大根が旬の時期はいつ?冬?夏?春大根との違いやレシピのおすすめなども紹介!
【管理栄養士監修】大根が旬の時期はいつか知っていますか?今回は、大根の旬・収穫時期と産地の関係や春・夏大根の特徴なども紹介します。美味しい大根の選び方のポイントも葉と根に分けて説明します。大根の旬におすすめなレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
①青首大根
上部がうっすら緑色になっているのが青首大根で、最もメジャーな大根です。収穫前に地表に出ていた部分だけ葉緑体ができて緑色になるようです。日本で主流だった白首大根と比べて青首大根は病気に強く育ちが早いため収穫しやすいことだけでなく柔らかさと甘さがあることも人気の理由となっています。
主な旬は11月〜2月ですが、全国的に栽培されているため一年中手に入れることができます。葉や皮が乾燥しておらず、ズッシリと重みがあり、緑色は薄いものがみずみずしいものが新鮮な青首大根です。
渡邉詩織
管理栄養士
青首大根はせり上がるため引き抜きやすく、収穫も楽です。
(*青首大根の旬の時期について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
②聖護院大根
聖護院(しょうごいん)大根は丸い大根で、京都の伝統野菜です。旬は青首大根と同じで11月~2月で、丸い形は京都の土壌が浅く根を深く伸ばせなかったことで環境に合わせて変化したと言われています。京都南部の淀地区が中心に栽培されており、淀丸大根、淀大根とも呼ばれています。
青首大根とは形が違うだけではなく、辛みが少なく大根独特のくさみもありません。柔らかいため煮物やふろふき大根には向いていますが、大根おろしには適しません。甘みも強いので生のまま野菜スティックやサラダでも美味しく食べることができます。
(*聖護院大根の旬の時期について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③辛味大根
辛み大根は青首大根より小ぶりで丸みがあり、カブのようね形をしたものもあり、色も白だけではなく赤いものもあります。旬の季節は12月~1月です。名前の通り辛みが強いため、大根おろし専用として使われることが多いです。
水分が少ないので蕎麦などの薬味にしても味が薄まらずに食べることができます。魚の脂とも相性が良いのでトロヤブリなど脂の乗った焼き魚や刺身にピッタリです。皮ごと大根おろしにすると更に辛みが強まります。
(*大根の種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
大根の選び方のポイントは?
美味しい大根の選び方を葉・根に分けて新鮮さを見分けるポイントをそれぞれ詳しく説明します。