白魚とは?素魚・しらすとの違いは?旬・産地など特徴や食べ方のおすすめも紹介!

白魚はどんな魚か知っていますか?白魚は寿司のネタとして見かけることも多い食材の一つです。今回は、白魚の〈旬・主産地・味・大きさ〉などを〈素魚・しらす〉と比較して紹介します。白魚の食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 白魚(シラウオ)とは?どんな魚?
  2. 白魚の旬・生態
  3. 白魚の味・食感
  4. 白魚と素魚(シロウオ)の違いとは?
  5. ①生物学的な分類
  6. ②旬・主産地
  7. ③大きさ・見た目
  8. ④味・食べ方
  9. 白魚としらすの違いとは?
  10. ①生物学的な分類
  11. ②旬・主産地
  12. ③大きさ・見た目
  13. ④味・食べ方
  14. 白魚のレシピのおすすめ
  15. ①白魚の卵とじ
  16. ②白魚のフリッター
  17. ③白魚のチヂミ
  18. 白魚を食べてみよう

白魚(シラウオ)とは?どんな魚?

白魚は江戸前寿司や軍艦などの食材としても見かけることがありますが、一体どのような魚なのでしょうか。ここでは古くから日本で親しまれている食材の1つである白魚について、その特徴や旬、味などを解説します。

白魚の旬・生態

白魚は茨城県や島根県が産地として有名ですが、北海道から九州まで全国に広く分布しています。旬は2月~4月で、産卵から成魚になるまでに1年しかかからず、産卵後に雄雌ともに一生を終えるとても短命な魚です。そのため、産卵期の白魚を保護する目的で採取禁止期間が定められていつ地域もあります。白魚は稚魚に間違えられることが多いですが、立派な成魚です。

白魚の味・食感

白魚は鮮度が高いと生で食べることができ、産地では踊り食いなどの食べ方で提供されることもあります。食感はぷりぷりしていて、生だと肝のような苦味が味わえるのが特徴です。一方で始めから塩ゆでされている白魚も多く、茹でられた白魚は生とは違い、歯切れのいいふわふわとした白身魚のような食感になります。

Twitterの口コミ

【今宵のお刺身】霞ヶ浦産の白魚のお刺身を初食験🐟

なんなんだ⁉️このプチプチとした食感は❗️ほんのりした甘味もたまらない❤️

霞ヶ浦のダイヤモンドの名にふさわしい逸品😋

Twitterの口コミ

生白魚のかき揚げ300円

揚げることで白魚の甘味を感じ、玉ねぎがパリパリで良い感じです🐟

白魚と素魚(シロウオ)の違いとは?

白魚とよく似ている魚で素魚(シロウオ)という魚があり、名前も似ていることからよく間違えられがちですが、素魚とはどのような魚なのでしょうか。ここではこの2つの魚の旬や産地、見た目の違いなどを比較して解説します。

①生物学的な分類

白魚はキュウリウオ目シラウオ科シラウオ属の魚なのに対し、素魚の方はスズキ目ハゼ科シロウオ属の魚です。どちらも似たような見た目をしていますが、全く種類の違う別の魚と言えます。白魚も素魚も小さく、稚魚に間違えられることが多いですが、販売されている白魚、素魚はどちらも成魚になります。

②旬・主産地

素魚の旬は2〜4月で、白魚と同じ時期に旬を迎えます。素魚は宮城県や愛媛県、福岡県が産地として有名で、白魚同様に全国に広く分布しています。素魚の旬も地域によって異なり、白魚同様春を告げる魚として親しまれており、旬の時期で白魚と素魚の違いを判断することは難しいと言えるでしょう。

③大きさ・見た目

白魚は成魚になっても全長10cm程にしかならず、半透明や白色の透き通るような体が特徴です。一方で素魚はさらに小さく成魚になっても3〜6cmほどにしかなりません。黄色がかった半透明な体をしており、ヒレの形がハゼ特有の形態です。どちらも小さな魚ではありますが、ヒレや口先などの形が異なるので見比べてみると良いでしょう。

④味・食べ方

素魚の産地では、生きたまま三杯酢や黄身醤油などをかけて食べる、踊り食いを味わうことができます。なお、白魚に関しては水揚げから1分程度で死んでしまうため、基本的に踊り食いには向いていません。素魚自体の味はあまりなく、踊り食いのほかに旬を感じる食材としてかき揚げや卵とじなどの料理にして食べるのが主流です。

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