なすの賞味期限の見分け方は?日持ちさせる保存方法のコツを伝授!
【管理栄養士監修】なすの賞味期限は保存方法によって変わることを知っていますか?今回は、なすの賞味期限・痛み具合の見分け方や〈冷蔵〉〈冷凍〉などの保存方法で日持ちさせるコツを紹介します。なすの作り置きにおすすめなレシピも紹介するので参考にしてくださいね。
目次
(*ナスの鮮度の見分け方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
なすを日持ちさせる保存方法は?
ナスの保存方法別の賞味期限の目安を紹介しましたが、次はナスをより鮮度を保った状態で日持ちさせる保存方法のコツを紹介します。
野菜室で冷蔵保存
ナスの保存の適温は10~12℃と高めなので、冷蔵庫の野菜室で保存するようにしましょう。冷蔵室で保存すると低温障害を起こし、鮮度が落ちる原因となってしまいます。また、ナスは水分が多く、この水分をいかに逃さないかが鮮度を保つポイントになります。
【やり方】
①ナスを新聞紙・キッチンペーパーで包む
②包んだナスをラップで包む
③野菜室で保存する
調理して冷凍保存
ナスは調理して冷凍保存すれば、賞味期限も1ヶ月程度持つのに加え、油などで炒めていれば調理時に解凍せずに使うことができ、便利です。ただ、解凍した水が油と反応し跳ねることがあるので、調理時は注意するようにしてくださいね。
【やり方】
①ナスを好みのサイズにカットする
②油でナスを炒める
③調理し終わったナスの粗熱をとり密封できる袋に入れて保存する
住吉彩
管理栄養士
ナスは油との相性がいい野菜なので、揚げ物や炒め物、またグラタンやトマト煮込みなどにして作り置きを作っておくことで、毎日のお食事の時短にもなります。
カットして冷凍保存
調理せずに、カットしてそのまま冷凍することもできます。しかし、調理しない場合はアク抜きをする必要があるので忘れないようにしましょう。解凍はせずにそのまま調理に用いて問題ありません。
【やり方】
①ナスを一口サイズにカットする
②カットしたナスを水に10分晒しアク抜きをする
③水気を取った後、密閉できる袋にかさばらないように入れる
ただ、皮の匂いが残っている場合があるので、その際はお浸しなどナスがメインの料理よりも、カレーなどの具材として使うのがおすすめです。
(*なすの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
なすは正しく保存すれば日持ちする
ナスは水分が多く、日持ちしない野菜ではありますが、正しく保存することで1ヶ月程度、賞味期限を伸ばすことが可能です。今回紹介した保存方法のコツを参考にして、美味しい状態をキープできるように試してみてはいかがでしょうか?