大根が旬の時期はいつ?冬?夏?春大根との違いやレシピのおすすめなども紹介!
【管理栄養士監修】大根が旬の時期はいつか知っていますか?今回は、大根の旬・収穫時期と産地の関係や春・夏大根の特徴なども紹介します。美味しい大根の選び方のポイントも葉と根に分けて説明します。大根の旬におすすめなレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
大根が旬の時期はいつ?
大根は一年中食べることができますが、一番美味しい旬の季節がいつなのか詳しく説明します。
渡邉詩織
管理栄養士
大根は古くから日本で栽培されてきた野菜で、春の七草のスズシロは大根のこと。各地で様々な品種の大根が作られています。
大根が旬の季節は冬
大根は一年中食べることができますが、一般的に旬の季節は冬とされています。特に12月〜2月には甘みと水分しっかりある大根で、実も引き締まっています。繊維が柔らかいため味が染み込みやすいだけでなく煮崩れもしにくいので、おでんや煮込み料理向きなのが冬が旬の大根の特徴です。
夏・春の大根の特徴
大根が旬の季節は冬ですが、最近では冬に種まきをして、春・夏に収穫される大根もあります。3月頃市場に出回るのは春大根で、煮物よりもサラダや漬物、大根おろしなどの生食向きです。冬大根よりも辛みがあるのが特徴です。
また、春に種まきをして夏に収穫されるのが夏大根で、春大根よりも辛みがあります。硬さも増しますが、みずみずしさがないわけではなく、コリコリとした食感が強くなります。生食も美味しいですが、炒め物にも向いているのが夏大根の特徴です。
大根の旬・収穫時期と産地の関係は?
大根の旬と収穫時期を産地との関係とともに詳しく紹介します。
北海道では夏に収穫される
日本での大根生産量は、北海道が一位です。冬がメインの大根ですが、北海道では春から栽培して6月〜10月を旬とした夏大根です。大根は60日ほどで収穫できるため北海道では年に2回収穫されており、春に種をまいて7月頃とその後にまいたものが10月頃に収穫できます。
日本での主産地・生産量
日本での主産地・生産量のTOP5を紹介します。
北海道 | 168.723t |
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千葉県 | 161.276t |
青森県 | 133.384t |
鹿児島県 | 96.930t |
宮崎県 | 94.138t |
春大根、夏大根、秋冬大根によって生産地も変わってきます。夏大根は比較的気温の低い地域で栽培することが多く、それ以外の大根は全国的に栽培されています。
大根の旬は種類・品種で違う?
大根にはいろいろと種類があり、それによって味・旬・向いている料理も違ってきます。品種別に詳しく説明します。