白魚とは?素魚・しらすとの違いは?旬・産地など特徴や食べ方のおすすめも紹介!
白魚はどんな魚か知っていますか?白魚は寿司のネタとして見かけることも多い食材の一つです。今回は、白魚の〈旬・主産地・味・大きさ〉などを〈素魚・しらす〉と比較して紹介します。白魚の食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
白魚としらすの違いとは?
白くて小さな魚というと、白魚や素魚以外にもしらすが有名です。しらすも白魚や素魚と混同されがちな魚ですが、それぞれ全くの別物です。しらすはどういうものなのか、その特徴や旬などを白魚と比較しながら解説します。
①生物学的な分類
しらすはカタクチイワシや真イワシ等、体に色素がない白いイワシ類の稚魚をまとめてしらすと言います。白魚や素魚とは違って、しらすは様々な魚の稚魚の総称を指し、成魚になると名称が変わるのも違いの1つです。
②旬・主産地
しらすの旬は5月〜11月と幅が広く、産地によって変わります。白魚同様、しらすも保護のため禁漁期間がある地域も少なくありません。しらすを摂りすぎてしまうとイワシの漁獲量にも影響してしまうため、禁漁期間は長く、12月~3月ごろまで禁漁としている地域が多いです。
しらすは兵庫県や静岡県、神奈川県、大分県などが産地として有名で、白魚同様しらすも全国に広く分布します。釜揚げしらすは1年中流通していますが、生しらすは旬の時期にしか流通せず、冬前には身が引き締まった脂の乗ったしらすが流通するので食べるのであれば秋のしらすがおすすめです。
(*しらすの旬の時期について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③大きさ・見た目
しらすの体長は1〜2cmと小さく、見た目は白魚同様に生だと半透明、茹でると白くなります。しらすは稚魚の総称で成魚になると別の名称に変わるため、しらすとして食べられる魚は小さいのが基本です。
④味・食べ方
しらすは新鮮なものだと生で食べることができ、そのまま醤油をかけていただけます。生だと程よい苦味があり、茹でると苦みが軽減され甘みが増します。生でも釜揚げでも調理法はあまり変わらず、丼や寿司はもちろんパスタや卵焼きなどの料理に入れることもあり、様々な楽しみ方ができます。苦味が苦手な人は釜揚げしらすがおすすめです。
白魚のレシピのおすすめ
白魚を使ったおいしく簡単に作れるレシピを紹介します。家庭でも旬の白魚を楽しむことができるレシピを紹介するので是非試してみてください。
①白魚の卵とじ
定番の白魚料理の1つである卵とじは、白魚の苦みが抑えられるので食べやすい仕上がりになります。おかずにしても丼にしても楽しめる1品です。