤油:大さじ1杯
・鰹節(花かつお):10g
【作り方】
①鍋に酒、みりんを入れ中火にかけて沸騰させアルコールを煮切る
②薄口しょうゆを加え中火で沸騰したら火から下ろす
③かつお節を加えて粗熱を取り、キッチンペーパーを敷いたザルで濾す
④密封容器や袋に冷めたダシを入れて、その中に数の子を入れる
⑤冷蔵庫で一晩以上寝かせる
⑥汁気を切り食べやすい大きさに切り、器にもる
上記は数の子の基本的な味付けですが、ダシは鰹節だけでなく昆布などに好みで変えてください。甘さや塩加減も好みで調味料を調整できるので、好きな分量を見つけてみるのもおすすめです。味付けした数の子は冷蔵庫で2日おくと味がしっかりしみ込むので、おせちに使う場合は早めに仕上げておくと美味しい状態で元旦に味わえます。
数の子の人気アレンジレシピ
お正月には数の子が食べ切れずに残ってしまうことがありますが、そのような場合は数の子をアレンジした料理を作ってみましょう。ここでは数の子を使用した人気のアレンジレシピをいくつか紹介します。
①数の子とサーモンのサンド
数の子とサーモンのロールサンドは、おやつやオードブル・お酒のおつまみにピッタリの一品です。具材を混ぜてペーストを作っておくと、カナッペやオープンサンド・サンドウィッチなどにも応用出来ます。